◆ T-bird BLOG ◆

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とうとう恐れていた奴が、奴がやって来てしまった。

珍しく温かい日々が続いていた昨今ではあったが、いつかはその正体を表すだろうと確信してはいたのだが・・・・。
よりによって「ウインターセール」初日にかよ・と言ったところだ。
明け方は雨模様で、これならなんとかなると思っていた矢先、午前10時を回ったあたりで突然雪に姿を変えてしまっていた。


ほんの一時間で私の愛車は雪の餌食に!


歩道もこの有様だ。


この大雪にはしゃいでいるのは、愛犬ダイとジンくらいのものだろう。
このピンと背筋の通った腰つきが、ただ者では無い事を表している。
もしかすれば伝説のダンプの使い手か?ご苦労さん!


数時間で店の前の公園もこんな風景に。
車も半分埋まってしまっています。短時間にこれだけ降ったのはあまり記憶がないですね。
今日はセール初日と言う事を再び肝に命じて頑張らなければなりません。
そしてもし、セールに行ってみようと考えた方がいましたら無理せず気をつけていらっしゃいませ。

過酷な現場からMがお伝え致しました。
2009年、皆様、年明けの休日を楽しくお過ごしでしょうか?
八戸は1/1(元日)から、全面的な断水という大きな事故から始まってしまいました。
どこもここも水道が出なくて給水車が出動するなど大変な状況でした。
かろうじて店の方はその被害をまぬがれ営業にこぎ着ける事が出来てほっとしていますが、そろそろ復旧のめどもたっている模様で、もうすぐ元の平穏な生活に戻れる事でしょう。
被害にあわれた方々には心からお見舞い申し上げます。
それにしても、水が出ないって本当に大変ですね!


そんな大騒動の中でも、やはり元朝参りは欠かせません。
近年経験のない春の様に温暖な空気の中、昨年同様「蕪嶋神社」へと向かいました。





神聖な場所に立ち、今年もまた初心にかえり新たな気持ちで頑張るつもりです。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

スタッフ一同
「早い早い,もうこんな時期なんだね~!」と毎年合言葉のようなささやきが聞こえて来る今日この頃。
年を重ねるにつれ、増々そのスピードは早まる感がありますね。

今年、世界は、この寒風吹きすさぶ荒海のごとくに冷えきった経済状況に落ち入り、テレビでは毎日の様に株価暴落から失職、はたまた大会社の破綻のニュースで持ちきりです。
無理なマネーゲームが全ての流れをいとも簡単に破壊してしまった感があります。


そんな憂鬱な暮の朝、陸奥湊駅前にある市場通りを通ってきました。
ここはいつもの様にほのぼのとした雰囲気で、いつもの平穏な日常を感じる事が出来る空間です。
氷点下の外気ですが心暖まる風景は気持ちを和やかにしてくれますね。


アメリカ出張のブログ以来、久々登場のビーグッド広沢君とスタッフジンのツーショット。
広沢君は出張で東北を回っていて先日この八戸へも足を伸ばしてくれました。
そしてこの厳しい社会状況に対し、ふたりは大空を見つめて誓いあっていたのです。

「おい広沢、2009年もしっかりと頑張っていこうな!」

「いてて、痛いですよジンさん、きつ過ぎますよ。」

「何いってんだよ、ぜんぜん強くなんかね~だろこんなの。」

「強いですって、しかもやめて下さいよ、こんなところで、皆こっち見てますから。」

「い~じゃね~か、とにかく厳しいこの時代をあっちの方を目指して歩いて行こう!」

「そうですね、頑張るしかないですよね!」

種差海岸でのそんな会話が耳に伝わってくるようです。


2008年、皆様には大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。
2009年も御愛顧のほどどうぞよろしくお願い致します。
皆様に幸せが訪れる事を心より願っております。

初売りは2009年1/2(金)AM11:00オープンとなります。
大人気の福袋はティーバードオリジナル、ジョンブル、そしてスカルジーンズの三種類を用意してあります。
お楽しみに!


昨日からの雪が続いていた。
朝6時に目覚めて戸外に目をやると、その雪もどうやら明け方には止んだ様子。
これならジョギングができるかもしれないと、今季初のゴム長を引っ張りだして玄関を出発。
しかし5メートル程進んだところで凍り付いた路面に足をとられ、今年初転びを味わってしまった。
とても走れる状態ではないと思い急遽予定変更。
あたりを見回すとなんと美しい景観ではありませんか。
一旦引き返しカメラを持って再び凍りの道を歩き出したのでした。


まっ先に目にはいったのは庭のエゾエノキとケヤキ。この一年で一メートル程成長した。
それらに雪が付着しなんと綺麗な事か。思わずパシャリ!頼もしい姿です。


浜辺から海を臨むと海水の冷たさが視覚から伝わってくる。


枝の黒いラインと雪の白いラインのコントラストは芸術作品ですね。


雪をかきわけ小高い丘まで進み全体の景観を眺めてみた。
平原には私の足跡だけが続いている。息をのむ程美しい風景だ。
しかしここで一枚写真を撮り引き返すことにした。
あまりにも寒くなってきたのだ。寒風が脳天をきりきりと刺激する。
足も冷たくなってきた。
裸足にゴム長だけではやはりきついし、Tシャツ一枚にナイロンジャケット一枚ではきつい。
自分の軽装にやっと気が付き急いで帰ったのでした。
今度はちゃんと着ていこっと!
顔・顔・顔でどうだ!の巻。
今回の「たま空」はカメラのフレームを90°回転させ着眼点を少し変えてみました。
必死に雲単体の形のみを重視していましたが、これがなかなかナイスショットは難しい。
そこで、私自身の顔を真横に傾けて雲を眺めてみると、なんと新しい世界が見えて来たではありませんか。
うわぁーなんじゃあれゃーと心が雄叫びを上げてしまいました。
その不思議な大空の風景をお見せしましょう。


右上の隅に注目。ちょっとはにかんだ感じが優しそうな欧米人の顔ではありませんか。
広い大空に何かを見い出しているのでしょうか、それにしても穏やかな表情ですね。


こちらはかなり険しい表情です。
雲の中央部分のでっぱりが鼻で、その下にはしっかりと唇を噛み締めた凛々しさがうかがえます。
目のうえのでっぱりがっしりとしていて、とても彫の深い人物にみえます。
ネイティブインディアン系ですね。


素直な顔立ちですね。こちらは日本人的しょうゆ顔のようにみえます。
アゴにはヒゲがはえているように感じたりもします。
刻一刻と雲は姿を変化させ、このような不思議な形を作ってはまた別なものに変わっていく、まさに変幻自在そのものですね。
そして世の移ろいとにています。
最近ではこの雲の観察に増々はまり込み、ぼーっと家の窓からタンクトップ一枚で上空を見ている時間が長くなりました。
寒空の下、その姿を端からみたらちょっと変人に見えるかもしれないと思い、Tシャツを着るようにしました。
んー同じようなものかな・・?
しかし、二度と表れる事のないこの一瞬を切り取るためには、私にとって必要な行為なので、突発的な出合いのためにこれからも見上げ続けるつもりです。

どうぞ次回もお楽しみに!
シリーズが以前あって何かをリニューアルしたというたぐいの「新」ではなく、「お店探訪」だけではタイトルとして何か物足りなさを感じ「新」を付けてみました。
深い思慮は全くありません。
近頃は過酷な出張以外何処へも出掛けられずにややネタ不足に落ち入っておりまして、それならと苦肉の策でこの企画に辿り着いたというところです。
思えば全国の皆様にはこのネットショップを御覧になって頂き、その上御注文まで頂いておりまして誠に感謝致しております。
そこで、このネットショップのリアルショップとはどんな所なのか?という声の無い疑問に答える為に勝手に探訪してみようと思います。


玄関脇のショーウインドーのひとつ。
ここは新しく入荷した洋服を一点づつ紹介しています。
今回はMOTELのダッフルコートです。綺麗なグリーンが印象的です。


店内に入ってすぐに各メーカーのジーンズがあります。
これらは常にサイズを切らさないように毎日チェックをしています。


今期のレザーJKTや各種ブルゾン、そしてテーラードJKT等が揃っています。
今期のレザー物はラムレザーが主流ですね。柔らかい肌触りはまるでシルクのようです。


ブルゾンコーナーの向側はパンツのコーナーになっています。
こちらには細身のスラックス系からカーゴパンツにブッシュパンツ、はたまたダメージジーンズまで揃っています。


中間には靴があります。
伝統のトリッカーズから新進気鋭のフットザコーチャー、そして最新のブッテロまで揃っています。


窓辺側です。こちらは冬対応の重衣料があります。
既に冬本番、本日11/19は朝から初雪でありながら猛吹雪きとなっております。
すぐにでも必要ですね。
ダウンやPコート、その他N3-Bなどばっちりと揃っています。


一番奥がライダースやスカジャン、その他レザーバックなどのコーナーです。
なかでもラングリッツレザーはオーダーメードで世界で一着の特別な物を作る事が出来ます。


最後はカウンター回りです。
手前がカウンターで奥に見える中が明るいショーケースにはレッドムーンからラストクラップスまで各種ウォレットからサーティーンデザインズなどのシルバーアクセまで揃っています。

ぐるりと店内一周を回ってみましたが、いかがだったでしょうか。
こんなやや暗い感じだけどゆったりとした音楽の流れる空間で日夜仕事に励んでおります。
もちろん新作が上がれば、その日の内にネットショップへとアップするよう努めております。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

ちょっと文章が固かったですが「新.お店探訪」でした。

次回、またどこかで「新・お店探訪」があるかもしれません、御期待くださいませ。

展示会の多い今日この頃。
あるメーカーさんは冬展だったり、またあるメーカーさんは春展だったりとそれぞれですが、10月、11月は、早朝、始発にて東京へと向かい、その日の深夜には八戸に帰ってくるという日帰り生活が毎週のように続いています。
おっさんになってきたので最近ちょっと腰にきています。


それにしてもこの八戸駅は立派になったものです。
昔は木造の小さな平屋の駅舎に30人も人が入ればいっぱいいっぱいの様相を呈していて、変にゴヤゴヤと混み合っていたものです。


新幹線乗り場の二階待ち合い室からの眺め。
今のところここが出発点で、ここを起点に俊速の旅が始まるのです。
改めて見ると本当に近代的になったものだ。


この日の出張は早めに仕事が終わったので、いつもの東京最終の新幹線では無く、八戸のローカル線がまだ動いている時間に帰り着くことが出来ました。
恥ずかしながら私はこの地に住んでいて今まで一度もこの線にのった事がありませんでした。
そこでこの機会に一度乗ってみようと思い立ち、久し振りにこのプラットホームへと下り立ったのです。
懐かしい!昔はここから、このローカルな線路をガトンゴトンと特急で東京へと向かったものです。


この電車はこれから青森へと向かいます。新幹線から乗り継ぎ、青森へは約一時間の道程です。
もうすぐ新幹線が青森まで繋がる事でしょう。それまでの辛抱ですね。


今回初めて乗る八戸ローカルです。
八戸駅21時24分発鮫行き2両編成。本日の最終電車。
初めてなのになぜか懐かしさが込み上げるこの感情は日本人特有のものかもしれませんね、感動です。
ほんの十数分の短い旅だったけど実に味わい深いものでした。
次回の出張からも車ではなくこの電車を使おうと心に思った夜でした。
クロコダイルバンブ-と言う新しいスタイルの家具を発表した春展からはや数カ月。
造形作家・三浦孝之氏は今回の秋展(10/17ー10/19)にもかなりの力作を発表しておりました。
場所は前回同様NHKハナミズキホール。


どれどれと期待のたかなる玄関先。
この「手の展」と題した看板もひとつのアートですね。ほんのささいな所まで手を抜かない気持ちがすばらしい。


今回は廃材を巧みに利用しての作品。
廃材の持つ時間が作った色合いをそのままに、部分部分に塗りの輝きを加え、今までにないコントラストのある作品に仕上がっています。
テレビでも置きますか?


和のテイスト満点の座卓。重厚な作りになっています。
これは「塗り」で勝負していますね。
透明感が濁らないように丁寧に十回塗り。気の遠くなる程の作業です。


毎回出品するたびに進化している額物。ハワイモチーフのモンステラも年々リアリティーが増しています。
見ていると落着きますね。


同じ額物ですが、こちらはカラフルな作品です。
女性を描いた物は私自身初めて目にしたように思います。
彼の恋人の姿かもしれませんね。


こういった小さな木製の人形も以前から作っています。
これら人形は、東京の恵比寿にある「ONE LIFE」と言うショップでも買えますよ。
いやー今回も素晴らしい作品の数々でした。
10月19日の日曜日まで開催していますのでお時間のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

私はと言えば、今回どの作品をゲットしたらいいのか苦悩中!
おおおーなんか覚えているー!
このエリアに足を踏み入れたのは43年振り。
それでもやはり多少色褪せてはいるが映像として記憶が残っている。私が幼稚園の頃、遠足で祖母と一緒に来た時の。

ただ、不思議な事に食堂やお土産屋の立ち並ぶこの通りに関しては記憶が無かった。
この小さな商店街も当時からあったと思うのだが全く覚えてはいない。
子供の頃はこういった所こそ覚えているのでは、と思うのだが。
そんなたあい無い事を考えながら、閑散としたこの道を真直ぐ奥へ奥へと進んで行くとありました、ありました。
旧浅虫水族館の建物が。


そうです。ここです。
確かこの建物の向こう側にも、岸沿いにずっと道が連なっていてその途中にトイレがあった様な記憶があります。
現在は関係者以外立ち入り禁止になっているので確かめる事は出来ませんが。
そうだ、それに昼飯はみんなで戸外で食べたんだった。
木漏れ日のなか潮騒を聞きながら皆で持参した弁当を地べたに座って食べたのだ。
そうか、それでさっきの商店街を利用しなかったのかもしれない、だから記憶がないのだ。
現在、旧浅虫水族館は水産試験場になっています。
どんな形にせよ、この建物が残っていたとは・・懐かしさでいっぱいです。
6才の頃たった一回しか来た事がなかったのに、楽しかった記憶は長い間はなれないものですね。
合同で撮ったモノクロの記念写真の事もしっかりと覚えているのです。



帰り際、このまますぐに立ち去るのもどうなんだろうと思い、商店街で最初に目に入った「お食事処もりや」さんに寄ってみた。
さっき「まぐろ丼」をちょっとだけ残した私だったが、ラーメンならまだいけるだろうと注文。
海のしぶきでややくもり気味の窓ガラスから見える景色に旅愁と時の流れ
を感じながらのラーメンはまた格別でした。
「ごちそうさまでした」
またいつか立ち寄ります、どうか全ての風景が元気でありますように!
天高く透き通る程に澄切った青空が続く。
9月に入っていよいよ北国の秋が忍び寄って来ましたね。
昼間はまだまだTシャツで過ごせるのですが、朝夕は長袖がなければめっきりと寒さを感じるまでに気温が下がってきました。
この季節の変わり目は心の変わり目でもあります。
体同様、しっかりと心もケアして下さいね。
先日、都内でアパレルメーカーを経営している古くからの友人Tのブログから食に関する情報を得た。

それは彼が家族連れで青森県に遊びに来た折、この浅虫水族館で心を癒し、その帰り道、浅虫の鶴亀屋食堂に寄ったと言う。
私は知らなかったのだが、彼が言うにはその食堂は全ての料理がビックサイズで有名なそうで、中でも特に彼が好きなのは 「まぐろ丼」。
まぐろが天こ盛りで最高だと文面に記されていた。


そこで早速向かってみた。
こんな近場にそんな所があったのかとワクワクしながら、陸奥湾を右手に臨むベイエリアを走行しているとその食堂はすぐにみつかった。
情報では昼時は長蛇の列だと認識していたので、早目に出発し午前11時には到着した。
食堂内に入るとすでに3組の先客がいた。
見渡したが「まぐろ丼」を食しているお客はいなかった。私は席に着くやすぐに「まぐろ丼」を注文。


どーんとこいつがやってきた。
すごい、すごすぎる!なんと言う大振りなぶつ切りだ。
私は圧倒されてしまい、しばらくの間箸が進まなかった。
それでも気持ちを奮い立たせてチャレンジャーとして対峙した。
仮にステーキならこれ位はお茶の子さいさいなのだが・・・・・。
ごめんなさい。少しだけ残してしまいました。
これはまぐろ好きにはこたえられないボリューム感でしょう。
機会があればまぐろ好きの皆さんぜひ試してみて下さいね。


鶴亀屋食堂を後にした私は、せっかくなので浅虫水族館を回り、湾に浮ぶ大きな島を臨みながら数十年振りに海側にある昔の浅虫水族館のあった古い商店街エリアにも足を伸ばしてみたのでした。
悠久の昔、私がまだ幼稚園の頃に魚を見に来たのはこっちだったなー。


・・・つづく。
清清しいとても澄んだ空気が、秋の気配として漂い始めましたね。
あのどんよりとした重い空気が充満していた夏の後半、いくらかの夏日を損してしまった感が強く残ります。
そんなある朝、ただならぬ明るさで覚醒した私は、その空の青さに感激。
こんなに空は青かったのか!
今回のたま空は、へんてこ雲を探すのではなく、ただ単にこの素晴らしい秋空を撮るために海岸へと出掛けたのでした。


場所は大平洋をのぞむ「葦毛崎展望台」。
駐車場に車を止めたところで、まっ先に目に飛び込んできたのが、この松の木と青空とのコラボレーション。
極めて日本的な情緒を漂わせるワンカット!空も良い表情なのだが、この松も良い味だしてる。
これも成長が楽しみだ!


まるで城壁を思わせる堅固な石作りの建造物。
どこまでも高く、どこまでも青い、この大空をバックにすれば展望台も存在感が増す様です。
この青さが全てを新鮮なものに変えてしまうのでしょうね。


展望台から遠くアメリカ方面を激写!
あの空と海の境界線の向こう、カルフォルニアの青い空と海がつながっているのです。
ここ最近アメリカ出張に行っていないので行きたい思いが強い今日この頃。


極めて牧歌的な風景だ。
悪い癖だが、空に浮んだ雲の一遍がイルカに見えるのは私だけだろうか?
今日は変型雲を捕えに来た訳ではない。それなのにイルカが大空を泳いでいるかのようにみえる。
いや~のんびりとした気分になる。
今度こんな日が休日だったら、ここでビールでも開けてみたいところだ。

さぁて、マンゴーソフトでも買って帰るか!
9月に突入し、いよいよ秋の足音がやんわりと聞こえてきそうな時節になりました。
今年の夏は、なんだか雨が多くて湿度の高いどんよりとよどんだ日が目立ち、カラリと晴れた日が例年より断然少なかったように思うのは私だけでしょうか。
8月の後半などは太陽が出たのは2日だけ、まったく困ったものです。
地球温暖化の影響も少なからずありそうですね。
そんななかふらりと出掛けたおりに出会った建物を紹介しましょう。


八戸魚連のビルです。
数年前に団体を解散して現在のこの姿になっています。かなり大きな建物です。
この八戸の漁港に魚がわんさかとあがり、出入りする漁船が賑わいを見せ隆盛を極めていた頃の遺産ですね。
今でも威風堂々とした佇まいには感服させられます。


七戸町と野辺地町を結ぶ路線「南部縦貫鉄道」の七戸駅舎です。
1962年創業し惜しまれながら2002年に廃止になってしまいました。
真っ赤なレールバスのかわいい容姿は忘れられません。
幼い頃、数人でこのレール上を歩いて小さな旅をした事があるのですが、たまたま川を渡る陸橋を歩いている最中に、このレールバスが突然走ってきてしまった事があります。
渡り切れず、私はそのまま線路のすき間からだらりと下にぶらさがり、川に落る事もなくなんとか助かった思い出があります。
まるでスタンド・バイ・ミ-の世界でした。そのかわいいレールバスは今も車庫にありますよ!


平内町を走行中に遭遇した廃校です。
明るいたくさんの笑顔達の夢の後です。
子供達が遊んでいた校庭も、今では雑草が生い茂り荒れ放題になってしまっていますね。
向かい側は陸奥湾がきれいに一望出来るグットな環境にあるだけにもったいない校舎です。
授業中、のどかにボ-っと海を見ている子供達が脳裏に浮びます。
真っ赤に塗られた雲梯(うんてい)だけが現在と過去を結んでいるかのようにはっきりと輪郭を保っていました。

印象的な真っ赤な雲梯とのコントラスト!

灼熱の太陽が燦々と輝き、皆、熱気に溢れていたあの「お盆」の頃はどこへ行ったのでしょうね。
気温もすっかりへなへなと力なく下がりだし、近頃は20℃をきってしまう日々も目立ちます。
夏大好きの私にとってちょっと淋しいかぎりです。
もう少しでいいから残暑にもがんばってもらいたいところですね。

今年のお盆、またまたたくさんの帰省された方々に来店してもらい大変嬉しく思います。ありがとうございました。
すでに戻られて仕事が始まっている時期ですね。
どうぞ体に気をつけてがんばってくださいね。
ところで今回、コラム集「グッドオールデイズ」に関係する面々も店を訪ねてくれました。



向かって左側、ニット帽で満面の笑顔が「タフネスK」に出演してもらった「カズ君」です。
相変わらずの脳天着ぶりですね、安心しました。
これなら第ニ作目を書けそうな何かをやらかしてくれる事でしょう。期待していますよ!



彼は「みのる君」と言いまして「記憶喪失ナイト」に出演してもらった「橋本君」と、現在東京で一緒にバンド(ケンカキック)を組んでいます。
以前はハーディーガ-ディーカンパニーで店長として勤務していた事もあります。
帰省すると必ず寄ってくれます。 嬉しいですね。
いい笑顔です!



おお~よっちゃん!と思わず叫んでしましました。
と言うのも「よ志乃という鮨屋」に出演してもらっている、弟の方「吉孝(よしたか)君」にくりそつなのです。
あれから時もたち、現在は再びニューヨークへともどり仕事をしているのですが、今回お盆で帰って来たのか~と勘違いしてしまったのでした。
写真の彼は「千葉さん」と言いまして、いつも遠方、秋田から買い物に来て頂いているお客様です。いつもありがとうございます。
ところで「よっちゃん」元気でやってるのかな~!
ひとりで泣いてないかな~後で電話でもしてみるか!



満を持して登場は「キャンプでの思い出」に出演してもらった「マッスル」です。
だんなは軍医で、しばらくの間、アラスカで勤務していたのですが、最近ついに三沢基地に配属になり数年ぶりに帰って来たのです。
子供達も大きくなり、向かって左側の背の大きい子が「ルイス君」以前レスリングで全米チャンピオンになった事も、小さい子が「シンちゃん」です。
ふたりともかわいいですね~!
2年前になりますが、彼等が日本に帰省したさいに、ルイス君とシンちゃんを連れ、三人で「けんじワールド」に泳ぎに行った事が懐かしく思い出されます。
二人はスライダーで楽しんでいましたね~私はビキニのおねーちゃんしか目に入りませんでしたけどね。
彼等兄弟のおとうさんは身長が2メートルあります。
そのうちどんどん身長が伸びて2メートルを超える事でしょう!
どこまで伸びるのか、私の楽しみのひとつです。

いやいや、それにしても皆さん元気でしたね~!
皆さんから元気をもらえた感があります。
これからの老後の面倒もなんとかよろしくたのんまっせ!
ドンコ!ドンコ!ドンコ!ドンコ!
地響きを起こしながら太鼓の音が街中にこだまする。

今年も開店休業を引き起こす「三社大祭」がやってきた。
沿道は人、人、人でうめ尽くされ、もちろん車もシャットアウト。
当然来客はほとんど見込めない。
ならば「飲んでしまえー!」と宴会の始まりです。

まだ山車の運行は始まってはいないのですが、ボチボチと強力なメンバー達が集まりだしました。
時間が経つにつれまだまだ集合する事でしょう。


いよいよ始まりです!
相変わらず素晴らしい山車ですね。
青森県は青森市のねぶた、弘前市のねぷた、五所川原市の立ねぶた、そしてここ八戸市の三社大祭と見ごたえのあるお祭りの宝庫ですね。
観光では、はしごしている方々もたくさんいます。



いよいよ山車の運行も中盤、佳境に入りだしたころに内戦勃発。
若手のResolutely・カズ君がシャンパンを開けた拍子に、元上司であるMOJ焚火・岩沢氏にぶちまけてしまった。
さぁ~どうなる!

岩沢 「うわぁ~カズてめ~なにすんだもったいね~だろ、それに見ろビショビショじゃね~かまったく!」

カズ 「大丈夫ですよ、社長。それくらいでなにさわいでるんですか~。お祭りですよ、パァ~っといきましょうよ。さぁサラサ飲んで」

サラサ 「あっありがとうカズ君!そうだよ、それくらいなんともないでしょ岩ちゃん、バッカじゃないの! 」

岩沢 「え! サラサまで ・・・」の図

ruud・サラサ、強し!





attic・OGAとその息子リオ登場。

OGA「リオ、あっちから来るトラに噛んでもらうと幸せになれるんだぞ!」

リオ「いいよとうちゃん、こうやってるのが幸せだから」

OGA「お前泣けるじゃね~か」

リオ「それに噛んでもらうなんて、そこまで子供じゃね~し」

OGA「え!」


「ガオ~!」
「ギャァ~っ!とうちゃん!!」 やっぱり子供の図



今回一番の盛り上がりを見せた大野シスターズ!

左から末っ子のショーコ、次女のミッチ、そして長女のユーゴ。
素晴らしいチームワークでした。
ショーコはじゃがいもの煮つけなど数種類のお惣菜を手作りで持参してくれ、ミッチはわざわざこの三社大祭のためにニューヨークから帰ってきて参加してくれました。
そしてユーゴは長女として、先頭にたって大酒をあおっておりました。
恐るべし大野三姉妹。
これだけ役者が揃っていれば、八戸の夏もまだまだ熱く暑くなる事でしょう。

山車も良かったけど「人」もおもしろいね。
来年もまた一緒に楽しみましょうね、よろしく!






ゼェ-ゼェ-と荒い息をきらしながらのランニング。
なぜ走ってしまったのだろう?
最初は気分転換と健康維持の散歩のつもりでゆっくりと歩くだけでよかったのに。
一度走ってしまったら、もう後には引けなくなってしまっていた。
昔、陸上部、などと言う訳も無く、むちゃくちゃ走る速度は遅いものの、がむしゃらに前へ前へと足を運んでしまう。
自分に負けたくないという悪い癖だ。
目的地を心に決めてしまうと絶対に止まりたく無いのだ。

いやいや、そう言うのはもうやめよう。
止まりたい所で止まればいいじゃないか・・・じゃないと心臓が先に止まってしまうぞ。
走っていると心臓のあたりから肝臓のあたりまであちこちが痛むじゃないか。
うん、そうだそうだ、あまり無理しないようにしなくてはいけない。

と言う訳で心に余裕をもちながら走っていると、以前とはまた違う花々が海岸沿いをうめているではありませんか。
暖かさも増し次々に咲き出していますね。
それではまた無口でそれらを紹介致しましょう。









いかがでしたか。
質素ではありますが前回同様健康に美しく咲いているではありませんか。
自然は本当に尊いもので、しかも力強いものです。



花の写真を撮り終えた後に、絵を描いている方に遭遇。
もちろんこの時点でも走っていた訳で、その勢いで「写真撮らせてもらっても・・・」と声を掛けたら、びっくりしたのでしょう、写真に登場してもらっているラブにがっちり吠えられてしまいました。
お騒がせしてごめんなさいませ!
それにしても可愛いラブでした。

再婚では、いやいや、最近では季節もよくなり私の走っている遊歩道も観光の方々や、キャンプをしている方々が増えていますね。
花を紹介する時は無口な私ですが、走っている時はあまりの苦しさに、「ファイト!ファイト!ウリャ~!」と、がなりながら走っているので、まわりの方々にはいい迷惑かもしれませんね。
これからは、浜辺に咲く花同様、質素に走らせて頂きます。

よろしく!



首から肩にかけてズシリとした重さと鈍痛が走った。
肩凝りにはあまりならない体質だったが、近頃は夕方になると決まってその鈍い感覚が襲って来る。
早朝のランニングから販売の仕事、はたまた夜の飲酒まで、年のわりにはフルに動いているから、多分そのせいだろう。
と言うことで久々に温泉へと向かったのです。
場所は「蔦(つた)温泉」。
八戸からは車で約1時間30分、十和田湖方面へ向かい、途中八甲田方面に進路を変えてすぐのところだ。
明治42年から温泉宿として営業しているそうだからかなりの歴史的な温泉場だ。


蔦温泉は八甲田の深い森林に飲み込まれそうに、ひっそりと奥ゆかしく佇んでいる。
1階部分は昔からの建造物だが、奥の2階部分は後からの増築のようだ。


中央の玄関を入り、ふたつある男風呂の古くからあるブナの湯船の方にだらりとつかった。
いやいや、久し振りの極楽だ。
これで血行が良くなったところで、ついでに車の撚費も良くなってくれれば・・・それは無理か。


温泉からの帰り道、近いので十和田湖へと足を伸ばしてみた。
ここは昨年湖周50キロを単独で歩きボロボロになった苦い思い出がある。それ以来だ。


それにしてもこの奥入瀬渓流の美しいこと。
この時期は県外からの観光客も多く活気に溢れていましたね。
風呂で体もリラックス、奥入瀬で心もリラックス、しかし、帰ったら運転で肩に鈍痛が。


しょうがない風呂でも湧すか!

たま空も5回目を向かえ、今回はなかなか心をそそるショットをキャッチできたと確信しています。
まあ、いつもの事なのですが私にはそう見えるのですが、いかんせん回りの友人にはさっぱりとそう見えてはいないようで、説明に苦労している次第であります。
ただし今回のこれは皆さん納得でしょ!


どうです、みごとなマッシュルームではありませんか。
カレーなどに丸ごと入っているとうれしいものですね。
スーパーで一度見た事があるのですが、記憶では値段が高い高級品のイメージがありますね。



先のマッシュルームの原形です。
この「トトロ」に登場していた真っ黒クロスケのような形がみるみるマッシュルームに変化したのです。
この時間は大空にポツリとこの雲だけが浮いていたのです。



これはどっからどう見ても「悪魔」です。
何処へ急ぐのかまったく見当はつきませんが、東の空から西の空へと進んで行きました。
画面右側の方向に何か事件が勃発するかもしれませんね。大事では無い事を祈ります。



夕暮れに飛び立った「火の鳥」の頭と首の部分が見えています。
巨大でキュートな火の鳥が大空へ、画面左上に向かって上昇して行く寸前の姿です。
雄大な想像力を駆使して映像を思い浮かべて見て下さいね。



早朝5時、ポッカリと東の空にお釈迦様が浮んでおりました。思わず合唱!
今日もよろしくです。

それではまた会いましょう!

ジリリ~ン、ジリリ~ン!

1回目の目覚ましコールで目は覚めているが、腕が伸びてスイッチをオフにする頃には2回目のコールに入っている。
近頃の起床は午前5時30分。
朝のウォーキングを始めてからこのパターンになりつつある。5月の初頭からの事だから約2ヶ月間。
よく続いているな~と我ながら感心感心。
そしてこの季節柄、いつものウォーキングコースには可憐な花々が咲き始めたのです。
早朝の清清しく澄んだ空気を全身に取り入れ、目には綺麗な花が写っているのです。
ウォ~ワンダフォ-!
その花々を無口で紹介致しましょう。

無口、そう、なぜなら・・花音痴ですから。











いかがです、派手さはないけど「健康」に美しく咲いていますね。
その「健康」のためにとウォーキングを始めた私ですが、よせばいいのに、ここ最近走り始めてしまったのです。
これが苦しいのなんのって、苦し過ぎて肺が痛む始末です。
これって本当に健康によいのか疑問ですね。
しかし、目標地点まで走り終えた時の達成感と、力を出し切った後の虚脱感はなかなか気持ちのよいものです。
健康にとっての善し悪しはどうあれ、すこし続けてみるつもりです。
花共々浜風に負けないようにがんばりまっせ!

突然このブログが中止になってしまったら悪しからず!
ガコーン...と強い衝撃を受けてしまった。
なに、本物なの。え~なに、身元不明の遺体とかを使ってるの?
はは~こうなってるのか~でもな~。

6月16日(月)、青森県立美術館にて開催中の「人体の不思議展」を見学して来た。
近頃やたらとテレビのCMで流れていて、それこそ不思議と我脳内にインプットされていて、それ程言うのなら行ってみようとなった訳です。



青森市内から青森空港方面に向かう途中、自衛隊のベースから近い山内円山遺跡に隣接する形でその青森県立美術館はあった。
総合運動公園なども併設してあり素晴らしいロケーションだ。



さあ、いよいよだ。どれどれ、どんなものかとくと拝見しましょうか。



どこから入館するのだ。あ、こっちか。
え!写真はだめ!な~んだ、しかたがないよね。はいはいわかりました。
(ですから館内の写真はありません)

入館して直ぐに人体に関する貴重な書物や掛け軸などが無数に展示してあり、案内表示に従って歩いて行くと、ありましたありました。
標本は全体的にカラフルな感じなのですがかなり精巧な作り。
よくここまで細かく作れるものだと感心しながらふっと壁に目をやると「人体標本の作り方」と言うパネルが。
(ん、なになに、え~これって全部本物の人体を標本にしたものなの)とこの瞬間に初めてわかり、かすかなめまいが。
作り物だとばかり思っていた私がアホでした。
解説パネルを読んでみると、全ての組織を樹脂化して固めるらしい。
そうとわかってから、やや気持ち引き気味に見学。
「これ持ってみます?」と突然スタッフの女性が私に何かを差し出した。
良く見ると、いやいや一見で理解できた。
人間の脳ではないか。オーノー!
ずっしりとした重さを感じた。
実際の生とその重さに遜色はないと言う。
人間もこんな風に標本になってしまうのか!凄い技術だ!
だけど・・・こんなに細部までわからなくてもいいや、とも正直思った。
美術館から出ると、なんだか、はかなさとせつなさが同居した、もやっとした気持ちが残った。
気晴らしに青森市内にもどり、泣けるDVDを買って帰った。

斬新で緻密なうえ極めて独創的な作品がならんでいる。
いつも感心させられるのだが、今回もまたそうでありました。

6/6(金)~6/8(日)の三日間、NHKハナミズキホール(八戸市内)にて「手の展」と題するアートの合同展があった。
この展示会は今回で第10回目を向かえるのだが、友人の三浦孝之氏(laula)が出品するようになって8回目になる。
五戸町在住の彼と知り合ったのは2005年のこの春展だった。
古材などをうまく利用し小さな人形から家具といった大物まで多彩な物を作り出している造形作家だ。
初めて展示会にうかがった時にモンステラをモチーフにした壁掛けを買わせてもらい、それ以来の付き合いになる。


今回のテーマは「クロコダイルバンブ-」
竹の節目を巧みに合わせ、まるでクロコダイルレザーの雰囲気を醸し出している。


このテーブルセットもそのクロコダイルバンブ-技法を用いて作り上げた作品。
テーブルの天板の風合いや、ベンチの緩やかな彎曲など根気のいる凄い技だ。


こちらはチェスト。
和洋どちらの部屋にも落着いてはまるはずだ。


この壁掛けは、パーツひとつひとつ木を切り抜きそれを組み上げている。
縁回りは漆での仕上げになっている。
ちなみに向かって右からニ番目の物はもうありません。
なぜなら私が買ってしまったからです、悪しからず。


彼が三浦孝之氏。
盆栽や庭園作りにも精を出しているとか。
非凡な才能を思う存分はっきしてほしいものですね。
心の平和のために!

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