2022年9月

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迫って参りました「アップルマラソン大会」。
ここのところのスポーツイベントの相次ぐ中止により、まったく長い距離を走っていなかった私の足腰はすでにポンコツ状態。
それでも何とかそのフルを完走できるようにと休日はロングランの練習に明け暮れておりました。(そこそこですが)
ふくらはぎの筋力低下が顕著で、30㎞を超えたあたりでもしっかりと耐えてくれるかがちょっと心配ですが、やるだけやってみましょう。
という事で今回は「完走祈願」として八甲田参拝となりました。最初は岩手山へ、と考えていましたが、何だか左の膝に小さな痛みが走りまして、これでは岩手山は無理か、八甲田ならばなんとかなりそうかな?と思いこちらに変更した次第です。


夏はほぼ登山してなかったので久しぶりな感覚です。気温も暑くもなく寒くもないちょうどよい気候です。膝の調子も登るとともに良くなり、いい感じです。でも無理はしないようにいつもよりもゆっくりと登ります。


八甲田山頂からは広大な津軽平野と雄大な岩木山がくっきりと輪郭を露わに横たわっているのが見えます。
ちょうど良かったのかもしれません、アップルマラソンで弘前に向かうのですからここで岩木山を目にすることの方がそれらしいですよね。もうすぐ、日曜日向かいますよ、宜しくです。


膝の調子もなかなか良いようです。
それにしても気持ちのいい陽気です。空気もすっきりと澄んでいて心地よい空間と時間がゆっくりと流れて行きます。
いいですね~この時期がここは一番心地いいかもしれませんね。
今年の夏はなんだか遠出の少ない夏となってしまいました。
山もそうだしカヌーもそうだし天候のせいもありましたが、今回はなんと言っても「アップルマラソン大会」が再開されることが決定したことが大きいですね。そうです、しばらく長い距離を走ってなかった私はせいぜい10㎞程度のランニングを続けていたくらいでハーフすら走っていませんでした。そこで奮起、ハーフをはしてみてがっくり、以前の走りが全くできません、どうしましょ。
ふくらはぎがつり気味になり息は上がり、それこそこのままではフルマラソンなんて完走できるわけがありません。
そこで休日はちょこちょこと体を長距離に慣らそうと走っていた次第です。
大会まであと2週間とちょっと、なんとか完走したいので頑張ってみます。


庭の「やまぼうし」が小さなかわいい赤い実をたくさんつけました。
そろそろ秋と言ったところでしょうか。そう言えば朝晩ひんやりと空気が冷たくなってきましたね、コロナもまだまだ収束とまではいけてない今日この頃、風邪には十分気を付けて行きましょう。
そろそろ県内移動は大丈夫かと、久々に五所川原へと足を延ばしました。
それでもやはりコロナが完全に収束した訳でもないのでKの店ひとつだけ訪問と言ったシナリオであります。


夜8時に到着、Hが先を歩いています。さすがに日曜日の夜という事もあり飲食店もほぼ休店のようで人の姿はありません。
人との接触もないので幸いと言ったところでしょうか。


赤いライトが店全体を包み込む相変わらずの怪しさ満点の店ですね。ここは看板もなにもないから常連さんオンリー、知る人ぞ知ると言った店、それでも人が入ってくるってほんと不思議な店です。


還暦を迎えてから早3年、ここで小さなバースデーケーキが登場しました。嬉しいですね、ありがとうございます。このケーキ、私がKと話し込んでいるうちにHがひとりで食べてしまいました。よっぽど空腹だったんでしょうね、あっという間の出来事でした。
まぁ私にはハイボールがあったのでそれで良しでありました。
その夜は、それこそ久々のビリヤード三昧、夜中の2時までやってましたね。気心知れた友人とのゆっくりできた時間でした。


翌日朝8時、八戸に向けて出発です。
津軽道は晴天、いろいろな形の雲が空を彩っておりました。さぁ帰りましょう。
久々の祖母の墓参り、盆も過ぎて落ち着いた8月末のこのあたりが人の流れも少なく移動にも最適な時期ですね。


いつ訪ねてきても大きな静寂に包まれて妙に落ち着くお寺さん、傍の小さなスーパーでいつもなら花を調達するのですが、時代の流れなのかもう花の販売は終了との事、「おばあさん、ごめんなさい今回は花無しです。」となってしまいました。次回はどこかで調達してこなくてはなりませんね。


そのあとは城跡の「柏葉公園」でひと休み。ここもいいところですね、数百年物の巨木が立ち並び大きな歴史をダイレクトに肌で感じられる場所です。ここのベンチでひと休み、いつもばたばたと行動している身なのでこういった心落ち着くサンクチュアリ的空間に踏み入るとホッとしますね。ここでひと休み、そうすると腹も減ります。選択肢は2つ、松雪庵の「天ぷら&蕎麦」か道の駅の「カレー」か、どちらにしましょう。ウ~~ン、悩む、ウ~~ン、今日はカレーにしましょう。


ここのカレーは大きなポークがたっぷり、しかもその肉はとろっとろに煮込まれていて口のなかでとろけてしまいます。思い出した今でもまた食いたくなってしまいます。ごちそうさまでした。


そして最後は「あすなろ温泉」です。
ここの湯は黄金色に輝いていてトロっとしたとろみのある肌つるっつるの極上な湯です。しかも値上がりしていて「350円」という安さ。午後一は混んでなくてゆっくりとすることが出来ました。
さあ帰って「フィールドオブドリームス」でも見ましょう。