VOL12 「手の展」開催中

初夏を向かえ心地よい季節がとうとうここ南部地方にもやってきた。
この頃になると「冬」の寒さや厳しさというものを完全に忘れてしまいます。
しかし、この季節になって絶対に忘れてはならないのが「手の展」。
造形作家・三浦孝之氏の新作、力作が今年もしっかりと展示されておりました。


場所はNHKハナミズキホール(6/5~6/7)。
いつもながらこの場所に足を踏み入れる瞬間はワクワクしますね。


額物は今回色使いをおさえシンプルに仕上げた感じ、丸型の物が目新しいですね。
中央付近でギターを奏でる人形の雰囲気は二重まる。廃材を利用しての創作はエコそのものでもあります。


今回私の中で一番目を引いた作品です。
細い円柱を縦に組み合わせた平面に文字を組み込んであります。
配色もカラフルでオールドアメリカンフィーリングですね。
どれかが欲しいのですが、迷っています。


前回のチェストと同等の力作です。バリ風とか何々風とか言ったものではなく、彼自身の創作家具と言えるでしょう。
出来る事なら屋根付きの広~いベランダにでもセットで置いてみたい長椅子&テーブルですね。
いつもながらの素晴らしい作品群でした。どれにしようか少し時間を掛けて考えてみたいと思っています。


ティキです。これは彼にスペシャルオーダーをして作って頂いたものです。
一刀一刀手彫りにての製作でかなり根気のいる事だったでしょう。御苦労様でした。
もちろん、現在、家の守神として活躍しています。

今度時間を作って彼の工房を尋ね、手をかけた裏庭を見てみたいと思っている所です。