2012年7月

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「明日、バイクで八戸行きまーす」
現在津軽地方は五所川原で「KURO69」と言うBARを経営しているクロと、結婚して数年前から弘前に移住したゴリポンからそんな連絡が入った。
ゴリポンはお盆と正月にはいつもカミさんと一緒に顔をだしてくれるのだが、クロと会うのは、2年前に私が岩SOUR夫婦と一緒に五所川原に遊びに行って以来であります。



生憎の雨、今回はこの雨のためにバイクを断念、ゴリポンのお宝チャレンジャーにて登場。
もし再びアメ車を買うなら?と聞かれたら、チャレンジャーと即答できる、私の欲しいものリストの上位をしめる車であります。こんな天候ならオーバーヒートの心配も無さそうですね。



あれ?クロはどっちだ。
おいおい、そのこんもりと盛り上がった腹部はいったい何なのだ。昔はスレンダーだった体がずいぶんと大きくなったような気がする。間違いなくファットな輪郭。失恋的やけ食いか?はたまた運動不足か?それともK一号的中年なんとか、か、まぁそんなところでしょうが確実におっちゃん体型へと変身であります。
はたまた、以前はあんなに大きな体を自在に操ってはカレー1㎏をなんなく平らげていたゴリポンはなんとほっそり。近頃では食事の際、先にボールいっぱいのサラダを食わされているとの裏情報、それを平らげただけでおなかがいっぱいになるらしくそのあとのオカズとご飯がなかなか食えないらしく、そんでもってほっそり。
しかし、こっそり情報ですが、その反動で会社での昼食は茶色系、こんがりと揚げもの中心らしい、そうなるだろうなーやっぱり。



今回は時間もなく、2時間程の滞在でとんぼがえり状態ではありましたが元気でなによりでありました。
年を重ねてくると、こんなちょっとした再会もなんだかうれしいものです。
秋までには例のバイクを完全なものに仕上げてもらっておきますよ、ツーリングでも行きますか!

ラウラ・三浦氏の作品展が開催されているとの情報、私の休日、青天に恵まれた最終日、整備上がりの愛車にまたがりちょいと伺ってまいりました。昨日までの雨が嘘のようなピーカンに、先に伺っていたカミさん達が見終わっての帰り道、私とすれちがったらしいのですが全く気付かずのモーターも気分も快調快調、あっと言う間に到着。


三浦氏・少年時代の我が家、味わい深いギャラリーはいつ伺っても心なごみますね。




所狭しと作品が並んでいます。
どれもこれも丹念な手仕事の末に完成したものばかり、さすがです。

ギャラリーの裏の風景

この草っぱらに座っているだけで長い時を過ごせそうな場所。釣りに興じるもよし物事を考えるもよし、いるだけでなんだか体内が浄化されそうな感覚。

偶然にもここで数年ぶりに会った「sam suffit」のケイゴ氏。その裏側のすばらしい景色を見せようとビーサンのまま彼を連れ出し、足を泥だらけにさせてしまいました。ごめんなさい。
それにしても懐かしいですね、そしてお元気でなによりです。

ひととおり作品を観終わって。



なんと奥さま手作りのランチサービス。
手入れの行き届いた裏庭にておいしく頂きました。うまかったーっ、ごちそうさまです。

今回も大盛況、ガラスブロックを組み込んだあのリビングセットはどの色も完売、その他小物関係もなかなかの売れようであります。カッコイイ卓上ミラーがあったのですがやはりそれも完売、そこで私はそれと同じような物を作ってもらうことにしました。時間は少しかかるかと思いますがそのうち店の一角で活躍することでしょう。
今から・・・楽しみであります。
7月に入ってぐっと気温も上がりはじめ、やっと夏らしい気候となりました。
休日のけだるい午後、ちょうどお昼を少しばかり回った太陽直下のピーカンタイム。
早朝に一度、日課のジョギングを終わらせたのではありますがあまりの天気の良さにもう一度海岸コースを回ってみたくなった私は、洗いたてのランニングウエアーに身を包み再びそこへと向かったのであります。

早朝の白いベールに包まれた凡庸な光景とはうって変って色のある風光明美な見晴らし具合。
滅多に走ることのない昼間の光景、早春5月の「ウミネコマラソン」を彷彿とさせます。
そう言えば・・・岩・・・・元気かな?
まぁ、そんな吹けば飛ぶ様な灌漑にふけながら松林の中を走っていると、前方に真新しい切り株がひとつ。

この松林にはそぐわない、まるでそう思われたに違いない大木の無残な姿。ここまで必死に生きてきたのに人間の厳しい選択の後の残骸。私はいったいどんな木なのか気になって近づいてみたのです。
するとその奥にある普段は誰も立ち入らないエリアの笹藪あたりでなにやらガサゴソ、よくよく観察するとどうみてもそれは年配女性が用をたしているのでは、といった感じのたたずまい。
このあたりはトイレがあちこちにあるのでこんな所で用を足す人を未だかつて目撃したこともないのですが、現にこうして用を足されていては、本来木の写真を撮っている私が一歩間違えれば変態扱いされかねないではありませんか。急遽写真を断念、一度このエリアを通り過ぎて時間をかけて再び戻ってくることにしたのであります。エーーーーありえない!

10分後

誰もいないことを確かめてから傍に寄って見ると、なんとそこには小枝が育っている姿が見てとれるではありませんか。
ちいさな感動。
しかし一度切り倒されている身、将来どうなるのかはまったくもって見当が付きませんがなんとか精一杯生きてほしいものだと思います。ちょくちょく観察予定であります。
そのまま松林を過ぎてベイラインに差し掛かったところで、奇妙なやつを発見。

なんと土カンの穴から松がにょっきり。
この高さまで何年かかって顔を出すことが出来たのだろう。そう考えるとこの太陽を拝める位置にまで上り詰めた事にまずは感服。そしてまたここからが苦難の道のりになるのでしょうが、ひっそりと懸命に生き長らえてもらいたいものであります。
自然は何があっても脈々と自然に流れておりますね、すごい!
そして先日、タオは両側に寝返りをうてるようになりました。


HE WILL BE MY BEST FRIEND.



うっ、がまんがまん、えらいぞタオ!



HE IS MY GRANDSON.
日々の成長、楽しみでなりません!