◆ T-bird BLOG ◆

817

展示会の多い今日この頃。
あるメーカーさんは冬展だったり、またあるメーカーさんは春展だったりとそれぞれですが、10月、11月は、早朝、始発にて東京へと向かい、その日の深夜には八戸に帰ってくるという日帰り生活が毎週のように続いています。
おっさんになってきたので最近ちょっと腰にきています。


それにしてもこの八戸駅は立派になったものです。
昔は木造の小さな平屋の駅舎に30人も人が入ればいっぱいいっぱいの様相を呈していて、変にゴヤゴヤと混み合っていたものです。


新幹線乗り場の二階待ち合い室からの眺め。
今のところここが出発点で、ここを起点に俊速の旅が始まるのです。
改めて見ると本当に近代的になったものだ。


この日の出張は早めに仕事が終わったので、いつもの東京最終の新幹線では無く、八戸のローカル線がまだ動いている時間に帰り着くことが出来ました。
恥ずかしながら私はこの地に住んでいて今まで一度もこの線にのった事がありませんでした。
そこでこの機会に一度乗ってみようと思い立ち、久し振りにこのプラットホームへと下り立ったのです。
懐かしい!昔はここから、このローカルな線路をガトンゴトンと特急で東京へと向かったものです。


この電車はこれから青森へと向かいます。新幹線から乗り継ぎ、青森へは約一時間の道程です。
もうすぐ新幹線が青森まで繋がる事でしょう。それまでの辛抱ですね。


今回初めて乗る八戸ローカルです。
八戸駅21時24分発鮫行き2両編成。本日の最終電車。
初めてなのになぜか懐かしさが込み上げるこの感情は日本人特有のものかもしれませんね、感動です。
ほんの十数分の短い旅だったけど実に味わい深いものでした。
次回の出張からも車ではなくこの電車を使おうと心に思った夜でした。
クロコダイルバンブ-と言う新しいスタイルの家具を発表した春展からはや数カ月。
造形作家・三浦孝之氏は今回の秋展(10/17ー10/19)にもかなりの力作を発表しておりました。
場所は前回同様NHKハナミズキホール。


どれどれと期待のたかなる玄関先。
この「手の展」と題した看板もひとつのアートですね。ほんのささいな所まで手を抜かない気持ちがすばらしい。


今回は廃材を巧みに利用しての作品。
廃材の持つ時間が作った色合いをそのままに、部分部分に塗りの輝きを加え、今までにないコントラストのある作品に仕上がっています。
テレビでも置きますか?


和のテイスト満点の座卓。重厚な作りになっています。
これは「塗り」で勝負していますね。
透明感が濁らないように丁寧に十回塗り。気の遠くなる程の作業です。


毎回出品するたびに進化している額物。ハワイモチーフのモンステラも年々リアリティーが増しています。
見ていると落着きますね。


同じ額物ですが、こちらはカラフルな作品です。
女性を描いた物は私自身初めて目にしたように思います。
彼の恋人の姿かもしれませんね。


こういった小さな木製の人形も以前から作っています。
これら人形は、東京の恵比寿にある「ONE LIFE」と言うショップでも買えますよ。
いやー今回も素晴らしい作品の数々でした。
10月19日の日曜日まで開催していますのでお時間のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

私はと言えば、今回どの作品をゲットしたらいいのか苦悩中!
おおおーなんか覚えているー!
このエリアに足を踏み入れたのは43年振り。
それでもやはり多少色褪せてはいるが映像として記憶が残っている。私が幼稚園の頃、遠足で祖母と一緒に来た時の。

ただ、不思議な事に食堂やお土産屋の立ち並ぶこの通りに関しては記憶が無かった。
この小さな商店街も当時からあったと思うのだが全く覚えてはいない。
子供の頃はこういった所こそ覚えているのでは、と思うのだが。
そんなたあい無い事を考えながら、閑散としたこの道を真直ぐ奥へ奥へと進んで行くとありました、ありました。
旧浅虫水族館の建物が。


そうです。ここです。
確かこの建物の向こう側にも、岸沿いにずっと道が連なっていてその途中にトイレがあった様な記憶があります。
現在は関係者以外立ち入り禁止になっているので確かめる事は出来ませんが。
そうだ、それに昼飯はみんなで戸外で食べたんだった。
木漏れ日のなか潮騒を聞きながら皆で持参した弁当を地べたに座って食べたのだ。
そうか、それでさっきの商店街を利用しなかったのかもしれない、だから記憶がないのだ。
現在、旧浅虫水族館は水産試験場になっています。
どんな形にせよ、この建物が残っていたとは・・懐かしさでいっぱいです。
6才の頃たった一回しか来た事がなかったのに、楽しかった記憶は長い間はなれないものですね。
合同で撮ったモノクロの記念写真の事もしっかりと覚えているのです。



帰り際、このまますぐに立ち去るのもどうなんだろうと思い、商店街で最初に目に入った「お食事処もりや」さんに寄ってみた。
さっき「まぐろ丼」をちょっとだけ残した私だったが、ラーメンならまだいけるだろうと注文。
海のしぶきでややくもり気味の窓ガラスから見える景色に旅愁と時の流れ
を感じながらのラーメンはまた格別でした。
「ごちそうさまでした」
またいつか立ち寄ります、どうか全ての風景が元気でありますように!
天高く透き通る程に澄切った青空が続く。
9月に入っていよいよ北国の秋が忍び寄って来ましたね。
昼間はまだまだTシャツで過ごせるのですが、朝夕は長袖がなければめっきりと寒さを感じるまでに気温が下がってきました。
この季節の変わり目は心の変わり目でもあります。
体同様、しっかりと心もケアして下さいね。
先日、都内でアパレルメーカーを経営している古くからの友人Tのブログから食に関する情報を得た。

それは彼が家族連れで青森県に遊びに来た折、この浅虫水族館で心を癒し、その帰り道、浅虫の鶴亀屋食堂に寄ったと言う。
私は知らなかったのだが、彼が言うにはその食堂は全ての料理がビックサイズで有名なそうで、中でも特に彼が好きなのは 「まぐろ丼」。
まぐろが天こ盛りで最高だと文面に記されていた。


そこで早速向かってみた。
こんな近場にそんな所があったのかとワクワクしながら、陸奥湾を右手に臨むベイエリアを走行しているとその食堂はすぐにみつかった。
情報では昼時は長蛇の列だと認識していたので、早目に出発し午前11時には到着した。
食堂内に入るとすでに3組の先客がいた。
見渡したが「まぐろ丼」を食しているお客はいなかった。私は席に着くやすぐに「まぐろ丼」を注文。


どーんとこいつがやってきた。
すごい、すごすぎる!なんと言う大振りなぶつ切りだ。
私は圧倒されてしまい、しばらくの間箸が進まなかった。
それでも気持ちを奮い立たせてチャレンジャーとして対峙した。
仮にステーキならこれ位はお茶の子さいさいなのだが・・・・・。
ごめんなさい。少しだけ残してしまいました。
これはまぐろ好きにはこたえられないボリューム感でしょう。
機会があればまぐろ好きの皆さんぜひ試してみて下さいね。


鶴亀屋食堂を後にした私は、せっかくなので浅虫水族館を回り、湾に浮ぶ大きな島を臨みながら数十年振りに海側にある昔の浅虫水族館のあった古い商店街エリアにも足を伸ばしてみたのでした。
悠久の昔、私がまだ幼稚園の頃に魚を見に来たのはこっちだったなー。


・・・つづく。
清清しいとても澄んだ空気が、秋の気配として漂い始めましたね。
あのどんよりとした重い空気が充満していた夏の後半、いくらかの夏日を損してしまった感が強く残ります。
そんなある朝、ただならぬ明るさで覚醒した私は、その空の青さに感激。
こんなに空は青かったのか!
今回のたま空は、へんてこ雲を探すのではなく、ただ単にこの素晴らしい秋空を撮るために海岸へと出掛けたのでした。


場所は大平洋をのぞむ「葦毛崎展望台」。
駐車場に車を止めたところで、まっ先に目に飛び込んできたのが、この松の木と青空とのコラボレーション。
極めて日本的な情緒を漂わせるワンカット!空も良い表情なのだが、この松も良い味だしてる。
これも成長が楽しみだ!


まるで城壁を思わせる堅固な石作りの建造物。
どこまでも高く、どこまでも青い、この大空をバックにすれば展望台も存在感が増す様です。
この青さが全てを新鮮なものに変えてしまうのでしょうね。


展望台から遠くアメリカ方面を激写!
あの空と海の境界線の向こう、カルフォルニアの青い空と海がつながっているのです。
ここ最近アメリカ出張に行っていないので行きたい思いが強い今日この頃。


極めて牧歌的な風景だ。
悪い癖だが、空に浮んだ雲の一遍がイルカに見えるのは私だけだろうか?
今日は変型雲を捕えに来た訳ではない。それなのにイルカが大空を泳いでいるかのようにみえる。
いや~のんびりとした気分になる。
今度こんな日が休日だったら、ここでビールでも開けてみたいところだ。

さぁて、マンゴーソフトでも買って帰るか!
9月に突入し、いよいよ秋の足音がやんわりと聞こえてきそうな時節になりました。
今年の夏は、なんだか雨が多くて湿度の高いどんよりとよどんだ日が目立ち、カラリと晴れた日が例年より断然少なかったように思うのは私だけでしょうか。
8月の後半などは太陽が出たのは2日だけ、まったく困ったものです。
地球温暖化の影響も少なからずありそうですね。
そんななかふらりと出掛けたおりに出会った建物を紹介しましょう。


八戸魚連のビルです。
数年前に団体を解散して現在のこの姿になっています。かなり大きな建物です。
この八戸の漁港に魚がわんさかとあがり、出入りする漁船が賑わいを見せ隆盛を極めていた頃の遺産ですね。
今でも威風堂々とした佇まいには感服させられます。


七戸町と野辺地町を結ぶ路線「南部縦貫鉄道」の七戸駅舎です。
1962年創業し惜しまれながら2002年に廃止になってしまいました。
真っ赤なレールバスのかわいい容姿は忘れられません。
幼い頃、数人でこのレール上を歩いて小さな旅をした事があるのですが、たまたま川を渡る陸橋を歩いている最中に、このレールバスが突然走ってきてしまった事があります。
渡り切れず、私はそのまま線路のすき間からだらりと下にぶらさがり、川に落る事もなくなんとか助かった思い出があります。
まるでスタンド・バイ・ミ-の世界でした。そのかわいいレールバスは今も車庫にありますよ!


平内町を走行中に遭遇した廃校です。
明るいたくさんの笑顔達の夢の後です。
子供達が遊んでいた校庭も、今では雑草が生い茂り荒れ放題になってしまっていますね。
向かい側は陸奥湾がきれいに一望出来るグットな環境にあるだけにもったいない校舎です。
授業中、のどかにボ-っと海を見ている子供達が脳裏に浮びます。
真っ赤に塗られた雲梯(うんてい)だけが現在と過去を結んでいるかのようにはっきりと輪郭を保っていました。

印象的な真っ赤な雲梯とのコントラスト!

灼熱の太陽が燦々と輝き、皆、熱気に溢れていたあの「お盆」の頃はどこへ行ったのでしょうね。
気温もすっかりへなへなと力なく下がりだし、近頃は20℃をきってしまう日々も目立ちます。
夏大好きの私にとってちょっと淋しいかぎりです。
もう少しでいいから残暑にもがんばってもらいたいところですね。

今年のお盆、またまたたくさんの帰省された方々に来店してもらい大変嬉しく思います。ありがとうございました。
すでに戻られて仕事が始まっている時期ですね。
どうぞ体に気をつけてがんばってくださいね。
ところで今回、コラム集「グッドオールデイズ」に関係する面々も店を訪ねてくれました。



向かって左側、ニット帽で満面の笑顔が「タフネスK」に出演してもらった「カズ君」です。
相変わらずの脳天着ぶりですね、安心しました。
これなら第ニ作目を書けそうな何かをやらかしてくれる事でしょう。期待していますよ!



彼は「みのる君」と言いまして「記憶喪失ナイト」に出演してもらった「橋本君」と、現在東京で一緒にバンド(ケンカキック)を組んでいます。
以前はハーディーガ-ディーカンパニーで店長として勤務していた事もあります。
帰省すると必ず寄ってくれます。 嬉しいですね。
いい笑顔です!



おお~よっちゃん!と思わず叫んでしましました。
と言うのも「よ志乃という鮨屋」に出演してもらっている、弟の方「吉孝(よしたか)君」にくりそつなのです。
あれから時もたち、現在は再びニューヨークへともどり仕事をしているのですが、今回お盆で帰って来たのか~と勘違いしてしまったのでした。
写真の彼は「千葉さん」と言いまして、いつも遠方、秋田から買い物に来て頂いているお客様です。いつもありがとうございます。
ところで「よっちゃん」元気でやってるのかな~!
ひとりで泣いてないかな~後で電話でもしてみるか!



満を持して登場は「キャンプでの思い出」に出演してもらった「マッスル」です。
だんなは軍医で、しばらくの間、アラスカで勤務していたのですが、最近ついに三沢基地に配属になり数年ぶりに帰って来たのです。
子供達も大きくなり、向かって左側の背の大きい子が「ルイス君」以前レスリングで全米チャンピオンになった事も、小さい子が「シンちゃん」です。
ふたりともかわいいですね~!
2年前になりますが、彼等が日本に帰省したさいに、ルイス君とシンちゃんを連れ、三人で「けんじワールド」に泳ぎに行った事が懐かしく思い出されます。
二人はスライダーで楽しんでいましたね~私はビキニのおねーちゃんしか目に入りませんでしたけどね。
彼等兄弟のおとうさんは身長が2メートルあります。
そのうちどんどん身長が伸びて2メートルを超える事でしょう!
どこまで伸びるのか、私の楽しみのひとつです。

いやいや、それにしても皆さん元気でしたね~!
皆さんから元気をもらえた感があります。
これからの老後の面倒もなんとかよろしくたのんまっせ!
ドンコ!ドンコ!ドンコ!ドンコ!
地響きを起こしながら太鼓の音が街中にこだまする。

今年も開店休業を引き起こす「三社大祭」がやってきた。
沿道は人、人、人でうめ尽くされ、もちろん車もシャットアウト。
当然来客はほとんど見込めない。
ならば「飲んでしまえー!」と宴会の始まりです。

まだ山車の運行は始まってはいないのですが、ボチボチと強力なメンバー達が集まりだしました。
時間が経つにつれまだまだ集合する事でしょう。


いよいよ始まりです!
相変わらず素晴らしい山車ですね。
青森県は青森市のねぶた、弘前市のねぷた、五所川原市の立ねぶた、そしてここ八戸市の三社大祭と見ごたえのあるお祭りの宝庫ですね。
観光では、はしごしている方々もたくさんいます。



いよいよ山車の運行も中盤、佳境に入りだしたころに内戦勃発。
若手のResolutely・カズ君がシャンパンを開けた拍子に、元上司であるMOJ焚火・岩沢氏にぶちまけてしまった。
さぁ~どうなる!

岩沢 「うわぁ~カズてめ~なにすんだもったいね~だろ、それに見ろビショビショじゃね~かまったく!」

カズ 「大丈夫ですよ、社長。それくらいでなにさわいでるんですか~。お祭りですよ、パァ~っといきましょうよ。さぁサラサ飲んで」

サラサ 「あっありがとうカズ君!そうだよ、それくらいなんともないでしょ岩ちゃん、バッカじゃないの! 」

岩沢 「え! サラサまで ・・・」の図

ruud・サラサ、強し!





attic・OGAとその息子リオ登場。

OGA「リオ、あっちから来るトラに噛んでもらうと幸せになれるんだぞ!」

リオ「いいよとうちゃん、こうやってるのが幸せだから」

OGA「お前泣けるじゃね~か」

リオ「それに噛んでもらうなんて、そこまで子供じゃね~し」

OGA「え!」


「ガオ~!」
「ギャァ~っ!とうちゃん!!」 やっぱり子供の図



今回一番の盛り上がりを見せた大野シスターズ!

左から末っ子のショーコ、次女のミッチ、そして長女のユーゴ。
素晴らしいチームワークでした。
ショーコはじゃがいもの煮つけなど数種類のお惣菜を手作りで持参してくれ、ミッチはわざわざこの三社大祭のためにニューヨークから帰ってきて参加してくれました。
そしてユーゴは長女として、先頭にたって大酒をあおっておりました。
恐るべし大野三姉妹。
これだけ役者が揃っていれば、八戸の夏もまだまだ熱く暑くなる事でしょう。

山車も良かったけど「人」もおもしろいね。
来年もまた一緒に楽しみましょうね、よろしく!






ゼェ-ゼェ-と荒い息をきらしながらのランニング。
なぜ走ってしまったのだろう?
最初は気分転換と健康維持の散歩のつもりでゆっくりと歩くだけでよかったのに。
一度走ってしまったら、もう後には引けなくなってしまっていた。
昔、陸上部、などと言う訳も無く、むちゃくちゃ走る速度は遅いものの、がむしゃらに前へ前へと足を運んでしまう。
自分に負けたくないという悪い癖だ。
目的地を心に決めてしまうと絶対に止まりたく無いのだ。

いやいや、そう言うのはもうやめよう。
止まりたい所で止まればいいじゃないか・・・じゃないと心臓が先に止まってしまうぞ。
走っていると心臓のあたりから肝臓のあたりまであちこちが痛むじゃないか。
うん、そうだそうだ、あまり無理しないようにしなくてはいけない。

と言う訳で心に余裕をもちながら走っていると、以前とはまた違う花々が海岸沿いをうめているではありませんか。
暖かさも増し次々に咲き出していますね。
それではまた無口でそれらを紹介致しましょう。









いかがでしたか。
質素ではありますが前回同様健康に美しく咲いているではありませんか。
自然は本当に尊いもので、しかも力強いものです。



花の写真を撮り終えた後に、絵を描いている方に遭遇。
もちろんこの時点でも走っていた訳で、その勢いで「写真撮らせてもらっても・・・」と声を掛けたら、びっくりしたのでしょう、写真に登場してもらっているラブにがっちり吠えられてしまいました。
お騒がせしてごめんなさいませ!
それにしても可愛いラブでした。

再婚では、いやいや、最近では季節もよくなり私の走っている遊歩道も観光の方々や、キャンプをしている方々が増えていますね。
花を紹介する時は無口な私ですが、走っている時はあまりの苦しさに、「ファイト!ファイト!ウリャ~!」と、がなりながら走っているので、まわりの方々にはいい迷惑かもしれませんね。
これからは、浜辺に咲く花同様、質素に走らせて頂きます。

よろしく!



首から肩にかけてズシリとした重さと鈍痛が走った。
肩凝りにはあまりならない体質だったが、近頃は夕方になると決まってその鈍い感覚が襲って来る。
早朝のランニングから販売の仕事、はたまた夜の飲酒まで、年のわりにはフルに動いているから、多分そのせいだろう。
と言うことで久々に温泉へと向かったのです。
場所は「蔦(つた)温泉」。
八戸からは車で約1時間30分、十和田湖方面へ向かい、途中八甲田方面に進路を変えてすぐのところだ。
明治42年から温泉宿として営業しているそうだからかなりの歴史的な温泉場だ。


蔦温泉は八甲田の深い森林に飲み込まれそうに、ひっそりと奥ゆかしく佇んでいる。
1階部分は昔からの建造物だが、奥の2階部分は後からの増築のようだ。


中央の玄関を入り、ふたつある男風呂の古くからあるブナの湯船の方にだらりとつかった。
いやいや、久し振りの極楽だ。
これで血行が良くなったところで、ついでに車の撚費も良くなってくれれば・・・それは無理か。


温泉からの帰り道、近いので十和田湖へと足を伸ばしてみた。
ここは昨年湖周50キロを単独で歩きボロボロになった苦い思い出がある。それ以来だ。


それにしてもこの奥入瀬渓流の美しいこと。
この時期は県外からの観光客も多く活気に溢れていましたね。
風呂で体もリラックス、奥入瀬で心もリラックス、しかし、帰ったら運転で肩に鈍痛が。


しょうがない風呂でも湧すか!

たま空も5回目を向かえ、今回はなかなか心をそそるショットをキャッチできたと確信しています。
まあ、いつもの事なのですが私にはそう見えるのですが、いかんせん回りの友人にはさっぱりとそう見えてはいないようで、説明に苦労している次第であります。
ただし今回のこれは皆さん納得でしょ!


どうです、みごとなマッシュルームではありませんか。
カレーなどに丸ごと入っているとうれしいものですね。
スーパーで一度見た事があるのですが、記憶では値段が高い高級品のイメージがありますね。



先のマッシュルームの原形です。
この「トトロ」に登場していた真っ黒クロスケのような形がみるみるマッシュルームに変化したのです。
この時間は大空にポツリとこの雲だけが浮いていたのです。



これはどっからどう見ても「悪魔」です。
何処へ急ぐのかまったく見当はつきませんが、東の空から西の空へと進んで行きました。
画面右側の方向に何か事件が勃発するかもしれませんね。大事では無い事を祈ります。



夕暮れに飛び立った「火の鳥」の頭と首の部分が見えています。
巨大でキュートな火の鳥が大空へ、画面左上に向かって上昇して行く寸前の姿です。
雄大な想像力を駆使して映像を思い浮かべて見て下さいね。



早朝5時、ポッカリと東の空にお釈迦様が浮んでおりました。思わず合唱!
今日もよろしくです。

それではまた会いましょう!

ジリリ~ン、ジリリ~ン!

1回目の目覚ましコールで目は覚めているが、腕が伸びてスイッチをオフにする頃には2回目のコールに入っている。
近頃の起床は午前5時30分。
朝のウォーキングを始めてからこのパターンになりつつある。5月の初頭からの事だから約2ヶ月間。
よく続いているな~と我ながら感心感心。
そしてこの季節柄、いつものウォーキングコースには可憐な花々が咲き始めたのです。
早朝の清清しく澄んだ空気を全身に取り入れ、目には綺麗な花が写っているのです。
ウォ~ワンダフォ-!
その花々を無口で紹介致しましょう。

無口、そう、なぜなら・・花音痴ですから。











いかがです、派手さはないけど「健康」に美しく咲いていますね。
その「健康」のためにとウォーキングを始めた私ですが、よせばいいのに、ここ最近走り始めてしまったのです。
これが苦しいのなんのって、苦し過ぎて肺が痛む始末です。
これって本当に健康によいのか疑問ですね。
しかし、目標地点まで走り終えた時の達成感と、力を出し切った後の虚脱感はなかなか気持ちのよいものです。
健康にとっての善し悪しはどうあれ、すこし続けてみるつもりです。
花共々浜風に負けないようにがんばりまっせ!

突然このブログが中止になってしまったら悪しからず!
ガコーン...と強い衝撃を受けてしまった。
なに、本物なの。え~なに、身元不明の遺体とかを使ってるの?
はは~こうなってるのか~でもな~。

6月16日(月)、青森県立美術館にて開催中の「人体の不思議展」を見学して来た。
近頃やたらとテレビのCMで流れていて、それこそ不思議と我脳内にインプットされていて、それ程言うのなら行ってみようとなった訳です。



青森市内から青森空港方面に向かう途中、自衛隊のベースから近い山内円山遺跡に隣接する形でその青森県立美術館はあった。
総合運動公園なども併設してあり素晴らしいロケーションだ。



さあ、いよいよだ。どれどれ、どんなものかとくと拝見しましょうか。



どこから入館するのだ。あ、こっちか。
え!写真はだめ!な~んだ、しかたがないよね。はいはいわかりました。
(ですから館内の写真はありません)

入館して直ぐに人体に関する貴重な書物や掛け軸などが無数に展示してあり、案内表示に従って歩いて行くと、ありましたありました。
標本は全体的にカラフルな感じなのですがかなり精巧な作り。
よくここまで細かく作れるものだと感心しながらふっと壁に目をやると「人体標本の作り方」と言うパネルが。
(ん、なになに、え~これって全部本物の人体を標本にしたものなの)とこの瞬間に初めてわかり、かすかなめまいが。
作り物だとばかり思っていた私がアホでした。
解説パネルを読んでみると、全ての組織を樹脂化して固めるらしい。
そうとわかってから、やや気持ち引き気味に見学。
「これ持ってみます?」と突然スタッフの女性が私に何かを差し出した。
良く見ると、いやいや一見で理解できた。
人間の脳ではないか。オーノー!
ずっしりとした重さを感じた。
実際の生とその重さに遜色はないと言う。
人間もこんな風に標本になってしまうのか!凄い技術だ!
だけど・・・こんなに細部までわからなくてもいいや、とも正直思った。
美術館から出ると、なんだか、はかなさとせつなさが同居した、もやっとした気持ちが残った。
気晴らしに青森市内にもどり、泣けるDVDを買って帰った。

斬新で緻密なうえ極めて独創的な作品がならんでいる。
いつも感心させられるのだが、今回もまたそうでありました。

6/6(金)~6/8(日)の三日間、NHKハナミズキホール(八戸市内)にて「手の展」と題するアートの合同展があった。
この展示会は今回で第10回目を向かえるのだが、友人の三浦孝之氏(laula)が出品するようになって8回目になる。
五戸町在住の彼と知り合ったのは2005年のこの春展だった。
古材などをうまく利用し小さな人形から家具といった大物まで多彩な物を作り出している造形作家だ。
初めて展示会にうかがった時にモンステラをモチーフにした壁掛けを買わせてもらい、それ以来の付き合いになる。


今回のテーマは「クロコダイルバンブ-」
竹の節目を巧みに合わせ、まるでクロコダイルレザーの雰囲気を醸し出している。


このテーブルセットもそのクロコダイルバンブ-技法を用いて作り上げた作品。
テーブルの天板の風合いや、ベンチの緩やかな彎曲など根気のいる凄い技だ。


こちらはチェスト。
和洋どちらの部屋にも落着いてはまるはずだ。


この壁掛けは、パーツひとつひとつ木を切り抜きそれを組み上げている。
縁回りは漆での仕上げになっている。
ちなみに向かって右からニ番目の物はもうありません。
なぜなら私が買ってしまったからです、悪しからず。


彼が三浦孝之氏。
盆栽や庭園作りにも精を出しているとか。
非凡な才能を思う存分はっきしてほしいものですね。
心の平和のために!

◇ ◇ ◇
style clothing「laula」の連絡先はこちらまで。
TEL/090-6228-2258 FAX/0178-62-3311
たま空も早いもので、すでに第4回目。
毎日毎日空を見上げているのですが、一向に完璧に近いハートマークやフォルクスワーゲン型の雲などとはまったく遭遇出来ずに、ふらふらと原野をさまよい続ける日々を送っております。
雲などは刻々と形を変化させている訳だから、少しだけ見ていればそれなりの形状にはなるだろうと、安易に考えていた私がどうやらあまかったようです。
それでもなんとか発表できそうなおもしろいものが少しだけあります。


最近蒸し暑い日々が続く中、ギラギラな太陽をまだらな雲が覆い隠したのですが、それらを蹴散らすように強い光がなんと「生」の文字を形成。
どうですこの光文字、「生」にみえませんか?
私には見えます。
これを見た瞬間、暑さのせいもあり思わずビールが飲みたくなった事はいうまでもありません。
「プシュ-!」



最近始めた早朝ウォーキング中に遭遇したくじら雲です。私には浅瀬を泳ぐ巨大なくじらに見えました。
また朝日が海面を輝かせながら、くじらの背も輝かせています。
感動的なシチュエーションではありませんか。
あまりにも雄大だ。



こちらもくじら雲です。
しかも小鯨。
まるで絵本を抜け出して大空を回遊しているようですね。
なかなかかわいいですね。
そしていまのところ、これくらいの出会いが限界でした。
明日からまた上を向いて歩きます、次回もこう御期待あれ!

気温も軽々と20℃超えをはたし、春を通り過ぎてすでに初夏の気配!
こうなれば恒例の山登りの季節がやってくる。
昨年、よく一緒に山登りに励んだ、あのメタボのゆずる君は元気かな?
しばらくあってないな~メタボも倍増しているだろうから、そろそろさそってみようかな!

それでも、いくら気温が上がったとはいえ、まだまだ山岳部は厳しいはず。
そこで、山への前哨戦と言うか、まあ準備と言った方があってるかな、朝のウォーキングを始めたのです。
場所は八戸の景勝地(種差海岸)からの遊歩道。
これがまた気持ちのいいこと、天気が良いとほぼ連日向かっている次第です。

出発はここ種差漁港。
しずかで、質素で、いい雰囲気です。


はじめに200メートル程の砂浜を、体をあたためる為にゆっくりと進みます。


天然芝の生い茂る(種差天然芝生地)。
海岸線にこれ程広大に天然芝が自生しているのはかなり珍しいとか。
このあたりからは体もあたたまり気分も高揚ぎみ。
やや歩くスピードも上がります。


天然芝を超えると整備された遊歩道が姿を表します。
そこは(淀の松原)と称する天然の松林。起伏の激しいこの樹海を爽快に突き進みます。


遠くに見える高さ20メートルはある白い大岩。
あれは(白岩)と呼ばれる、この辺では観光ポイントで、白く変色している部分はすべて鳥のフン。
フンもここまでくるとなかなか見ごたえのあるものですね、登りたくはないけど。
それを横目にさらに進みます。


深久保漁港到着。
ここから、白浜海岸、葦毛崎展望台とまだまだ先はあるのですが、今のところここで止めておきます。
ここまで約2キロ、ここから折り返して合計4キロ。朝のウォーキングにはこれで充分です。
それにしても美しいところですね。
この絶景のなか、薄汚れた肺と荒んだ気持ち、そして淀んだ心がきれいに洗われる気がします。
(そういえば、小林寛のゴルフ狂いはまだ続いているのかな・・・・・)

さぁ、ここからダッシュで帰って仕事の準備・・・・・。

本当にいいとこだ!



あと何回桜がみられるのだろう?・・・な~んて考えるくらいに年輪が増え続けている私ではありますが・・・。
こちらもまた早いもので、エッセイ集「グッドオールデイズ」もちょうど発売一ヶ月を向かえております。
皆様のおかげをもちまして順調に?少しづつ、ちょっとづつ、かすかに売れている様でございます。
楽しんでもらえていればいいな~。
本当にありがとうございます。

話は元の桜に戻します。

4月1日の東京出張時に、渋谷区の千駄ヶ谷小学校前を通りかかると

どか~ん!とこいつが咲いていました。なんと都会っ子桜の美しい事。
思わず見蕩れてしまい、横断歩道の途中で立ち止まってしまいました。
ブッブッ~危ね~危ね~!
場所柄、ここの小学校を巣立っていった生徒にとってはがっちりと心の中に残っている、大いなるシンボル桜のひとつなんでしょうね~。


この後、移動のために渋谷駅に向かうと、ここにも咲いているではありませんか。
ここにも桜が存在したのですね。
しょっちゅう使っている駅なのに今年になって、初めて気がつきました。
見ているようで実はまったく見ていないのですね。
反省!


そしてついに、ここ八戸の街っこ桜も4月23日満開を向かえました。
どうです、弘前公園にも劣らない程の撩乱ではありませんか。
昨年も紹介しましたが、今年も元気で咲いてくれましたね~。ありがとうです。
お礼といってはなんですが、なにか生活上で困った事がありましたら、となりのruudの敦君になんでも言って下さいね。
なんとかしてくれるはずです。
そして、ずっと長生きしてくださいませ!

先日、久し振りに休日を奪回する事が出来た。
ちょうどエッセイ本「グッドオールデイズ」も販売がはじまり、その本に友情出演してもらっている男勝りの祖母に、
ぜひ本を渡してあげようと、祖母の住む七戸町に行って来た。
渡すなり「何が、変な事書いでね~べな~!おめぇ~!」ときつ~い一言。
いえいえおばあさん、変な事は何もないですよ、変なのは世の中です。
あなたは真直ぐに、しかも正しく生きて来たのです。

無事、本を手渡す事も出来てホッと一息。
さて、時間も余った、どうしよう。
それでは水族館でも、と考えがまとまりそのまま向かったのでした。
水族館はいつも優しく迎え入れてくれるものです。


いきなりカメが「ち~す」と一言。



昔、まだ飲食店H.G.Cに水槽がある頃、飼いたくて飼いたくてしかたがなかった「レッドテールキャット」。
大きくなり過ぎるので断念したやつです。やっぱりかわいいですね。



また、時間をかけじっくりみてしまった、アジアアロワナ。
いつかは飼ってみたい気もするのだが、値段がね、とても手がでないだろうな。
水族館で会いましょう!



こんな水槽で小さくなって泳いでみたくなりますね~。
あまりにもきれいです。



そして、元気なイルカ達にも御対面!
相変わらず元気で活躍してますね、良かった良かった。
帰りにはお約束の「イルカせんべい」を買い、車で帰路に。
いや~のんびりと過ごせた一日だった。
さあ、帰って明日の出張の準備をしよっと!
先日、寝ているとけたたましく吠える携帯電話によって叩き起こされた。
相手はミスターエックスヒロシ。彼は偉大な歴史家のひとりである。
その彼からもたらされた情報とは、あのイースター島でしか存在が確認されてはいない「モアイ像」がこの日本で、
しかもここ八戸で発見されたと言うものであった。
この情報で眠気も吹っ飛び、すぐに現場へと直行したのだ。



彼の情報を元に道なき道を進んでいくと、海岸線を行き交うローカル線の踏切りが見えて来た。
彼のいうとおりだ。


それをさらに進んで行くとまるで島のような大きな岩が目に飛び込んできたではないか。
これは近いぞ。 このあたりのはずだ。



お~あれではないか!
あれはまさしくモアイだ!モアイ像以外の何者でもない!


1722年、オランダ人によって初めてイースター島は発見されたのだが、
すでにモアイ像は存在していた。
と言う事は1722年以前にここ八戸にも存在していたのだ。
遠いロマンを感じた、ミスターエックスヒロシの新情報であった。

あたりを見回したが、東スポの記者らしい姿は未だなかった。

ついに「グッドオールデイズ」も完成し、3月20日以降全国の本屋さんにならぶ事となりました。
バンザーイ!バンザーイ!



表紙は前回のブログでの検討のとうりに、A案の黄色いはっきりとした目立つ色のものにタイトル文字はやや盛り上がった黒、そして帯はB案の文字を緑から黒に変えて分かりやすくしたものを装着。
書店でもひとめでわかるはずですよ!



帯の裏側には三井画伯のひとつのイラストが。
これがこの本の内様を暗示させる雰囲気を醸し出していますね。
もちろん本文のなかにはたくさんのカットがちりばめられています。文章とのマッチングが最高にわらいを誘います。

全国の紀伊国屋書店を中心に各地方の書店さんにもならんであるはずです。
もし見当たらない場合にはもちろんアマゾンなど、ネット書店でも扱っていますのでどうぞ一度手に取ってみて下さいませ。
な・に・と・ぞ・よろしくお願いいたします。


明日20日に3册ですが視聴者プレゼントとしてネットショップのワンコーナーに出品します。
ゲットしたい方は、アップと同時に申し込んで下さいね。

早いもの勝ちですよ~。