2014年6月

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心身ともに極めて健康的な時間を過ごすことが出来た八甲田山。
道道、小さく可憐な花々があちらこちらに・・・・。私的にはこういった小ぶりな花がいいですね。
















すでにビンテージ化しているデジカメの使い勝手の良さから脱出できないでいる私にとって、接写がなかなかきびしいところ、実物はやはりこの写真の100倍もきれいであります。ぜひ本物を見るために訪れてみてくださいね。


汗した帰りは「蔦温泉」にてチャポチャポです。歴史あるヒノキ風呂はなんと貸し切り状態、平日の昼間は狙い時ですね、ゆっくり出来ますよ。


そして、こっち方面ではお約束の「イッシン」。
本日は初オーダーの「ポークチャップ」、ガーリックをきかせてこんがりと焼き上げた厚切りポークに特製ケチャップをとろりと回しかけてオーブンでチリチリ、チーズハンバーグもいけますが、こちらもなかなかのものでございます。
山で使い果たしたカロリーを充分に補充して、そしてゆっくりと家路に着いた、満足満タンの夕方少し前でありました。
ふっと、八甲田登山を思い立ったのは自身の休日の前日、朝の情報番組で「八甲田にある無人の別荘から119番の通報があって消防員が急ぎ駆けつけてもそこには誰もいなかったらしい」と言うミステリアスな事件を耳にした時だった。
その心霊的事件に興味があったわけではなく、そう言えばしばらく八甲田山に登っていなかったなーと、刺激的だった大自然体験を思い出したからなのでした。
「よし、行ってみよう」そうと決まれば準備は早いものです。


いつものジョギングタイムに飛び起き、準備万端の荷物を車に積み込み早々に出発。

3時間弱で酸ケ湯に到着、キャンプ用の駐車場に車を止めて、軽い準備運動、そしてその狭い入山口から頂上を目指します。
何年振りだろうこの燃え上がる感覚、なんだかワクワクしてきます。



しばらく続く岩道を抜けると視界が広がり、硫黄分を多量に含む小川の流れる渓谷が姿を現します。きつい硫黄のにおいが鼻をつきますが、苦ではありません。そう言えば以前、道を間違えて先に見える木の橋を渡らずに左側に鬱蒼と草木の生える丘をはって登ってしまった事を想い出します。
どう言う訳か矢印がそっち側を指していたのでした。随分登ったところで下方に本来の山道を確認、そこで間違いに気付き、これまた急こう配な下りに恐る恐る這いつくばって折り返したものでした。
危ない危ない。


順調に進路を歩み、大岳が視界に入ってくるあたり、そこにはまだ残雪がひろがっておりました。
春登山の醍醐味ですね、あれだけスキーに出かけていたのに、もはやすっかりと忘れかけていた「雪」との遭遇、懐かしささえ感じます。このあたりまでくるとやや寒い。
太陽は一向に姿を現してはくれませんが、雨が無いだけでもめっけもんです。




鏡沼が見えてきました。先に続くこの乱雑な石の階段を制覇すればもうすぐ大岳のてっぺんに着きます。


そしてとうとう登頂成功、なんと暑い雲の隙間から幽かな太陽光が漏れてくれました。
完全雨男の私にとってはこの事の方が奇跡的であります。
このあとすぐに、ほんの数秒で再び曇ってしまい、風もなかなか強い状態だったのですぐに下山。登頂もひとつの過程、トレッキング自体がメインなので心残りはありません。


数年前よりかなり道が荒れているように感じます。そりゃあそうですよね、この過酷な環境の中ですから致し方ないところです。
こういった特殊な場所の整備はかなり大変なんだろうなーと少しばかり考えた次第です。階段を組むこの大量の木材はいったいどうやって運んでくるのでしょう?

岩だらけの険しい道をしばらく進むと、平坦な湿地帯が姿を現します。ここはたくさんの種類の植物の群生が見られます。
唯一、のんびりと散策できる場所、と言っていいでしょうね。

その湿地帯を抜けるとぐっといっきに下降出来る木製の階段が現れます。結構急です。
ここまでくると全体の4分の3は過ぎています、あと少し。

険しい下山道が続きます。登りよりも下りの方が危険を感じます。
履きこんだダナーライトのビブラムソールがつるつるでよく滑ります。
どうやら帰ったらソール交換に出さなくてはいけないようですね。


とうとう酸ケ湯が見えてきました。八甲田周辺一周制覇であります。
それにしても視界が悪いですね、スタートしたあたりより悪天候になってしまっています。それでも本格的な雨にならなくて本当に良かった。しかしまだまだこんな天候ですから私の「雨男」返上にはちょっと無理があるようです。
ソール交換が出来上がってきたらまたどこか挑戦したいですね、岩木山に岩手山などなどこのあたりには美しい山々がたくさんありますから、楽しみです。
展示会のため出張、今回2件と言う事で時間的に余裕、昨年そして今年と「うみねこマラソン」に参加してもらった田村氏の所属する「ジェームス」の店舗拝見のために鎌倉まで足を延ばしてみました。
品川から横須賀線に揺られること約40分、無事鎌倉到着。


おおー久しぶりですね、相変わらず真っ黒に焼けてますな、サーフィンにランニングに阿波踊りとアクティブな日々を送っているたまものですね。えっ、阿波踊りはやってない、なーんだそうだったんですか、それは残念、少し前向きに考えてみてくださいね。
そしてついに店に到着。







古都鎌倉の街の景観にそったシックな店構え、シャレオツにまとまっております。
街には観光客もあふれ、また鎌倉マダムなど地元の方々もふらり立ち寄る幅広い客層が臨める環境、じつにいいですね。
そして次に街の探索、古くからの建物、またそれらををうまく生かした店舗にあちらこちらに点在する裏路地が魅力的。













トコトコと探索しているうちにすぐに制限時間いっぱいとなってしまいました。所要時間3時間はあまりにも短すぎたようであります。
今度来る時は一泊位はしたいなーなんて思えた新鮮な時間でありました。


ここのラーメンなかなかいけるね、田村さん、ごちそうさまでした。今回バタバタでのタイトな見聞、やはり何か物足りなさを感じますね、じっくり観たい。
時間作ってまた伺います、その時は一杯行きましょう!



今回は「’32年デュース・クーペ」の配送、ホットロッドの最高峰と言っていいよね。
カッコイイ、さぞかしプライスもカッコイイんでしょうね。
青森県内、思いのほか趣味のいいビンテージ車両をお持ちの方の多い事、驚きます。


都内からひとっ走りにもかかわらず、疲れ知らずの満面の笑みのHIDE、自分の趣味の物品を扱うこの光景はなかなかうらやましいです、しかしながらかなりの長距離運転、女房子供のためにも時々休憩を入れながら安全に走って欲しいものですね。


梅雨どきながら雨の上がった昨日の午後、市内近郊の湾をふらり、風の心地よいこと。
出張続きだった5月もなんとかへこたれず無事に乗り切りホッとひと息つくも、なんともう6月の声が、いやはや月日の流れの早い事・・・。
そろそろまたひとつ年輪が増えそうなこの頃であります。
今年のまだまだ巷に雪が残る晩冬あたりに行われた我が祖母の7回忌、この時墓はすっぽりと残雪におおわれその場所までたどり着けずに墓参りの行事を断念した次第、そこで私、6月のこの熱帯的異常気象のなか、その時の続きといいますか、たどり着けなかったままの釈然としない気持ちを払拭するため、ひとっ走り汗をふきふきその神聖なるエリアへと向かったのであります。

やはり精神的な落ち着きをこの場所は与えてくれますね、これですっきり!

そこで帰りはおきまりの「イッシン」へ。



これこれ、このチーズハンバーグ、チェダーの少しばかり焦げついたあたりのコク深い味わいがいいね、いつ食ってもうまい。
休日の小さな幸せであります、ごちそうさまです。

ところで、庭師「長沢さん」への質問です。
「ブログにでもアップしといて下さい、それを見てチェックしておきますよ」と言ってもらっていた件であります。



これはまるっきり何も無いところから自然発生した「草」であります。
数年前は膝程も伸びた雑草があまりにもすごいので週一でカワサキエンジン搭載の草刈り機でガンガンに草を刈っていたのですがここ3年あたり、なんと芝っぽいのがひとつふたつ顔を出し、そしてグングンと勢力を増すごとく全体的に生えそろって来たのであります。
これって「芝?」なのですか?芝にもいろいろと種類があるとは思いますが「野芝」であれば大歓迎であります。
鑑定の程、よろしくお願い致します。