2022年6月

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スキーで下山した時から3カ月くらい経過した先日、春の八甲田へと行ってきました。


もうすでに冬季の面影はなく、すっかりと春の装いへと山全体が姿を変えてしまっております。


冬とはルートが別物ですから、この山道の様相は久々な感じ、懐かしいと言うか、またぐるり遠回りをしながら登っていく、と言った覚悟ですね。
なんたって冬道は、頂上までまっすぐ登っていくと言うイメージがありますから、ややっこしい感は少なからずありますね。


すっぽりと大量の雪に覆われていた谷も姿を露わにしております。久々の橋渡です。



途中、山道が川と化しておりますので気を付けて進みます。この仙人岳あたりからはまだ雪が少しばかり残っています。ただ、アイゼンを使用するほどの感じでもないので装着せずに進みます。
すぐにまた山道が姿を表します。


山頂は曇に覆われていますが風もそれほど強くもなく穏やかなものです。いつも通り、そのまま通りすぎるように山頂を後にします。



少し下りるとまた太陽が顔を出して春の陽気をくれます。中腹にあるこの湿地帯は八甲田特有のうつくしい景観で、のんびりできるのならここで数時間滞在でもしてみたい、そう考えて見たりもしますが、午後からのスケジュールが脳裏を行ったり来たりで、やはり、後ろ髪をひかれながらも下山の道を進んでしまいます。
もうすっかりと山は春ですね、そろそろ登山者も増えてくる季節となりました。
ここのところ未知の冬道を前に迷い続けた岩木山。


本日は空に青さが目立ちますが、山頂付近は雲がまとわりついている感じですね。


今回は6月半ばという事もあり、冬道が笹薮になっていて見当つかずに、冬道はこの山道の左側奥にあったような感覚なのですが、来年是非探求してみたいところです。
ただ夏道がしっかりと姿を表してくれていてすんなりと大沢に出ることが出来ました。


大沢は未だ雪ですね。昨年はところどころ大きな穴があって危険な雰囲気でしたが今年はすっきりと雪が広がっていてバリバリ氷河感あります。
雪質はザラメ状、アイゼンを装着してこの沢を登って行きます。アイゼン無いとここの登りは無理でしたね、それでも滑る滑る。
写真4


ザクザク登っていると突然の霧、幻想的で案外好きなスチュエ―ションです。他の足跡はないようなので本日は多分私ひとりの世界、いいですね。
そこから間もなくして避難小屋に到着、5~6組の方々が嶽方面から登ってきている模様です。このあたりで合流ですね。


山頂到着。
雲で何も見えないのですが、いつ来てもシャキリと精神が引き締まります。山頂には不思議な力が宿っております。
いつもどうりにパンをひと口、すぐに下山です。
帰り、大沢滑る滑る、シャァーシャァーとブーツで滑りながら下りたのでした。
この大沢コース、本日私だけなのだろうと持参してあったラジオを聴きながら下りていると「姥石(うばいし)」でばったり、登ってくる女性ひとりと遭遇。
まさかの私はびっくり、大丈夫かな?と思いながらもひとりで登って来るからにはそれなりの経験があるのだろうと、「頑張ってね」「ありがとう」と声を掛け合ってお別れ。
それから私は再びラジオを聴きながら10分程下りたあたりで、やはり気になるさっきの女性。ふと時計を見るとすでに午後1時を回っている、すんなりと登ったにしてもあそこから頂上までゆうに3時間以上は時間が必要だろう。それから下山して午後6時もしくは7時と言ったところか。やや暗くなってくる時間。それにやはりアイゼンはもってきているのだろうか、聞いてみて無かったら貸してあげた方が良かったのだろうか、などなどいろいろな考えが頭の中をぐるぐると回る。
しかし、あの雪の大沢あたりで無理だと思えば、もしかすればUターンして戻るかもしれないし、しっかりとアイゼンを装着してシャンシャンと登っていく登山家なのかもしれないし、しっかりと自省できる人に違いないだろう、そう自身に言い聞かせて、私は細い山道を反省しながらザックリザックリ下りたのでした。どうにか無事で下山出来ていることを願っております。
しばらくの間取り扱いが遠のいてしまっていたLEVI’S501シリーズ。
先日担当をしてもらっているMさん(いつもお世話になっております)に紹介してもらった、ビンテージシリーズの一環ででた1980年代をイメージした501。




この完全色落ちの懐かしさ、当時ジーンズにおいてもスウェットパンツよろしく、どこの母親も1回2回履けば容赦なく洗濯したものです。清潔好きだったんですね。そしてカンカン照りの太陽の下天日干しをするわけだから色なんてちょちょいのちょいで落ちてしまいます。そんな高度成長期激動の80年代の景色背景の雰囲気をそのままに作り込んだ501。白Tに白のスリップオンならリアル80‘Sの世界に入っていけそうな懐古的出来栄え。40年越で見るとなかなかの新鮮感満載、そしてなかなかカッコいいですね。
先週の休日は先々週の続きと言った感じで、納得いってなかったベランダの補修部分のサイド補修。


今回は、前回ペイントのみで仕上げてあったところを黒のコーキング剤を使ってさらなる補修をしました。これから梅雨の季節という事もあり
ペイントだけでは心もとないとしっかりとコーキング剤をべた塗りしておきました。これで数年は大丈夫でしょう。
そして今週は雨。


そこで久々のプールです。かれこれ半年ぶり、と言ったところですね、泳げるかな?今回はちょうど営業していた三沢の温水プールです。
ここは水もきれいだしそうそう混でもいないので好きなプールのひとつです。スイムパンツに着替えてコンクリートの通路を通ってプールへ。
そのプールの水面は波ひとつなくとてもきれいな鏡面状態、美しい。そうです、今プールは私ひとりのものなのです。
私は中央のラインへと歩み入水。そしてゆっくりと泳いでみました。まぁまぁ泳げそうです。あくまでも水面は私の泳いだ水紋のみ、なんと気持ちのいい事。
ゆっくりゆっくり1時間弱程泳ぎました。久々でしたので疲労感満載です。
いや~いいプールでした、スイムやはりいいですね、コロナも落ち着いてきたのでまた来ます、ありがとうございました。