2017年4月

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「階上岳行きましょう」

K君からの誘いを受けて今年初のロードヒルクライムであります。

国体コースを1周してからのヒルクライム、これがまたきつい、昨年末のチャレンジですっころんでのドロン。今年こその再チャレンジであります。

そして根性の完走、やはり頂上付近の急こう配にはやられますね。

だけどほっと一息、と言ったところですね。



今回のメンバーであります。皆さんいい笑顔ですねー、いい汗かきました。

そして翌日。

桜満開の弘前であります。







本日満開とのこと、素晴らしい日にやってくることが出来ました。生まれて初めての弘前の桜、そして弘前城であります。感動。

しかし、しかしです、私今回ここ弘前に赴いたのは別件、「フジコ・ヘミング」のピアノリサイタルを聞くためであります。たまたまの桜祭りの真っただ中で、人人人で街中ごった返しております。ただ、この車大渋滞の中で奇跡的に会場近隣の駐車場をすんなりゲット、ラッキーでありました。



桜を楽しませてもらってから、その広大な敷地の一角に存在している市民会館へと足を運びます。このあたりには博物館など文化的な建築物が点在していて、その周を美しく整備された公園が取り囲んでいるといった素晴らしい環境になっております。いいですねー弘前。



開演前でのショット、この先は撮影禁止でありますから悪しからず。

そして素晴らしい2時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。



玄関を出るとなんと雷鳴とどろく大雨(さすが雨男)。

最新のCDを購入して帰途へ、当然帰りは暗闇の八甲田超えであります。

大雨に風が少々、そして前方の視界を遮ろうとする霧があたりを覆いつくし挙句の果てにカミナリバンバンであります。フジコ・ヘミングの演奏するリストのラ・カンパネラを聞きながら、オカルト映画のすべてのシチュエーションを網羅したようなこの激しい状況下、ひたすらのワインディングロードをひた走った私でありました。結局1台の車とも会わなかった、まだまだ夜はあまり使用されてないのですね、この道。

まだまだ冷え込む日々が続いていたさなか、ぽっかりと春の陽気がその日に訪れた。

普段なかなか休日晴天に恵まれていない私にとっては絶好のチャンス到来、自転車はひとまず置いといて十和田湖へと足を延ばしたのでした。



いやーさすがに気持ちいいーですね、この青い空に目の前に広がるはるかなる景色、それにしても春4月にしてまだまだこれだけ雪の残る十和田湖、地元太平洋側とはまるで環境が違いますね。すっかり春模様とばかりに思っていただけにちょっと驚きました。



きらめく湖水に停泊中の遊覧船を眺めながらふと横に目をやると、そこには落ち着いたたたずまいの喫茶店が1軒。

「憩い」の文字が、もしかしてここって、あのうわさに聞いていた「やす君」の実家?(十和田湖カナディアンカヌー記でお世話になった)時刻はちょうどお昼あたり、そこで私はその喫茶店へと足を向けたのでありました。



カレーを注文、幼いころより馴染んだ私の好きな味であります、これなら普通に3杯は行けますね。メニューには無かったけれど壁に「ナポリタン」の張り紙が、次回チャンスがあればそれをいってみようと思いました。

スキーや自転車などと、何か目的をもって移動することが常な私にとって、ふらり旅は新鮮であります。

さぁ、まだ時間もあるし、一通り十和田湖探索をしてからプールでも行きましょう。