2016年7月

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時間が出来たら山でも登ろうよ。
そう伝えてあったK君から「行きましょう」のひと言。
ちょうど火曜日が休みらしく今回の私の休みと一致、なら行きましょうと相成りました。


本日も岩手山、山道の整備もしっかりしているし登山者も多い山なので安全性を重視、初登山のK君を無事に奥様のもとに連れ帰る約束を遂行するためのチョイスであります。ちょっとロングではありますがK君の体力なら大丈夫でしょう。


岩手山をバックにいい笑顔ですね、さぁ出発です。
一歩一歩しっかりと進みます。



調子よく順調に来ています。



そしてついに山頂到着であります。やや雲がかかってはいますが雨も無く良かった。少し休んだら、さぁ下山です。雲が厚くなって来ているのでひと雨来そうな雰囲気、これは少しばかり急いだ方が良いかもしれません。
しかし、8合目付近から無情の雨、ただ小雨くらい、これくらいなら強硬下山、一心不乱に2合目くらいまで下りてくるとすっかりと雨も上がってくれていて一安心。振り返ると頂上付近は厚い雲に覆われていて雨な感じ。ちょうどいい時間帯にチャレンジする事が出来て良かったです。


最後の踏ん張りです。登山口までもうすぐ、頑張りましたねK君、素晴らしいファイトであります。
下山後、温泉で体重計ったらなんとK君体重2キロ減、くじけない頑張りに乾杯!!
さぁ、帰ったらプシュッといきますか!
私の休日上、どうしてもラウラさんの展示会は最終日となります。
めぼしいところはやはり売れてしまっておりますが、それでも行けないよりはまし、毎回楽しみにしているのですから。





家具関係、今回は大手建材屋とのコラボ、古材の雰囲気を醸し出したプリント合板を使用しているとの事、初めての試みのようです。雰囲気も良くなかなかの出来栄えであります。年々手の込んだ作品が増えていきますね。
そして今回もなにか別注でオーダーしようと考えております、その節はどうぞよろしくお願いします。

翌日、都内出張。
湿気の強い暑さに辟易、それでも頑張ります。
ひととおり展示会を回ってひと息、代々木にも一軒展示会場がありたまたま寄っていたので、かねてから機会があったら訪ねてみようと思っていた「代々木ビレッジ」に。





そしてこれ


なんと百年に一度しか花が咲かない植物、が、なんと今、ほんの今、黄色い花が咲いているではありませんか、素晴らしい。これが散ってしまったら次回花が咲くのは、ざっと計算して西暦2116年であります。孫の孫あたりなら見る事が可能かと、気が遠くなります。都会のど真ん中にこんなオアシスが存在するなんて考えも及びませんでした。
次回時間が出来たらこの素晴らしい空間でお茶でもしたいものです。
そろそろリミット、さぁ、神保町によって本でも探索したら帰路に着きましょう。

まだ少しばかり早かった岩木山登山。
そこで今回、7月1日に山開きをしたと言う岩手山情報を耳にした私は早々に向かったのでありました。


雄大な岩手山が見えてまいりました。どうやら山頂付近に雲がかかっておりますが、そのうち抜けることでしょう。


午前8時30分、ここから無我夢中で登ります。
今年は熊の目撃情報が多いので念のために熊鈴を過剰に振って進みます。



ひと段落、8合目避難小屋に到着、あとひと息であります。
この稜線をたどって登ればそこが頂上であります。


あれだけ濃厚にかかっていた雲も晴れていい感じですね、写真を2枚ほどパシャリ、持参のパンをもぐもぐ食いながらいつものごとくすぐに下山です。
それにしてもこの岩手山、山道の整備はぴか一であります。しっかりとした管理補修があってこその魅力的な山であります。
下りる時はやや小走り気味な軽いフットワークで進みます。
あっという間の2合目あたり、なんだあれは?
前方にこの山道を登って来る黒い生き物が・・・・戦慄が背中を駆け抜け、私は登山の時には常に携帯している小石をひとつ利き腕である右手で握りしめたのです。
それは、黒のラブラドール犬でありました。老夫婦がそのラブと一緒に登って来たのです。
ほほえましい風景ではありますが、他人がこの山のなかでちらりと目にしたらなかなかのインパクトがありますね。
「こんにちは」
私は明るく声をかけて、何事も無かったかのようににこやかにすれ違ったのでありました。
午後1時48分、無事に帰還、やり遂げ感でいっぱいであります。
そして翌日。
消耗した体力を回復させるために昼食は「八食・せと鮨」へ。


鮨屋で「しょうが焼定食」、かなりのボリュームで850円、美味かったですごちそうさまです。
さぁ午後も頑張りましょう!

雨予報が出ていた私の休日予定日。
ふたを開けてみるとやや青空、予定を立てていなかったので取りあえず早朝のジョギング、その後、朝から芝刈りに精を出してひと息。そんな折、ふと頭を過ったのがなぜかラーメン情報。昔ながらのあっさり系ラーメンのうまいと言う店を友人から耳にしていても、未だ行けてなかったことを思い出したのでした。
場所は種差、生うに丼からはじまり刺身定食やらいちご煮やら高級料理のイメージが強くてなかなか行けてなかったエリアであります。そんな観光エリアにもちゃんと素朴な部分を残していると言うのは大事なところであります。


初めての入店であります。
高級メニューがい並ぶその中にポツリとありました、ラーメンではなく「中華そば」。すでに席におつきの他の方々は豪華な御膳に並ぶ高級な料理をぱくつきながらお酒をグイ飲み、昼間っからうらやましい限りではありますが、私はやはり中華であります。


注文してから待つ事しばし、透明に透きとおるスープが美しい中華そばが到着。スープをひとくちゴクリ、コクのある極めてあっさりな醤油味、はやりの煮干し強い系でもなくギトギト感も無い昔風な安心できる一杯にほっこり。
「ごちそうさまでした」
奥の小上がりで宴会気味食事会の老紳士の一団の飲みっぷりはなかなかのもの、日本酒が次々と運ばれて行きます。
天気も良くなったし表を吹き渡る風も心地よさそう、午後からの予定もなにも特に無い本日の私、どうしようかな?いっそ芝刈り済みの庭で「プシュッ」っとビールでも開けますか、そうしましょそうしましょ、たまにはいいでしょ。
あの宴会模様につられて、買ってあった「青森限定キリン一番搾り」を開けてしまった休日の午後でありました。