2022年4月

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先週の登山にて、なんとソリを車に忘れると言う大失態を演じてしまっていた私。


そこで天気の良い事に乗じて翌週再びの岩手山であります。
そこで目にしたのは、先週は無かった沿道の桜が咲き始めていることにプチ感動です。1週間でがらりと華やかに変貌しておりました。


中腹はここ1週間でだいぶ雪解けが進み、全体的に岩が姿を露わにしております。そろそろソリは無理なのかなと思って登っていると見えてきました。


谷にはまだ大量の雪がしっかりと残っております。ちょうど登山道の両脇が深い谷になっていて雄大な景色が広がります。



今回ソリで下るのは山頂側からの谷になります。すでに山頂付近には雪はなく、あの雪の残る最長ラインからの滑りになります。
取り合えず腹ごしらえに、用意してあったチーズパンとチョコレートパンを腹に放り込み、出発です。
シャー――――――ーーーーッ!気持ちい―――――ですね。


1本ラインがくっきりです。
これなら下山は時間短縮できるのと、何しろおもしろい、春山はこれですね。


ひぇーっ、ここから先はかなりのデンジャラスな落下コースですね、携帯とか落としそうなやつは全部しまってから行きます。
それではまた・・・生きていたら会いましょう!

今季初岩手山です。
先日、八甲田大岳でソリで下りてきた経験が爽快でしたので、今度は岩手山にて、となりました。


いつ見ても美しい山ですね。雪もだいぶ解けた模様ですが中腹にはやや残雪ありな感じ。楽しみです。


駐車場は雪がもうなくなっています、2週間前に登ったT君情報では駐車場には積雪で入れなかったとの事でしたがこの2週間でなくなっていますね。も4月、雪解けも早いものです。
車を止めて準備をしていると、なんと大事なクマ鈴を忘れてきたことに気付いたのです。4月はそろそろクマが冬眠から覚めて動き出す季節。代わりの物は何かないかと車内を探索、からのペットボトルを発見、これをたたいて登ることにしました。ちょっと時間をロスしてしまいましたが出発です。


冬は登山ルートが全く別物ですから少し考えながら進みます。


中腹あたりからやはり雪がまだ残ってます。ただ固いのでアイゼンを付けて進みます。夏と違ってほぼ真っすぐに近いルートで進みます。


8合目の山小屋の裏側が見えてきました。これも冬ならではの光景ですね。夏はこっち側を見ることは無く、ルートとしては山小屋の向こう側になります。
このまま進んで行って一気に山頂を目指します。


山頂到着です。相変わらず風が強い。岩手山名物の強風が吹き荒れております。寒いので8合目まで下りてから軽く食事をとりましょう。
途中コンビニで買ってきたコロッケパンで体力回復、さあ帰りますよ。


おお~~~素晴らしいゲレンデがず~~~と続いております。さぁここからソリで一気に下りましょう。
と、うん?えっ、なんとソリが無い。ソリを車に置き忘れてきたではありませんか。なんという失態。せっかくのお楽しみがオジャンであります。そうです、クマ鈴を忘れてあれこれと策を練っていてそれに集中するあまりすっかりと大事なそりを持参することを忘れてしまっていたのでありました。残念の一言です。だけど人生そんなものです、次回のお楽しみにしておきます。
仕方ありません、ブーツで滑り滑り小走りで下りましょう。
今週は検診があったために遠出は無し。
天気も良くてベストコンディションでしたが、やむなく病院へと足を運びます。
検診も2時間ほどで終了したので、それではと自転車の準備です。
ここ2年で2度のバーストがあったチューヴラ、どうしても怖くてチューブレスに交換することにしました。幸いにも走行中のバーストではなく運搬中に突然バンッと爆発してしまって、もし走行中だったら大変なことになると思い決断。しかしそのためにはホイールの交換も必要になります。


今まで使っていたこの軽いカーボンホイールからアルミホイールに変えます。


アルミからカーボンに変える人はいるけどカーボンからアルミに変える人はいないよ、な~んて言われましたが、やはり変えます。ダウンヒルで、もしバーストしてしまったらと考えるだけで鳥肌物ですから。少しくらい重くなっても安全が一番ですからね、やっぱり。


ついでに、以前買ってあったビンテージのレザーサドルをアラベスクに装着、使い込んだこのレザーの風合いが何とも言えず、かっこいいですね。
そろそろ自転車の季節、まずは階上岳でも登りましょう。


あれから2週間、再び八甲田に向かってきました。本日もなかなかの晴天に恵まれて良かった。


あれだけの雪に埋もれていた八甲田の看板はすっかりと全貌を露わにしております。この2週間で山肌は2メートルほどの雪が解けている様子。前回とはまったく別のもになっておりました。
そして今回はぐるり1周の旅、今登ってきたところとは反対側にから下って行きます。


ハート型の雪を抱えたこの山の下にある避難小屋を左方向に進みます。夏では到底歩けないところを歩けると言うのもこの雪山のだいご味あであります。くねくねと曲がりくねった山道を歩く時とは全く別でまっすぐに下ることもできるから楽と言えば楽な感覚です。


このあたりを下って行けば多分ルートにでるのかな?取り合えず下りてみましょう。


前回はスノーハイクスキーで下って来たのですが、今回は障害物のないところはこれで下ります。急遽100均で買ってきた小さなソリ、何だかワクワクしてきますね。
所々滑っては歩きの繰り返し、それでも随分と楽に下れます、これ、おもしろいですね。癖になりそうです。


しばらく進むと平原に出ました。多分このあたりはあの湿地帯でしょうね。あの先に見える岩木山の方向に進めば酸ヶ湯方向でしょう。
やや雪も固くなっているので下りはスノーシューは必要なし。


もう酸ヶ湯温泉に到着です。
ほぼ曲がりもなく下山出来るので夏よりかなり時間短縮で下りることが出来ました。雪を楽しめるのも後もう少しですね、それにしてもソリ、面白い。