2018年8月

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先週の休日の夕方、何気なくテレビを見ていると焼山にある「森のホテル」の紹介が。

少しばかり前、日帰り温泉に行ったことがあって、いいところだな~と思っていただけに注視。するとレストラン厨房から人気のスイーツという事で「生カステラ」と言う聞きなれないものが紹介されていました。

リポーターがその謎のスウィーツを一口「う~~ん、これはおいしい===」と絶賛。

これは一度試してみたい、そう思い立ち今週立ち寄ってみたのです。


やはり当然のごとく温泉に入り、その帰り際にフロントで聞いてみました。

「先週テレビで見た生カステラってありますか、持ち帰り用のやつ」

「あ~あれ、そう言えば確か最後の一個が残っていましたね」

「マジですか、それは良かった、それ下さい」

「わかりました、あのテレビが流れたあたりから注文がすごくて、取り置きなんかの電話もあるほどなんですよ」

「すごいですね、あって良かった」

と言う展開、ラッキーでした。



カラメルをかけて、どうぞめしあがれ!

そんな連休の翌日。

岩手山登山を予定していたのですが、曇天模様、これではいつ空が泣き出してもおかしくはないと思い断念。それならと近場の「階上岳」へと足を向けたのでありました。


かなりぶりの階上岳登山、自転車ではしょっちゅう登っているのですがたまには歩くのもいいものです。近場なので雨にやられても何のその、ダメージはありません。


タイムトンネルを抜けて先へ先へと進みます。

途中ポツリポツリとしょぼい雨、これくらいは想定内、なんてことはありません。そのままどんどん進んで頂上へ。



頂上はすっかりと雲に覆われていて視界ゼロ、ドリンク一杯だけ体に補充してすぐに下ります。

登りではほぼ人に会わなかったのですが、下りではそこそこの登りの人たちに会いました。ここは地元の人たちが多いから時間的にゆっくりなんですね。私もそれなりに年を重ねておりますが、皆さん確実に私よりはぐぐっと年配の方々、足取りも軽く元気ですね。


下りて、所要時間ちょうど2時間。

登るときは車が2台しかいなかった駐車場、今は満車です。

今日は私のラン休養日、なのでこちらでそれなりのいい汗をかかせてもらいました。

お盆は帰省の方々がおおく来店してくださって、懐かしい顔にこちらの顔もほころびます。

ばたばたと過ごすこの夏の喧噪もひとつ落ち着いたこの8月の後半あたり。

恒例の花火大会が開催されます。

それは日曜日ですが、ここはやはりの決断、午後6時で閉店とさせて頂いて観覧準備に入ります。



テレビで見る、大げさで華やかな花火群ではないのですが、一発づつ丁寧に打ち上げていると言った質素な風情に情緒を感じるこの大会。夏の終わりの花火、と言ったところでしょうか。

ビールを飲みながらじんわりと眺めます。ちょうど1年の半分をやりくりしてきた安堵に酔いもまわります。

そして休日。

トライアスロンも終わりひといき、気分転換にそろそろ山でも登ってみましょう。

やはり最初は八甲田からと思いまして出掛けてきました。好天にも恵まれなかなかの景色、やはり山は落ち着きますね。



久しぶりの登山なのでやはり登りは下半身にこたえます。が、これがまた気持ちのいいものです。流れ出る汗が心地よい。雲海の先に岩木山が顔をのぞかせています。美しい山ですね。



山頂からは陸奥湾が涼しげに横たわっているのが望めます。雲間から陽光が湾を照らして、。これまた美しい。私はほとんど休憩をとらないのでこのまま下山です。すたこらさっさと軽快に滑り降ります。

お盆も終わったこのあたり、登山客も随分と少ないような感じですね。

さあ、温泉でも入って八戸に帰りましょう。



台風がそれてくれた7月29日開催、昨年に引き続き鯵ヶ沢トライアスロン大会へとチャレンジしてきました。。


28日、鎌倉からこの大会に参加すべく八戸駅に降り立ったふたり。

ジェームスの塩谷さん(右)と田村さん。塩谷さんとは昨年も一緒にチャレンジしたので2回目の鯵ヶ沢、方や田村さんはトライアスロン初チャレンジ、楽しみですね。


鯵ヶ沢に着く前に五所川原にて「立佞武多」見物。

高さ25メートルの大迫力ながら細部の繊細なつくりに二人ともたっぷりと魅了されている様子、途中寄り道してよかったと思いました。そうそう見物には来られませんもんね。


鯵ヶ沢に到着して車検等クリアして大会説明を聞いてからの帰り道。

あまりにも美しい夕焼けにつられて海岸ラインまで足を延ばします。太平洋側に住んでいる私たちにとって海に沈んでいく太陽はあまりにも珍しく感慨深く、そしてロマンティックでありました。

明日がんばりましょう!




さぁいよいよ大会の始まりであります。

腕にナンバーを書かれ過酷なレースのスタートはそろそろです。

スタートは海、スイムからです。「ドーーーーン」号砲一発。

それからあれやこれやで自己と向き合い数時間。


34℃を超える猛暑の中、皆無事生還。なんと過酷な自然との闘いだったことでしょう。それでも無事でここに立っていられることに感謝。ここ鯵ヶ沢の名物「スイカ&メロン」をたらふく頂いで大満足であります。


さぁ帰りましょうか。

この後軽い食事をして八戸に帰ったのでありました。めでたしめでたし。

それにしても「鯵ヶ沢海水浴場」のかなりの賑わいに圧倒されます。まるでここはかの有名な湘南か?ぐらいの人の波であります(ちょっとおおげさ?)。びっくり。松並木がちょうど日よけの大きなテラスのような役割をしていて家族ずれもわんさかと陣地を確保してのんびりと夏の海を楽しんでおります。サイドには海の家的出店がずらり。多分、この海岸、県内でいちばん賑わっているかもしれませんね、そんな印象受けました。


今回、スイムでのミスが尾を引きタイムダウンな私、ここからの反省を糧に、来年リベンジ、がんばります。