2021年4月

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早朝目覚めると、ざわざわと木々がざわめく音がする。どうやら今日は風が強そうだ。
早々に起きて階下に下がると何だか寒い、そうです、気温がグッと下がっているようでした。
テレビをつけると今朝方の気温は3℃、これは寒い。今朝は自転車を引っ張り出そうと考えていたのですが断念。


風も強くて予定も飛んだので、今日は、以前から直そう直そうと思っていたカナディアンカヌーのシート修理をすることにしました。
シート本体を船から外して破れた籐の編み込みシートを切り離します。それからここにはPPテープを編み込んでシートを形成します。
PPシートはすぐに手に入るだろうと、早い時間からホームセンターを回ってみると、お目当ての物が全然売っていないのです。次に手芸屋を回るも全然長さが足りません。
マジか!すぐにでも手に入れて修理したいところですがここは我慢、注文と言う形にしました。
時間が出来たので、昨日理容師のW君に聞いていた七戸町へと蕎麦を食いに向かう事にしました。


「松雪庵」、ここですね。
古民家をリペアした雰囲気のある佇まい。どうやら私が1番乗りのようです。11時、ぴったりのオープン。
早速「天ざる」を注文。するとどうでしょう、次から次からの来店客の流れ込み。あっという間に20人ほどが入り込んですでに満席状態。すごい!
聞き耳を立てていると、どうやら半分以上の客は札幌だとかどこだとかとわざわざの来店みたいですね。これまたすごい。


固めの田舎蕎麦に天ぷら盛り合わせ、種類の多い事、そしてうまい、これならの来店客の数、納得です。なかでもフキノトウの天ぷらに人参の天ぷらは良かったですね。
満足です。休日こんな形で時間が出来ないとなかなか来れないところですがたまたま時間が出来て来ることが出来て良かったです。


お勘定しての帰り、店を出ると店前の駐車場は満車です。待ってる方々もいるようなので私はさっさと車を出しました。
ごちそうさまでした、また来ます。
近頃は毎日のように強風が続いて辟易としております。
玄関先に出してあるシュビドゥビの看板が飛びそうな勢いなので2Fへと看板を上げるなどして対処してます。
春先はやはり荒れますね、ただ天気は良さそうなので良しとしましょう。


そんな春先ですが、今月24日25日の2日間「BLACK SIGN・F&W」の小さな展示会をショップ内の1部を使って開催予定であります。そうです、今年の秋冬物の展示会です。
先物ですが御興味のある方はぜひ寄ってみてくださいませ、お待ちいたしております。
もちろん、今期の春夏ウェアーもしっかりと揃っておりますので是非どうぞ。
先週の休日はゆっくりと午後の晴れ間を縫って十和田湖にやって来たのですが、今週は午前中の早いうちに十和田湖に到着。


今回は天気もいいし時間もあるし遠くまでのライドが楽しめそうです。
ただ、湖の真ん中を突っ切って向こうに見える絶壁を取りあえずは目指しているのですが、波がありますね。横波は厳禁なので向かって来る波に向かってやや垂直に進みます。ますます湖の中央付近に寄りますがそれが安全な感じです。ちなみに、先週はまだこのあたりのボート系の営業は始まっていなかったのですが、本日すでに始まっている様子で、モーターボートが遠めにビュンビュンカットんでおります。そのボートの波もまた湖面を揺らしますね。気を付けなくてはなりません。


岩壁が近づいてきました。ひと汗かいたのでこのあたりでいっぷくしましょう。


このあたりの浅瀬は波もなく穏やかでプカプカと浮かんでいられるので気持ちいいですね。
コーヒーを乾いたのどに流し込んで、さぁもうひと伸び行きましょう。その岩壁を左に見てカヌーは進んで行きます。あっ、何を気にしたのか、うっかりとパドルが手を滑り湖にポシャリと落下。
おいおい、マジか、これはやばいですね。準備のいい私は、予備のパドルで漕ぎながらそれを拾いにぐるぐる、カヌーは左右に揺れるし、なかなかすくい上げるのに一苦労でした。握力が落ちてるのかもしれませんね。もし予備のパドルが無かったらと思うとぞっとします。予備、大事ですね。なんだか腰も痛いしそろそろ戻りましょうか。


という事で、戻ります。
波があると気疲れします、ちゃんと慣れなくてはなりません。今季まだまだ時間はありますので練習ですね。
今年に入っていち度下見に来ていたカヌー出廷場所。現在もまだ宇樽部キャンプ場が運営してはいないのでそこからの出発になります。
あの下見から数週間過ぎてすっかりと地表を埋めていた雪も解けて春近し、と言った感があります。


すでに積雪がないので初めての場所ですが地形にも安心感はあります。
午前中は雨模様でしたが、午後からの天気予報は晴れとなって、それではと遅くなってからやって来たのでしたが、正解でした。


波ひとつない湖面をすいすい滑るようにカヌーは進みます。
先を見る限り他のカヌーもボートも何もなし、ただ遠めに水鳥が数羽プカプカと浮かんでいるばかりです。なんと静かで神々しい空間でしょう。こう言うシチュエーションが大好きです。


左舷側に宇樽部キャンプ場が見えてきました。その少し先に真新しい黄色っぽい建物が見えてきました。そうですね、あれが今年から運営を始めると言う「湖畔サウナ」ですね。真新しくきれいね建物です。あそこでたっぷりと温まった体を湖に飛び込んで冷やすのでしょうか?その辺はわかりませんが、何だか人気スポットのなりそうな予感です。


しばらく進んで行くと向山方面が明るくなってきましたね、ちらり太陽が顔を出したり隠れたりと言った花曇り、雨が止んでくれてほんと良かったです。
コンビニで買ってきたコーヒーをちびちびやりながらゆっくりと進みます。


ぐるりあたりを周回してそろそろ戻りましょう。次回は天気さえよければ早朝から大回りしてみたいですね。
初回でしっかりと漕げてましたので、まだまだ体は大丈夫そうです。
先週の休日に向かった八甲田・高田大岳は1300m付近で吹雪となって敢え無く登頂を断念。今週の休日である月曜日は雨予報から突然の晴れ予報へと変換されていたために、
これはチャンスと早速出かけてきました。


この状況はなかなかのチャンスな一日ではないでしょうか。隣接の山々もはっきりと望むことが出来ています。あれあれ、向こうに見える山はここのところの暖気で雪崩が起こっているのが見えています。気を付けなくては。


おお~空は蒼く輝いております。期待できますね、あれほど八甲田山には登るのを拒絶されていただけに(本日4回目)何だかホッとしております。さぁ1歩1歩進んで行きましょう。


マジかの図。先週戻ったあたり。
やはり八甲田山は私を拒んでいるのでしょうか?今回は雪は無いにしろガスと風がすごい。まぁ雪がないだけいいか、そんな感じ。風は先週と同じくらいの強風が吹き荒れております。
そんなに私は嫌われているのでしょうか?何をすれば好かれるのかいま一度考え直さなければなりません。


取り合えず雪がないので、先週と違い私の足跡が残っているのでまだ安心感はあります。ただ先が見えないのでこれまた感覚で登るしかありません。しばらく進むと雪に埋まっていた木々の頭が連なるところへと出ました。ここを通ると私の足跡は全くなくなり私の軌跡が消えてしまいます。どうしよう。行き止まり、な感じ。
ならここを右か?そこで右へとしばらく進むとやはり木々の頭がずらり、どうしよう、じゃあ左か、このままではどうしようもないのでそのまま木々の頭を超えて左へ進むことに。その先も見えなかったら危険なのであきらめて再々チャレンジしましょう。するとその先にガスの中うっすらと角柱が1本見えました。
山道の道しるべに遭遇したのでした。ラッキーでした。


その中継地点に、ここを曲がる目印として強風でも飛ばないような石を拾いセッティング、これでひと安心です。


とうとうこの先が見えないガスと強風の中登頂に成功です。寒い!
さぁとっとと帰りましょう。ここに滞在する勇気はありません。足跡通り帰りましょう。


いやはや、ここまで下りてくれば安心です。本日もてっぺんだけが荒くれておりました。
この帰りにどこかによって、携帯用小型ボンベストーブを買っておかなければ、と決めたのでした。