2008年9月

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天高く透き通る程に澄切った青空が続く。
9月に入っていよいよ北国の秋が忍び寄って来ましたね。
昼間はまだまだTシャツで過ごせるのですが、朝夕は長袖がなければめっきりと寒さを感じるまでに気温が下がってきました。
この季節の変わり目は心の変わり目でもあります。
体同様、しっかりと心もケアして下さいね。
先日、都内でアパレルメーカーを経営している古くからの友人Tのブログから食に関する情報を得た。

それは彼が家族連れで青森県に遊びに来た折、この浅虫水族館で心を癒し、その帰り道、浅虫の鶴亀屋食堂に寄ったと言う。
私は知らなかったのだが、彼が言うにはその食堂は全ての料理がビックサイズで有名なそうで、中でも特に彼が好きなのは 「まぐろ丼」。
まぐろが天こ盛りで最高だと文面に記されていた。


そこで早速向かってみた。
こんな近場にそんな所があったのかとワクワクしながら、陸奥湾を右手に臨むベイエリアを走行しているとその食堂はすぐにみつかった。
情報では昼時は長蛇の列だと認識していたので、早目に出発し午前11時には到着した。
食堂内に入るとすでに3組の先客がいた。
見渡したが「まぐろ丼」を食しているお客はいなかった。私は席に着くやすぐに「まぐろ丼」を注文。


どーんとこいつがやってきた。
すごい、すごすぎる!なんと言う大振りなぶつ切りだ。
私は圧倒されてしまい、しばらくの間箸が進まなかった。
それでも気持ちを奮い立たせてチャレンジャーとして対峙した。
仮にステーキならこれ位はお茶の子さいさいなのだが・・・・・。
ごめんなさい。少しだけ残してしまいました。
これはまぐろ好きにはこたえられないボリューム感でしょう。
機会があればまぐろ好きの皆さんぜひ試してみて下さいね。


鶴亀屋食堂を後にした私は、せっかくなので浅虫水族館を回り、湾に浮ぶ大きな島を臨みながら数十年振りに海側にある昔の浅虫水族館のあった古い商店街エリアにも足を伸ばしてみたのでした。
悠久の昔、私がまだ幼稚園の頃に魚を見に来たのはこっちだったなー。


・・・つづく。
清清しいとても澄んだ空気が、秋の気配として漂い始めましたね。
あのどんよりとした重い空気が充満していた夏の後半、いくらかの夏日を損してしまった感が強く残ります。
そんなある朝、ただならぬ明るさで覚醒した私は、その空の青さに感激。
こんなに空は青かったのか!
今回のたま空は、へんてこ雲を探すのではなく、ただ単にこの素晴らしい秋空を撮るために海岸へと出掛けたのでした。


場所は大平洋をのぞむ「葦毛崎展望台」。
駐車場に車を止めたところで、まっ先に目に飛び込んできたのが、この松の木と青空とのコラボレーション。
極めて日本的な情緒を漂わせるワンカット!空も良い表情なのだが、この松も良い味だしてる。
これも成長が楽しみだ!


まるで城壁を思わせる堅固な石作りの建造物。
どこまでも高く、どこまでも青い、この大空をバックにすれば展望台も存在感が増す様です。
この青さが全てを新鮮なものに変えてしまうのでしょうね。


展望台から遠くアメリカ方面を激写!
あの空と海の境界線の向こう、カルフォルニアの青い空と海がつながっているのです。
ここ最近アメリカ出張に行っていないので行きたい思いが強い今日この頃。


極めて牧歌的な風景だ。
悪い癖だが、空に浮んだ雲の一遍がイルカに見えるのは私だけだろうか?
今日は変型雲を捕えに来た訳ではない。それなのにイルカが大空を泳いでいるかのようにみえる。
いや~のんびりとした気分になる。
今度こんな日が休日だったら、ここでビールでも開けてみたいところだ。

さぁて、マンゴーソフトでも買って帰るか!
9月に突入し、いよいよ秋の足音がやんわりと聞こえてきそうな時節になりました。
今年の夏は、なんだか雨が多くて湿度の高いどんよりとよどんだ日が目立ち、カラリと晴れた日が例年より断然少なかったように思うのは私だけでしょうか。
8月の後半などは太陽が出たのは2日だけ、まったく困ったものです。
地球温暖化の影響も少なからずありそうですね。
そんななかふらりと出掛けたおりに出会った建物を紹介しましょう。


八戸魚連のビルです。
数年前に団体を解散して現在のこの姿になっています。かなり大きな建物です。
この八戸の漁港に魚がわんさかとあがり、出入りする漁船が賑わいを見せ隆盛を極めていた頃の遺産ですね。
今でも威風堂々とした佇まいには感服させられます。


七戸町と野辺地町を結ぶ路線「南部縦貫鉄道」の七戸駅舎です。
1962年創業し惜しまれながら2002年に廃止になってしまいました。
真っ赤なレールバスのかわいい容姿は忘れられません。
幼い頃、数人でこのレール上を歩いて小さな旅をした事があるのですが、たまたま川を渡る陸橋を歩いている最中に、このレールバスが突然走ってきてしまった事があります。
渡り切れず、私はそのまま線路のすき間からだらりと下にぶらさがり、川に落る事もなくなんとか助かった思い出があります。
まるでスタンド・バイ・ミ-の世界でした。そのかわいいレールバスは今も車庫にありますよ!


平内町を走行中に遭遇した廃校です。
明るいたくさんの笑顔達の夢の後です。
子供達が遊んでいた校庭も、今では雑草が生い茂り荒れ放題になってしまっていますね。
向かい側は陸奥湾がきれいに一望出来るグットな環境にあるだけにもったいない校舎です。
授業中、のどかにボ-っと海を見ている子供達が脳裏に浮びます。
真っ赤に塗られた雲梯(うんてい)だけが現在と過去を結んでいるかのようにはっきりと輪郭を保っていました。

印象的な真っ赤な雲梯とのコントラスト!