長野紀行~ザ・フラット・ヘッド~

久々の旅、出張も兼ねてのものだが一泊入る移動はここ最近はなかった。
今回は皆に頼み込む事数回、なんとか一泊の許可をゲット、長野県は千曲市に本社を構える「ザ・フラット・ヘッド」さんを訪ねる事が出来た。
かれこれ長い付き合いになるメーカーさんなのだが、東京の展示会で御会いするのが常で、こちらでは初!


戸倉駅に到着。天気は良好、風光明美なロケ-ションに感激。
改札を抜けると初期に担当してもらっていた「堀内氏」と企画部の「傳田氏」に迎えて頂いた。
私なんぞの為にわざわざありがとうございます。
にも関わらず、挨拶に集中してしまい彼等の写真を撮る事を忘れてました・・・ごめんなさい。


会社にちらりと挨拶に伺ってから、すぐに直営店等を見学する為に出発。



レザー工房「STOCK BURG」
こちらでは「ザ・フラット・ヘッド」の全てのレザーアイテムを製作しているそう。
既に数カ月待ちのアイテムまであるとの事。一生懸命製作しておりますので少々お待ち下さいませ。



そしてそのレザー工房の二階にあるのがこれらビンテージミシンのストックルーム。
ユニオン・スペシャルなどの名機を中心に、一本のジーンズを完成させる為に必要なだけの専用ミシンがすべて揃っておりました。
しかもメンテナンスがゆきとどいているのでどれもこれも完璧に作動しておりました。
これ程完璧なビンテージミシンがこれ程の数揃っているのを私はかつて目にした事がありません、見事です。
ちなみに、雑誌「ライトニング」の編集者はゆっくりと時間をかけて、ここで一本のジーンズを完成させていったそうです。


ここは「ザ・フラット・ヘッド」の原点、「デザート・ヒルズ・マーケット」一号店。
代表の小林氏が最初に立ち上げたセレクトショップです。
場所自体は初期とは異なりますが、現在でもその姿は変わらずかっこいいですね。


小林氏宅ガレージへ潜入。
すべて完璧にレストアされたビンテージカー&フラット・ヘッド。すばらしいの一言につきます。




アメリカンンダイナー「グ-ギーズ・カフェ」。
映画「アメリカン・グラフティー」の「メルズ・ドライブイン」を彷彿とさせる外観。
外にはエアーストリームを改造した販売ブースまで存在してました。
私は200gのハンバーグステーキを御馳走になったのですが、これがまた、う・ま・い。
牛肉100%のしっかりとした噛みごたえがたまりませんね。
ハンバーグの写真は、ガッツいている時に「あっ写真」と途中で気がついてから撮った残念ショットでした、ごめんなさい。
これら店で出される料理の食材はほぼこの地場のものにこだわっているとの事。野菜もシャキシャキで健康に育っておりました。
「ごちそうさまでした・・・・合掌」


彼女は現在ティーバードを担当して頂いている「見神さん」です。
本日は代表の「小林氏」は東京出張と言う事で残念ながら不在ではありましたが、「堀内氏」「傳田氏」そして「見神さん」に案内して頂き大変有意義な時間を過す事が出来ました。
本当にありがとうございました。

そして午後4時、私はその足で次の目的地である「松本市」へと向ったのでした。

翌日のおそい午後、代表の「小林氏」より電話が入りました。
小林氏
「昨日は仕事の為に御会い出来きなくて申し訳ありません」

「いえいえ、スタッフの皆さんに温かく向かえて頂いて感謝しております」
小林氏
「次回は泊まりで来ませんか、いろいろお話もしたいし」

「わかりました、ぜひ次回は泊まりで行かせて頂きます」

天候に恵まれた今回の長野の旅、初日は心地よい風につつまれたとても穏やかなものでした。
スタッフの皆さんには本当にお世話になりました、感謝しております。
小林氏の温かいお誘いにあまえ、ぜひ再び訪ねてみたいと思っております!

さぁ、その為に仕事に精を出し、皆からの出張一泊許可をゲットしなければならない!