◆ T-bird BLOG ◆

622

奇跡的に積雪の無い今年の八戸地区。
いつかはどかんと大きなやつが来そうでいてなかなか来ないこの不安定な空模様と、それがやっぱり来て欲しくは無い心模様。
日中、太陽が燦々とさして暖かくなったと思ったら夕方には気温マイナスと言った、異常な寒暖差。

先の読めない3月から4月。

先の読めないこの季節にやっぱり場所を動こう、と思っています。



馬場町で最初にオープンした頃の懐かしいティーバード。
写真を探したのですが、すぐには見つからず、つたない絵にて失礼。
店内は6坪と、かなりせまかったけれど皆さんにとても愛された店でありました。
もちろん私にとっても愛着のある空間であり、また、石油ストーブで一酸化酸素中毒になったりの思い出深い場所でもあります。
その馬場町にて10年間居座り、移転、ここ鳥屋部町に移って来たのであります。
そして早いもので、気が着くとあれから13年が経っておりました。









そんな感傷的想いを胸に抱くと、普段何気なく仕事をしている、この今の空間の隅々までが愛おしく思えてきます。
漆喰の幾何学的形状や古レンガの歪な並びがいい味を出してくれています。
床板のやれ具合は長い年月が作り出した芸術であります。

ううううううううーーーーーーーーん、どうしようっかなー。

しかし、大きな駐車場がある方がやっぱり・・・いいに決まってるよなー。

と、心を鬼にしている私なのでありました。
あれあれ、店内に差し込む日射しが妙にやわらかい。

この黄色い陽光感はどうみても4月のものではないか。私は玄関先にある寒暖計を眺めてびっくり、その100円ショップでゲットした寒暖計は立派に14℃と言う、とんでもない数字、ありえない数字をたたき出していた。
普通ならこの厳寒期は日々0℃以下がほとんどで、たまにちょっとだけプラスに転じる事があるくらい。
これはかなり珍しい。

玄関先を照らす光も力強さを感じる。
もうすぐあのあこがれの春がやってくる・・かも・・いやいや、それはない。
油断は禁物。暖かいこの春の様な陽気にだまされてはいけない。
絶対に鬼の様なドカ雪があとひとつふたつはやってくるはず。

だけど・・・それにしても・・・暖かい。



その幻影的陽光に誘われ久々に見上げた空は、最近目にした事も無い程に真っ青だ。
と、ジェット機が気持良さそうにまっさらの青空にシュプールを描いているではありませんか。
あまりの見事なコントラストに・・絶句。

どうやらここ北国にも春が、もう、すぐそこまでは来ているようですね。

フェイントじゃ無ければ!
出張続きの昨今ですが、空き時間にアンティークショップ巡りをするようになってからはすっかりと慢性的な疲れを感じなくなって、新幹線最終時間ギリギリまであちこちと動き回っている私なのです。
今回ももしも時間が空いたら、ハットなどかけるハンガーラックを探しに行く予定であります。
が・・・・・。


なんてこったい、東京、雪ではありませんか。
テレビではたまにちらちらと雪が降って、道行く人々がすってんころりん転んでいる所を目にするのですが、実際こんなに雪がある東京は数十年ぶりの体験。
しかも、なかなか寒い。タイツを履いてきて良かった良かった。


ひえーーーーっ、ここはまたすごい。
「原宿幼稚園」の中庭、あたり一面真っ白ではありませんか。
足跡ひとつない新雪の状態ですね。あまりにもきれいだ。
だけど子供達は今日やすみなのかな?ここで遊べばきっと楽しいと思うんだけどなー。
だれもいないのは・・・もったいない。


本日のお悩みファニチャー。

八戸と変わらない寒さ、と言えば嘘になりますが、案外風が冷たい。
その、思いも寄らぬ寒気に耐えながら再び空き時間に探し当てたビンテージラック。
イイ味だしてはいるのですが大き過ぎるような・・・値段も思っていたよりは・・・
と言ったところです。

もう少しじっくりと悩んでみましょう。
そして今回は、しっかりと展示会、把握してきたつ・も・りです。


そろそろ洋服の展示会出張が続く時期がやってきました。
ドメスティックでは盛夏展ですが、インポートではすでに冬物、ダウンジャケットなどの発注になります。
今現在、それらは現役で店にならんでいるだけに先の長いお話でありますが、しっかりと吟味してくるつもりです。

「今度の出張、時間があったら玄関ランプを見て来て欲しいんだけど・・・」
極めて辛辣な命令口調ではありませんか、しかし、もちろん私は「はい、かしこまりました」と二つ返事。

そして、久々の目黒通り。
前回この通りを訪れたのは、確か5、6年前だったかな、とにかく久し振りな感じでなんだか懐かしささえ覚えます。
山手通りから入り、アンティークショップを一件一件時間をかけて見て回ります。これがまたなんとも言えない至福の時間ではありませんか。
アメリカ出張が無くなって早4年、鬱積していたバイヤーとしての感情がずんずんと表に出てきそうな勢いです。
「元気ですかーーーーーーーー!」


「おおーこの手摺かっこいいなー」
この鉄と木の融合がなんともイイ味をかもし出しているではありませんか。
これっていくらするんだろう、安かったらなんか欲しいなーー。


「おおーこのベンチもかっこいいなー、このやれ具合がなんともいい」って。

ランプだったランプ、私はランプを探す使命を受けてこの目黒に来たのでありました。
すっかりと忘れておりました。どれどれしょうがない、いやいやしょうがなくない、
しっかりとランプを探すとするか。

実に、私は5時間をかけてあちこちを捜しまわり、そして楽しんだのであります。








このへんあたりはなかなかいいんじゃないかな、取り合えず写真を撮らせてもらって後で吟味して選んでもらいましょう。

と言う事で、この中のひとつがめでたく採用決定となった訳であります。
さあ、どれでしょうね、そのうちどこかの玄関を明るく照らしている事でしょうね。
乞う御期待!!

実は私、このアンティークショップめぐりの為に展示会をパッパッと足早にこなしてしまったのでありました。
頭の中にはたくさんの家具がざわざわと浮んではきますが、肝心の洋服の方がまったく浮んで来ません。
展示会って何処行ったんだっけ・・・。
これではいけませんね・・・・どうしましょ?




店の前の駐車場と歩道の段差。
これが何とも曲者でありまして、かつて、数々の車達を悩ませてきた代物であります。
4WDなどの車高のあるものはなんともないのですが、少し車高が低いとガリガリッと腹をする事になる訳でありまして、これがまた申訳ないのであります。
何度か、この状況を改善しようと市に掛け合ってもらったのですが却下。

仕方なくこのまま・・・数年が過ぎ去ったのであります。

そして今年、とうとう一念発起、思いきって移転を視野に休日をつかってあたりを散策。
条件としてはやはり段差なくフラットで、しかも今よりもやや広い駐車場のある事。
そんな好条件な場所はやはり繁華街には無く、やや郊外へと足を伸ばしてみたのであります。

そんななか、ググッと一件の建物に引き寄せられたのです。
そして早々に管理の方に中をみせてもらったのであります。



建物内に足を踏み入れると、窓辺に何やら見慣れない物体がふたつ。



近付いてみてびっくり!
コウモリのつがい、しかもミイラ化しているではありませんか。
私は、確か小学生だった頃に近所の洞窟にコウモリ取りにいって、取ったコウモリにほっぺたを噛まれて以来のコウモリ目撃。
良く見ると2羽ならんでいる・・・なんか憎めない情景。

帰ってこの出来事を話すと、なんとコウモリは幸運を招く存在との事。

「それはものすごい巡り会いでは・・・・・・・・ここにする?」

心がグラグラとゆれ動いている、年と共に信心深くなった私なのでありました。

とある昼下がり。
合鍵を作る事となった私は、沼舘地区にあるホームセンター「サンデー」へと足を伸ばした。
大型の駐車場に車を止め店内へ、カギを作ってくれるコーナーへと向い注文。
「10分くらいお待ち下さい」
スタッフのその言葉に店内をぶらぶら・・・・と、向こうから見知った顔がひとつ。
市内で子供服のショップを営むM氏。
昨年の夏に東京駅で会って以来の再会、懐かしさのあまり雑談!
「それじゃあまた」
と別れた私の目の前を美容師のA夫妻が通りかかった。
「おおー久し振りだねー」
彼とは1年前の冬に本屋で会って以来の再会、そしてしばし雑談。
「それじゃあまた」
と別れてカギの仕上がり具合を確かめようとカギコーナーへ向うと、なんと向こうから元スタッフのTOMOちゃんが。
「おおー元気、今ヨガの先生してるらしいけどどうなのー」
としばし雑談。
結局30分余りの時間を費やしてしまった。

店に戻って午後の6時を回った頃。
すっかり日も沈み冬の闇がすでにあたりを支配していた。
静けさの中、無造作に玄関ドアが押し開けられた。
「おおーお前、カントク、カントクじゃねーか」
「へへっ、どうもお久し振りです」
かれこれ2年ぶりの再会。
以前、ハーディーガ-ディーカンパニーでシェフをやってもらっていた男で、現在はオーストラリア人の嫁をもらい、オーストラリアに住んでいる。
ちなみに「カントク」は単なるあだなであります。ベタではありますが本名を黒沢といいます。悪しからず。

そこへ普段はめったに顔を出さないアツシ登場!


「おおーカントクじゃあないですかー久し振りですねーなんでここにいるんですかー」
あまりの突然の出来事にアツシの矢継ぎ早の質問が飛ぶ飛ぶ。

私は思った。
「今日は、いったいどうしたと言うのだ。なにか不吉な出来事の予兆か、それとも私の命の灯火が今日明日尽きようとでもしていると言うのか。
とにもかくにもこんなにも偶然が重なるなんてそうは無い。えーーーーい、悪魔よ立ち去れーーーーーーー!」
バタバタバタバタバターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
と言う事で、何事も無く嬉しい再会。



今回、彼等は長期の休暇をとり来週にはロサンゼルスに飛ぶそうだ。
次に南米ブラジルに向い、最終ニューヨークと言った長丁場らしい。
ニューヨークではよっちゃん(コラム登場あり)の鮨屋によって、ティーバードにつけて食ってくると言っていたが、それもまた面白い。わざわざ集金にでも来てもらおうか。
「しょっすーじゃ!」
日本時間午後4時あたり、きっとよっちゃんからそんな電話が来るに違い無い。

ナタ-シャ&カントク、体に気をつけて良い旅を!
「おおーーこれはすごいーーまだあった!」
思わず感嘆の声が私の口から飛び出した。

市街地から海沿いへと向う途中、河口をまたぐ古くからの橋が3本ある。
その3本のまん中の橋を久し振りに渡ろうと車で走っていた私の目の前に、その光景が飛び込んで来たのです。
この道、時として通ってはいたのですが、そこにあるいつもの風景として脳が捕えている分、それ程気にも止めずに通り過ぎていたのでしょう。
今回はたまたま信号にひっかかり、そして横に目をそらしてその偉大な存在に気付いたのであります。


この建物は何十年と言う歳月をこの場所でやり過ごして来たのでしょう。私が初めてこの建物を目にしたのは、確か私がまだ高校生の頃でした。
そう、約30年以上も前になります。
その時はまだ数人の居住者がいて建物1階の左側にある引き戸の縁ではおじいちゃんと呼んでいいくらいの老人がひとり、ポツンと日向ぼっこをしていた記憶が甦ります。
ただ、建物は当時からこのような古びた印象で今とそれ程変わらない様にも思われます。
自然のグラデーションを駆使したこの色使いはまるで芸術、絵画の様ではありませんか。ガラスケースにでもしまっておきたい風景です。
どうやら今では住人の存在は見受けられません、残念です。


そのレトロ長屋の隣にある自転車屋の風景です。
多分、こちらも同年代の建物に違いありません。もちろん今では廃墟と化していますが、ほのぼのとした雰囲気だけは未だに力強く残っています。
玄関脇のポスターは「タッチ」のみなみちゃんかな。
手前にある、車輪のはずれた真紅の自転車が印象的です。

肩の力を抜いたひっそりとした存在感、なかなかたいしたものです。
新年明けましておめでとうございます

皆様は爽やかな新年をお迎え出来ましたでしょうか。
もしかして・・・飲み過ぎて脳天がズキンズキンてな事、十分ありえますよね。暴飲暴食には気をつけましょう。

元日、八戸地方は風速31、2メートルと言う物凄い強風にあおられておりました。
家は地震なみにゆらゆらと揺らぎ、屋根は今にも何処かに飛び出して行きそうな勢いでありました。
そんな過酷な自然環境の最中、私はいつものように初もうでへと出掛けたのであります。


普段はあれだけ混み混みで遅々として車の進まないこの市場通りも本日はすんなりとスルーできました。
また、こんなにも閑散としすぎた景色はピンポイントでこの日だけでしょうね。


蕪島神社はこの強風のためにたなびく大漁旗も無く取り囲む海は大荒れ、そのためいつもより人波の方は少ないようです。


吹きさらす雨風をものともせずに、ひとりお父さんは火の見張りをひたすら頑張るのでした。御苦労様です。
あなたの様にこの1年、私もひたすら頑張りたいと思います。
そして、今年はム-ブ、そう、動きのある年にしたいと考えております。思わせぶりなニュアンスですが、物事がいろいろと決まり次第このブログでお知らせして行きたいと思っております。
どうぞお楽しみに!

本年もどうぞよろしく御願い致します。

ティーバードスタッフ一同
師走の喧噪の最中、私はふと思い立ち、ある所に向った。

そう、八戸・蕎麦の名店「おきな」。
いつだったか定かではないが、MOJの現役天才ボクサー大地が紹介していた「たまごとじ蕎麦」がどうしても頭を離れず、ぜひとも食してみたかったのです。
「おきな」に20年以上通っている私なのですが、その、たまごでとじた逸品は一度として口にした事はなかったのです。
そして・その・・・小さな念願を叶えようと向ったのであります。

おおーー、これは思っていた以上にふわふわたまごがダシのよく効いたスープを吸収してはプカプカ漂う具合が食欲をギンギン刺激する。
ヒャッホーーー、私は小さく叫んでしまっていた。なぜなら、周りのお客様の御迷惑にならないようにであります。

大地の言う通りだった。これはうまい。極うまスープを吸ったたまごは口の中でとろけてはのどをスルーして行き、腰のきいた蕎麦は刺激的にのどをスルーして行く。
これはたまらないうまさだ。
「しんちゃん、うまかったよ、今年の〆に相応しい味だった。ありがとう」

「そう、それは良かった、まあ、料理の鉄人と言われる俺様にとっては普通の事なんだけどね。タバコは止められないけど、ニコチン・タールは控え目にしているよ、パチンコも日曜日だけだよ、最近老眼が出て来たけど、よろしく! あっそうそう、蕎麦粉でプリンを作ってみたけど食ってみる」

おおー、美しいプリンではないか。まるでしんちゃんの前掛けの上からプルンとはみ出している小腹のようにプニョプニョと柔らかそうだ。

「いただきまーーーーーす・・・・・・・うん、うまい!」


となりの「ソウル・ブランチ・カフェ」へも今年最終ちらりとお邪魔。
たくちゃんもみつえさんも元気そうでなによりです。

2010年もそろそろ終わりを向かえます。
皆様の御蔭をもちまして今年一年難無く過す事が出来た事を感謝致しております。
皆様が穏やかな年末年始を過す事が出来ますよう心より願っております。
ありがとうございました。来年もどうぞよろしく御願い致します。


              ティーバードスタッフ一同


*新年は1月2日(日)、11時オープンとなります。
 目玉としてはやはり福袋、「ジョンブル」、「ティーバードオリジナル」はもとより、今回は「オムニゴッド」が初参加の運びになっております。どうぞお楽しみに!



店の前にある駐車場は車3台も止まればいっぱいになってしまうので、土日は歩いて2、3分の近場に借りてある他の駐車場へと私の車を移動します。
車1台分のスペースが空くだけでもゆったりとした使用感があるので乗り降りには楽ですね。

その少し離れた駐車場に車をおいて徒歩で店に戻る途中には、この「まつりんぐ広場」があります。
ここは八戸の夏祭り「三社大祭」のメインである「山車」を保管するための巨大な格納庫があり、その中には常時3台の「山車」か格納されています。
屋根つき大型ベンチや子供達の遊具や砂場なども揃えた市民の憩いの場、と言ったところでしょうか。
ちょうどこの広場のレンガ畳をトコトコと歩いていると、何やら黄色いドット状のシルエットが目に入りました。
何だろうと思い、私はその方向を目指したのです。

あれだ、あれは、もしかして・・・。
ここはいつも通る通り道だけどあんな所にあんな大きな木があるなんて知らなかった。
見ているようで実は現実の有り様を見てはいない、雰囲気ではつかんでいるものの細かい所までは案外なんにも印象的記憶としては残っていないのかもしれません。
昨夜の食事の内容なんかもあやふやですぐには思い浮ばない私にとっては増々致命的です。

おおーすごい!途方も無い数のカキではありませんか。
こんな街のまん中でこんなに無数のカキの実がなっているカキの木があるなんて奇跡的な風景です。
しかもすでに12月も中旬、そろそろもがないと凍ってしまうかもしれません。
もったいないのでカキ好きの方がいれば、どうぞ勝手にもいでいってほしいものです。
   って、私の物ではありませんけどね、悪しからず。

柿食ふや 遠くかなしき 母の顔 (石田 波郷)

おかあちゃんは元気でやってるかなー!
目まぐるしい時の渦にぐるぐると身をまかせている間に、既に12月・・・早いものです。
本日はピリリと肌寒いけど、なんだか今年は全般的に暖かい。12月に入っているにも関わらず、15℃とか14℃とか、10℃を超える日がある。
夏が猛暑の場合は冬が寒い、とテレビの気報予報士先生が言っていたのだが・・・やはり温暖化は否めないか。


そんなゆるーい空気の中、久し振りに「八食センター」を訪ねてみました。
「八食センター」とは、海から山から各種料理から八戸のあらゆる「食」をひとつに集約してある、言わば、八戸・食の殿堂であります。
大型バスでやって来る観光客も数多く、いついっても混み合っている場所のひとつであります。

市場通りは相変わらずの混み様です。それも師走とあれば普段の倍は入っておりました。
この写真の付近はがらりと空いているように見えますが、それは私がカメラを構えた瞬間に目の前にいたみんなが何処かへさっと隠れてしまったからです。
ごちゃごちゃに混んでる様子を収めたつもりでいた私の方がこれにはびっくりしてしまいました。
カメラを構える時は気をつけなければなりませんね。

私の行きつけの食堂「勢登鮨」。
私は八食に来るとほぼこの「勢登鮨」で食事をします。なぜなら安くて早くて威勢がいいからです。

本日は勢登ラーメンセット。
この異色のセットは他の地方ではほとんど見た事がありませんが、ここでは極普通にメニューに載っています。
この他にも数種の鮨ネタセットが揃っています。新鮮な鮨をつまみながら昔ながらのラーメンをすする、これがまた結構合うのです。
ある親しいメーカーさんなどは八戸出張の折り、必ずこのセットを注文します。少なからず私はその方の影響を受けていると思われます。
さらりとこれらを片付けた私は、この店の玄関先で売っているお惣菜の中から「イカゲソフライ」「鶏とダイコンの煮付け」そして「焼そば」をゲットしました。
超うまの「イカゲソフライ」はワンパックなんと100円、感動のロープライス。

当然夜はこの「イカゲソフライ」でビールをクイッ!
この「イカゲソフライ」かなりいける。
ケチらずにもうひとつ買って来ておけば良かったと、悔しさに泣き濡れながら2本目のビールに手を出した私なのでありました。
年の瀬を向かえた今日この頃、ふと思い立ち、私は軽い旅に出た。
目的地は「五所川原」、そう以前一緒に仕事をしていたクロがBARを開いている場所だ。
オープンして、かれこれ5年目になるか。早いものだ。
当初は車で向う予定でいたのだが、津軽地方に雪マークが出ていたのでタイヤをスタッドレスに交換しようと馴染みの車屋に連絡をとってみると2時間待ちとのこと。
それではと、電車の旅にしたのであります。

五所川原の町は大きな雪の結晶に覆われておりました。
違う、あまりにも違い過ぎるこの景色に私の心はわくわく感でいっぱいになった次第です。
この先、この雪のなか何か事件でも勃発しそうな感は否めません。
あれっ、先に、この先の方に何か大きな物体が横たわっているのが見えます。
これはやはり得体の知れない、きな臭い臭いがしてきます。

「なーんだ、酔っ払いのおっさんか。人騒がせな男だ」
私は脇腹あたりをスニーカーで軽くゆすってみると、寝返りをうったので生きていると確信。
こんなところで寝ていると明日吐きまくる事になるぞっーと一声かけてこの場を立ち去ったのです。
暫くして後ろを振返ると、のっそりと起き上がったその男は、どうやら倒れた時に頭を打ったらしく、軽く頭を振っている姿がみうけられました。
風呂入れよ!


クロの店「KURO69」に到着。
クロも相変わらず元気そうに仕事に励んでおりました。
んっ、カウンターにいる男って、さっき道端で倒れていたおっさんに似ている。って、
岩SOURではないか。岩SOUR夫妻もいつのまにやらこのクロの店に。
そう、たまには違う地方で杯をかわすのも新鮮で良いものです。

ちなみに彼女は、今現在クロがホの字の小料理屋のママであります。
私達を最後にここへ案内してくれておきながら私達はそっちのけ、自分はママに大いにアピールを続けておりました。
いくつになってもまこと懲りない男でございます。

午前4時解散、久々に脳天まで酒が回った冬の夜でありました。
クロ、ありがとう、また時間ができたら今度は夏の季節に行きます、よろしく。


八戸駅にて、偶然ですが本物のマタギと遭遇。
かなり珍しい事件なので記念撮影をさせてもらいました。
そのマタギのお父さんは言いました。
「これからはウサギだな、なんと言ってもわいの狙いは熊なんだども、もう冬眠に入っちまったからなーしょうがねえべ、これが人生と言うもんだ、にゃはっはっはっはー」
ウサギでも立派なものですよ、大物は狙わなくとも、また風邪をひかないよう体に気をつけて頑張って下さいませ。
それではまたいつかどこかで!
再びやつらがやって来た。
この何日か見ないうちになんだかひと回り大きくなった様な感じがしてならない。
恐るべし成長の早さだ。もうすでに未熟児だった頃の面影はひとかけらも残ってはいない。
良かった、これでひと安心だ。





微妙ながらそれぞれがその個性を発信しだし始め、私にもこのそれぞれの変化が若干ながら読み取れて来た気がします。

A2Cの前ではあまり言わないが、
      「こりゃあ、カワイイ、確かにカワイイ!」
私もこの先、ぜひこの子達の成長を時々チェックしてみたくなった。楽しみです。

内祝いでA2Cが持参して来てくれた。
「確か以前にこれが食いたいって言ってましたよね、だから内祝いこれにしましたよ」
とA2Cは言った。
私には・・・・全く覚えがありません。そんな事を言った記憶はありません。
だいたいこれを?この存在を私は知りません。全く初めて目にするものです。
とは言っても、だいたいはA2Cが言っている事が正しい事の方がほとんどです。
だからほいほいと、余計な反論はせずに流した次第です。

裾あげ中のA2C。
元気な子供達も生まれ、増々彼は頑張って行かなければなりません。
彼自身の生活の形態も来年からは違って来る様です。新たな道へと進路を変える予定でいます。
この時代、進路を変更する事は並大抵の努力では果たせないでしょう。大変な決断です。
しかし彼ならきっとその激流にうまく乗ってくれる事でしょう。
その丸まった猫背になみなみならぬ底力を感じるのは私だけでしょうか?
この子供達がいれば百人力です。みんな応援していますよ!

ところで・・どっちが「元陽・アサヒ」で、どっちが「新太・アラタ」だったっけ!
ここのところ何処にも出掛けない休日が続いておりました。
なぜなら、日々淡々と考える事無く過ごす脳天気な私でも、少しは考える事、そう、ちょっとだけ思考回路を駆使する作業がここ数週間立て込んでいて、脳がこってこって平均感覚に支障をきたし、真直ぐに歩けなかったのであります。

そんなひ弱な脳も甘美なアイスクリーム補給でなんとか復活。
久々に出かける気分になったのであります。



この深い鉛色の冬空とすっかりと紅葉した木々の葉色のコントラストが美しく、まるで絵画の中の世界ではありませんか。
そうです、ここは青森県立美術館の駐車場なのであります。さすが、まわりの景色まで芸術しております。





おおっこっちだこっちだ。
前回来たのはいつの事だったろう、そうだ、本物の人体標本の展示の時に来たんだ。
あれはかなりリアリティーに富んでいて・・・いや、リアルそのもので、ショックのあまりオシッコをちびったものだ。



ポニョがお出迎えであります。
しかし撮影は例のごとくここまで、数々のレイアウト作品を見てまいります。
いざっ突入・・・・・・・!
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
レイアウト作品一枚一枚に躍動を感じ、ゆれ動く感情を感じ、そしてその中を流れる風を感じた次第であります。
ナウシカはその平面の世界を飛び出し私のまわりをすいすいと飛んでおりました。どうやらフカイへと向った模様です。
美術館の中は素晴らしい才能と努力の賜物の宝庫でありました。



最後のスペースでは巨大なトトロが横になっていて、写真の取り位置でこんな感じに映ります。
回りの壁には一枚一枚来館者が描いたマックロクロスケがびっしりと貼られておりました。
もしかしてこのシール分の人達がすでに来館していると言う事ですね。すごい数です。



何処かでなんかジブリのDVD買って帰ろうっと!


思い起こせば高校2年の夏の頃、バイクの免許を取った。
1年生の時にさっさと免許を取りに行っていればそのまま大型二輪でいけたのだが、残念な事に、この年から道交法の法改正があり、私の免許は中型二輪となってしまった。
悔やまれるが法治国家に在籍する身、こうなってはもうどうしようもない。
コラム第31話「初めてのマイバイク」参照
ひとつラッキーな事は、私の通う高校はバイク通学が許されていた事だ。
そこで通学用に400CC以下のバイクを探さなくてはならない。
あれこれと中型バイクを物色中に、ドンズバ・ストライク、私のハートをギュッと鷲掴みにしたバイクが姿を表した。
真っ赤なソリッドタンクにクロームメッキ仕上げの4IN1ビューティフルマフラー。
そう、それはホンダ・ヨンフォワーであった。
この時どんなにこのフォーインワンに恋いこがれたかは、ほんの一言ニ言では語れない。
ただ、高校生がおいそれと買える値段ではない事は誰にでも解る。
そうです、そうなのです。経済的葛藤の末に、あきらめたのです。

この後の人生の道程の中でも、幾度か道路をかっ飛ぶヨンフォアを目撃した事はあったが、雲の上の存在としての認識は消える事はなかった。
そして徐々に影が薄くなり、そして忘れさって行ったのであります。

それが、先日、突然



そのトータルビューティーな姿がひょっこりと出現したのであります!



レストアの行き届いた車体はネジの1本1本までピカピカに磨き込まれ、サビなんてものはどこにもみあたらない。
しかも、私の憧れだったレッドカラー。少なくとも35年は経っている筈だが、なんのその。
21世紀になって再会してみても何の遜色もない。
オーナーも私と同年代だった。やはり彼も学生時代に憧れてはいたものの手に入れる事が出来なかった。
そして今になって、やや薄汚れた姿で再会、一念発起し、2年の歳月をかけて磨きあげたそうであります。
その根気よさ、恐れ入りました。天晴れ!




それにしても時代を超えて、美しい!
どうぞ後生大事にしてやって下さいませ。


近頃はS/Sの展示会が頻繁に行なわれている。
場所はやはり都内が多い。
代々木上原や都立大など、やや郊外で離れた所ではないかぎり、千駄ヶ谷から原宿、原宿から青山界隈を過ぎて渋谷、その渋谷から代官山を通って恵比寿と、この一連の流れくらいだとほとんど歩く。
歩いて回った方が時間短縮になる。多い時はそれこそ8ケ所から10ケ所になる時もある。過酷なサバイバルなのである。


あるメーカーさんに寄ると懐かしい、見知った顔があった。
長野県は松本市の「グッドストア」西浦君。
昨年松本市に遊びに行った時以来だからかれこれ1年振りになる。相変わらずイイ男ではないか。
松本のみんなは元気でやっているのか、懐かしくひとりひとりの顔が浮ぶ。
「ところで君のボスは元気でやってんの?」
私は彼の上司について聞いてみた。
「そう言えば、最近・・ここ1ヵ月見てないすね・・何やってんだろ、いつも」
彼はそんな不可解な事を言っていた。
そうか、きっとあれだろう、どっぷりとはまっているあれに決まっている。
そろそろ70は切ったのかな。切っただろうな、これだけやっていれば切っていない訳がないもんな。切っていなければおかしいもんな。

西浦君と別れ、私は恵比寿に向う為に渋谷駅へと向った。今回はその中間に仕事がなかったので山手線で向う事にした。
相変わらずの人込みの中をくぐりぬけながらホームへと到達。
そのままホームへと滑り込んできた電車に乗った。
込んでいる時は私は扉の脇に陣どる。さっとその扉の脇へと乗り込んで一息。
その後も次から次へと乗客が乗り込んで来る。その中のひとりに何処かで見た顔があった。
まさか?と思ったがどう見ても奴だ。
今年のお盆に八戸に里帰りして新しい家族と一緒に店に寄ってくれた「山ちゃん」だ。(8/17のブログ参照)
私は、この場を過ぎ去ろうとしている彼に大きな声で呼び掛けた。
「山ちゃんーーーーーーー!」



何事かと振り返った山ちゃんは、随分と落着いていた。
「今日はどうしたんですか?」
「どうしたんですかって、出張に決まってんじゃないか。そんなことよりすごい偶然だな-こんな事ってあるんだねーすごいなー」
「そうですね」
「そうですねって、もう少しこう、なんて言うの、感動ってないの、ここ渋谷だよ」
私はかなり興奮しながら言葉を発した。
「まあ、そうですね、くされ縁って言うか、そんな感じですね」
最後までやけに落着いた返答の山ちゃんであった。
短く近況を話し合い、そして恵比寿の駅で別れた。

そう言えば、昔、出張先のラスベガスでも知人に会った事があった。
出会うと言う事は世界地図上で針先の点と点がたまたまつながると言う事だ。すごい奇跡ではないか。
これからもどんな所でどんな人達と出会うのだろうか、すごく楽しみになった日であった。

それにしても山ちゃん・・感動が無かったな・・もしかして・・・?



待ちに待った奴らがとうとうやって来た。

どんな姿をしているのか、どんな髪型なのか、どんな奇声を発するのか、どんな我がままを通すのか、どんな臭いをまき散らすのか、軽く笑ってくれるのか、などなど、私にはまったく見当もつかなかったのであります。
あれからどれくらいの日数が経ったのでしょう。
そんな一連の思いも何処かに消え去ってしまっていたある日、奴らは忽然と一家総出で姿を現したのであります。


世界で一番幸せなのは私達なんだろーね、オーラをまき散らしている山端一家の図

どっちが(新太・あらた)でどっちが(元陽・あさひ)なの?

こっちが(新太)であっちが(元陽)ですよ。

はぁはぁ、そっちが(元陽)でこっちが(新太)なんだね、するとそっちが泣けばこっちも泣いて、こっちが泣けばそっちも泣くんだね。

そうそう、そっちもこっちも泣くと、もうわたちも泣いちゃいますよ。


こっちがあいつで・・・・

こっちがあいつ・・・・・

えっ、どっちがどっちだ?
しかも寝ていて増々どっちがどっちなのか解らない。

山端一家は10分もいただろうか、そろそろ自宅へと戻る時間らしくさっさと車へと乗り込んだのです。
車の後部座席には真新しいベビーシートがふたつ。


こっちを先にセットして・・・

次にこっちをセット・・・・・

ん、こっちがあいつでそっちがこいつか・・・それではお前は誰だ。

最後の最後までこの兄弟は眠っていたのです。
とうとう帰る時まで目をあけてはくれませんでした。かわいいのは重々解ります。
だけど、どっちが(新太)でどっちが(元陽)なのかまったく解らなかったのであります。
今、改めて写真を見直してもぜんぜん解りません。

何年かしてやっと特徴的な部分を見つけて、それを見分けるポイントに出来る様になると良いのですが、ただ、その頃には私のボケの方が進行していて、やはりどちらがどちらか見分けられないといった珍事にならなければとやや情緒不安定な私なのでありました。

HAVE A NICE LIFE !


AM5:30

ピッピッピッピッ・・・・・・

目覚まし時計の乾いた発信音が起動前の鼓膜を揺り動かし、うっすらと目が覚めた。
なんの違和感も無い。
なぜなら、毎日の事だから。

未だ薄ぐらいが、どうやら雨ではないようだ。
早速、ナイロンのオーバーパンツとパーカーに着替え玄関の扉を開けた。

まずは首を前後左右に屈伸させ全身をリラックスさせてから準備運動に入る。
次に上半身を前側に倒す前屈運動に入った、そんな時だった。
私の足元に何か得体のしれない無気味なものがあるのに気が付いた。



「なんじゃっこれは?」



見るからに気持の悪い物体ではありませんか。ミル貝の一種か?
なんて思ってもみたのですがここは草地、海ではありませんからそれは違うでしょう。
根元の方に何やらベイジュ色の袋状のものがあり、どうやらそれからニョキニョキと伸びている様子。
これはキノコの一種か?うん、そうかもしれない。

キノコと言えば秋。
秋と言えば強引でありますが「新ソバ」
新ソバと言えば、やはり「おきな」じゃありませんか。



早速、
ズズズズズズズズズズズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!

そんな、ことさら何も無い、平穏そのものの、秋の一日でございました。

まだまだ依然として昼は暖かい。
10月だと言うのにいったいどうしたのでしょう。
私は未だにTシャツで仕事をしている始末、洋服屋だと言うのに、、、。

しかし、季節は完全に秋。
草花は私と違って何ぶん賢いもので、しっかりと季節を捕え、そして全身を変化させています。
草花はどこで季節の変化を察知するのでしょうか、不思議でなりません。



今年で3年目を向かえた庭の仲間達。(山桜は2年目)
それぞれがこの秋を体感し、それぞれが自分なりの冬支度に入っている様子。



山桜は春から枝がぐんぐんと伸びて横に成長しました。
葉っぱはほぼ落ちてしまいましたが、また来年咲くだろう白く可憐な花が楽しみです。



黄金ケヤキは今年の冬に突然枯れてしまい、かなり焦りましたが、春先、その根元から小さな芽が出て来ては成長を続け、今では以前の2倍にまで背丈が伸びました。
しかしこのままでは盆栽としてかっこいいものではありませんね。来春あたりには私の手によるカットを考えています。
その為には少し勉強しなくてはなりませんね。



ハゼの木は今年もきれいな真紅に色づいてくれました。
今春、水やりがやや多くなってしまって、1度弱りかけたのですが、なんとか持ちこたえてくれて、ほっとしているところです。
水やりのタイミングはそれぞれが違うので、未だにこれといった確信のもてないありさまで、悪戦苦闘中といったところです。
それでも、よくみんな枯れずに頑張っていますね~大したものです。

さあっ、来春はとうとう植え替えの時を向かえます。

「山野草は・・・うちではちょっと植え変えは出来ないですね~土もないし~」

と、2軒の花屋さんに断わられました。
と言う事は、必然的にこの私、不器用ながら私がやらなくてはなりません。
胸中不安が渦巻いておりますが・・・そうだ、やつが、やつがいる。
やつならきっとやってくれるはずだ!



よろしく、東・京一朗!

君はいったいどっから飛び出してくるんだい、相変わらずエキセントリックな男だ!
確か君は代々木の高校に在学中、鈍く光る剣山と矢がすりの着物と針をさす足のしびれに憧れ、華道部に在籍していたはずだったね。
そこでつちかった頼り無い知識を私に分けてくれないか。君だけが頼りだ・・・・・・・?

いや、やっぱ、自分でやろっ。
岩SOURが変な物を履いてきた。
どう見ても変だ。
私の中ではありえない履物だ。

それは5本指のスニーカー。
確かに5本指のソックスなら今ではポピュラーな代物ではあるのだが、スニーカーってのはどうなんだろう。かなりの違和感が付きまとう。

次の日、また岩SOURがそれを履いて来た。
来店するたびにそれを履いている。来店するたびにそれに履き替えている訳ではないだろうから、おそらく毎日それを履いているのだろうと推察できる。
いいのだろうか?

「それってどうなの?」

「これ最高っすよ。これを履いて歩くと、人間本来の歩き方になるって知ってた?
普通のスニーカーや靴なんかで歩く時って、踵(かかと)から地面につくでしょ。これだと痛くてそれが出来ないの、自然に足のウラ全体を使って歩くようになるよ。小指ってどう?ちゃんと動く?」

そう言われてみれば、私の小指は薬指に寄り添ったままぴくりとも動こうとしない。

「口だけはひん曲がるけど小指の方はいくら頑張っても動かないな」

「でしょ、ところが、これを履くと動くようになるんだよね~!」

そう言うと、次ぎに岩SOURは「あ~忙しい忙しい」と発し、スキップをしながら帰っていった。
それにしても美しいスキップだ。しかしやつはいったい何しに来たのだろう?またこれから「夕暮れ市」に「ゆで卵」、もしくは「味付こんにゃく」でも買いに行くのかもしれないな。

後日、誕生日も今は昔となったとある昼下がり。
岩SOURから荷物が届いた。





そう、例の奴が。
私の誕生日に、一度経験してみろと言う事で、岩SOUR夫妻が買ってくれたのであります。
「これはこれは、ありがとうございます。ついでにソックスもお願いしますよ」

早速履いてみようとチャレンジ。
だが、これがなかなか履けないのです。簡単ではないのです。指が広がらずにまったく履けないのです。
汗し苦闘する事20分、やっとの事で履けた頃にはぐったりと倦怠感が全身を包んでおりました。


どうです、この見事なまでの艶かしさ。
なんだか足指1本1本に力がみなぎる感じ。やつが言ってたように、これっていいかもしれない。
歩いているとまだ変な感じだが、慣れると全部の指を自在に動かす事ができるようになるかもしれない。

「ありがとう、岩SOUR、ありがとう、岩SOUR女房」

来年の「うみねこマラソン」、手加減はしませんよ!