2012年5月

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AW出張が続く昨今、老体に鞭打ち千駄ヶ谷から恵比寿までの濃厚エリアを日中かけずり回っております。
新幹線がまだ盛岡止まりだった頃はよく泊り出張もみとめられていて,それはそれはあちらこちらふらふらと飲み歩くこともできたのですが、全線開通した今ではそれは一切なし、さみしい時代に突入したものです。

青い空、都内での体感温度は30℃をゆうに超えている模様。えーー感じです。
ヒカリエがすぐそこにありますがつられて寄っている時間はありません、仕事仕事。なーんて、たまにはこんな事を書いておかないと、時間があれば水族館だ動物園だレストランだといつもさぼっているかのようにみられがちなので・・・・。
そんなこんなで孤軍奮闘後、久々のビーグッドカンパニーへ。

今回は都内でメーカーを起こして2年、数年前はティーバードのスタッフだったデザイナーKAZと一緒にお邪魔。これまた久々の東京一郎(右)とそのKAZとのツーショットです。しばらく見ない間に東京一郎の髪型が完全にメローに変わっておりました。このふたり、もしかすれば十数年ぶりの再会かもしれませんがなんのその、すぐに打ち解けておりました。さすがです。
服飾メーカーとしての厳しい環境のなかで頑張っているKAZは、なんとか元気そうでホッとしています。その道の大先輩である東京一郎にあれこれと教えを受けてますます自身の道を極めてもらいたいものです。
陰ながらひっそりとこっそりと、私も応援していまーす。

とあるメーカーさんの玄関先にこんなオブジェが・・・なかなかイ―ですね!
無事うみねこマラソンを完走することが出来た次の日、私は休日を割り当てられておりました。
そこで、予てからいつかは行ってみようと画策していたにもかかわらず一度として行った事のない広大な菜の花畑。そう、その菜の花畑で有名な横浜町へとバイクで向かったのでありました。
もちろん当然事前審査なし。
六ヶ所方面から山越え路線を選択したのは良かったのですが途中道に迷い少々時間を食っての横浜町。
しかし、到着したのは良いのですが肝心の菜の花畑はどこにあるのかまったく見当がつかづ、思い立ったのがまずは道の駅。

「菜の花プラザ」、立派な建物であります。
取りあえずはトイレ、と言うことで、駐車場わきにある、これまた立派なトイレへと直行。
その建物に入るとそこにはなんとくつろぎのリビング的空間がぽっかり、長椅子などがセットされていてティータイムにももってこいの空間であります。
その一つの長椅子を、多分この菜の花プラザのスタッフであろうユニフォーム姿の年配の女性ふたりが占拠、なにやら駄弁っておりました。
そうだこのひと達に菜の花情報を尋ねようと私は勇気をふるって口を開けたのであります。
「あっ、あのーすいません、菜の花畑ってどのへんにあるのでしょうか?」
するとひとりの女性が怪訝そうな顔をこちらに向けて言ったのです。
「えっ、菜の花、まだ咲いてないよ。いつもだともう咲いていてもおかしくないけど、今年は寒かったからまだ、まだ咲いてないよ」
そう言い放つとすぐにまたとなりの女性の方へと向き直り話しの続きへと・・・。
どうやらまたまたやっちまったようであります。
咲いていないのなら・・・・仕方がないので、切り替え切り替え・・・・そう言えば、最近七戸町の道の駅のレストランで出している「馬肉ラーメン」いいよなー、という感じで、早速方向転換、そちらへと向かったのであります。

これがうまい!
あまり味噌ラーメンを食う習慣はないのですが、これはまたなかなかの出汁がコクを膨らませて箸が進みます。
「フーうまかったうまかった」
まだちょっとマラソンの疲れも残っているようだしそろそろ帰ろう、また機会があったらぜひ「菜の花畑」に挑戦してみよう、そう思った、腹いっぱいでバイクにまたがるとなんだかベルトがきつい私なのでありました。

5月13日(日)青天、是川地区もちつき大会幹事であり、うまい酒舌先でとろとろ品評会代表でもある岩SOURと私は、兼ねてから予定の中に入れてありました「うみねこマラソン全国大会」にエントリー、初であるハーフマラソンに挑戦したのであります。
太陽サンサンきらびやかな青天に恵まれ心も体もピンポンパン。
午前8時を少しだけ回ったあたりに岩SOURどうどうの登場。

ドーピング検査が無かったことを幸いに無事チェックを終えてゼッケンを装着。
お前は子供か!と言った具合の甘えっこぶりで太鼓腹を隠すようにナイスセット。


今回のゲストはかの有名なワイナイナ選手、ジョークは軽くはずしてはおりましたが、きっとレースははずさないことと確信しております。全レースにて先導予定、流石のいい笑顔ですね。
斯くして、熾烈極まるレースがスタートしたのであります。
どんだけハーフマラソンをなめているのかわかりませんが、岩SOUR、なんと一眼レフのカメラを肩から担ぎ、足元は例の5本指シューズを装着。
以前その5本指シューズを履いて走った事がある私ですが、底が薄くて足裏が痛いのなんのってたまったものではありませんでした。よくもまあそのファンキーカメラマン街角スタイルでスタートをきったものであります。
しかもこの紫外線増量放射状態のなか、キャップなし。この男、いったい何を考えているのかさっぱりとわかりません。
余談ではありますが、あの5本指シューズ、もうひとり発見、私たちの前を走るアメリカ人男性であります。なんだがぎこちない走りに惑わされるところでありましたが、難なくスル―しておきました。
スタートから5キロ地点くらい
「はいはい、こっち向いて、いいよ―このシチュエーション、パシャリ!」
「はいはい、口からじゃない、息は鼻から吸ってー」
「いて―なんか腰がいてー」
と、かなりのハイテンションで汗とよだれを清廉なる大地へとまき散らしておりました。
ちょうど8キロ地点に差し掛かったあたりか(そう言えばなんだか静かだ)そう思い、私はちらりと振り返ってみたのですが、なんと、岩SOURがいない。やつの姿が視界の中に入ってこないのであります。
どうしたのだろう?と、心配になった私ではありますが、ゼッケンをつけてもらっている時は全くの子供ではあったやつではありましたが、されど立派なおとなのはず、ほっとく事にしました。
そして私は私のペースで走り続けることに集中。
いつものように時計はもっていませんから、時間は解かりませんが、それもまた私のペースであります。
中間を折り返すとしばらくして岩SOURを発見、なんとやつは明るい表情を浮かべ私に向かってシャッターをパチリ。まだまだ元気な様子で一安心。思ったとおり、こんな半端なところでくじけるような男ではありません。
私は心も軽くなり、いつものペースを死守。
そのままの、早くもなく遅すぎもせずのペースを守りながらなんとか生きてゴール出来たのでありまた。
途中右足のふくらはぎが軽くつってしまうと言うナイスなアクシデントに恵まれたのですが、声の小さい詐欺師のごとくそっとだましだまし克服。
さわやかな汗をたっぷりとかかせて頂いた次第であります。

そして、ついにかの岩SOURゴール!

このカットの少し手前、ゴール直前、なんてカワイイミニ―マウスになんなく抜かれておりましたが・・・。
「頑張りましたねーっ!」まあ、おっさんである私にそう言われているようでは、まだまだですけどね。

そしてまたまた駄々っ子みたいにゼッケンをとってもらっております。
父さん母さんをはじめ皆さんREDで総登場でありました。岩SOURは半島に、いやいや本当に幸せ者でございます。
5日前から酒を抜いたらしく、それは良いのですがエネルギーをため込もうと3日前から夜は寝る前にパスタの大盛りをぺろり、それで腹がぽこり、それでは到底走れませんよね。
それでも私は信じておりますよ、君が真のアスリートであることを・・・?・・・数年前までは・・・。


来年もまたエントリー予定、がんばるぞーーーーーーーーーーーー!
おいおい、情けない顔すな!
にぎやかに人々が行き交った連休も過ぎ去り、なんだか気の抜けたようなほろ寂しいようなそんな今日この頃。
祭りの後の・・・・といったところですね。
こちらに移転して1年、なんだかすでに数年が経過してしまっているような妙な錯覚にとらわれている私ではありますが、こうして営業していられる事に感謝の思いでいっぱいであります。皆さまいつも、ありがとうございます。


そして・・・今年も咲いてくれました。
きれいですねーーーっ!
この深紅のチューリップをずーっと目にすべく、近々に迫った「うみねこマラソン」、なんとか元気に生還しなければなりません。連休後の穏やかなひと時、連休を乗り切った気の緩みからかちょっと風邪っぽく熱っぽい、いやいや気のせいだ、そんな事はけっしてない・・・だけど、帰ったら、やっぱり早めに寝よっと・・・ビールも、いや、ビールはいいでしょ・・・だけど、レース前日だけはやめよっかな・・・。
この異常なまでの高気温は何?、寒暖計は28℃を指しております。
すでに夏を思わせるこの陽気に、かつての寒さでしょんぼり気味の桜が一気に開花。

ここ「東霊園」は桜花萌えるうらら景観と早変わりであります。
この絵の10倍はあるだろう桜の乱舞にみなさんの目もほほもほころんでおりました。
4月の前半の雪がうそみたい・・・な違和感・・・でも温かいからいいのです。


雑草もすくすくと生い茂始めた庭先、今年は花輪直径1㎝程の小さな名もなき青い花(私が知らないだけ)が群生しておりました。さりげなく可憐でありきれいであります。
こうなるとなかなか雑草刈りが・・・できない・・・もうすこし先にのばしますか。

そろそろ今月の13日に迫った「うみねこマラソン」、先日練習し過ぎて左足首を痛めた私。温泉治療を二日続けてなんとか治りそうな予感。危ない危ない、こんなことで棄権したら「石黒健」似のガングロおじさんにどんなひどいことをいわれるかわかりません。これを機に練習はほどほどにと言うことで、のんびりとやることにしました。
今回「ハーフ」、なんとかがんばりまーす!