◆ T-bird BLOG ◆

591

近頃、「ダイ」は店に来ている。
と言うのも、今月で、なっなっなんと16才。
ゴールデンにしてはかなりの高齢になってしまい、やや足腰が弱くなってしまった。
特に後足がふらつき介助なしではまともに歩く事が出来ず、オシッコに行くのもままならない状態。
そこで毎日店に出勤と相成った訳であります。


ティービータイムスのカウンターエリア内。
彼のくつろぎスペースが設置され、まるで昼のワイドショ-でも見ている定年後のおっさんのようなゆったり感。
こうやっていると本当は軽々と歩けるんじゃないの、な~んて思われる程健康体に見えてしまいます。
演技かな・・・?


A2Cの嫁、身重のサラサが遊びに来てくれました。
「おう、サラサ、素っピンか?いやいや元気か?俺なんか元気すぎて毎日体中かゆくてしょうがねー。ちょっと咽のあたりを掻いてくんねーかな」
「なに偉そうに言ってんのジジイのくせに、しょうがないな~この辺かい、ポリポリポリ」
「おお~うまいなサラサ、そうそう、その指の感じなかなかええで~」
「ええで~って、お前いつから関西犬やねん、ハッハッハッハッハーーーーてが」


そろそろオシッコタイムに・・・。
「おねえちゃん達大袈裟だな~そんなにみんなでついて来て、全く邪魔でしょうがないな、おいおいジン、お前はしっかりと俺様の腰を支えとけよ、へらへら笑ってんじゃねーぞ、って、お前、顔が半分しか映ってね~ぞ、残念な奴だ」


「ふぅ~さっぱりした。オシッコのきれもまだまだ若いもんにはまけね~ぞっと」


「おいおいオヤジ、俺の事大事に扱えよ、そんでしっかりと運んでくれよ。だけどそんなへっぴり腰じゃまだまだ修行が足りないな。ぐっと腕にも力を込めて、そうそう、やれば出来るじゃね~か。その調子その調子!落っことすんじゃね~ぞ」


「へっへっへっへ~そんな我がままな俺だけど、まだまだ長生きするよ。みなさん、これからもよろしく!お~いジン、この帽子調子いいじゃね~か、俺にくれよ!お前よりは確実に似合ってるから」
前々回、せっかく時間を掛けて地上へと姿を現したのに、無惨にもたちまちのうちに足蹴にされ、茎からぼろぼろにされてしまった「名も無き草」を記憶している事でしょう。
数週間経った今頃「そう言えば・・・あれからあいつはどうなったかな~」などと私の旺盛な好奇心がメラメラと、まるで「浦見魔太郎」の怨念の炎の様に沸き上がったのであります。
そこで、早速デジカメを片手に殺草未遂事件現場へと駆け付けたのであります。

う~ん、私の記憶が正しければ確かこのあたりだったと思うのだが・・・・。
このあたりには小学校があり、しかもこの歩道は皆さんの通学路、そんな60年代のベトナムよりも危険な場所に存在するにはかなりの困難を伴う訳で、毎日がハラハラドキドキの連続の筈。
こちらからは手も足も出せない訳だから、じっと嵐が無事に過ぎ去るのを待つしか手段が無いのだ。

えっ・・・もしかしてお前?
私は目を疑った。あの無惨な姿からは想像もつかない程に回復している。
また、この数週間、何回も襲って来ただろう小さなスニーカー達ののランダムな攻撃をことごとくかわしてのこの勇姿。お涙ものだ。

それにしてもしっかりと回復したものだ。
あの時の惨劇がまるで嘘のように元気いっぱいに葉をひろげている。
ところで何と言う葉っぱなのだろう?って、そんな野暮な事は言いっこ無しにしよう。
どうせ樹木の名前すらろくに解らないんだから・・・。

「せっかくこの世に生まれたのだから、とことん生きて下さいませ」

名前はあるんだろうけど名も無き草へ、世間的に名も無きおっさんより!
ここのところ晴天が続く。
日誌を読み返すと、なんと18日間ものロングロングピー!
ここまで晴天が続くのはなかなか記憶にはない。

しかし、休日にはバイクでトコトコとあちこち出掛ける私にとっては絶好の天気コンディション。
ナイスなひとときを天から頂いているのであります。
そして近頃、友人などのアドバイスもあり、「農道」をひた走っております。
「農道」、そう、農業人が農業に従事しやすいように設けられた道路。
山野地区に多く設けられており、これがまた風光明美な上にアスファルトがきれい、また見渡す限り真直ぐに伸びていたり、なだらかなカーブが続いていたりと変化にも富んでいるのです。
そしてなによりも一番なのは、信号が全く無いのと他の車などがほとんど走っていない事、まるで自分だけの道路のよう。


八甲田へと向う途中、八戸から十和田湖方面へと向う「農道」
ここは比較的こんな真直ぐな道が開けていて、国道45号線上にある数々の町を通らずに「焼山」あたりまで信号機に会わずに進む事ができます。

そしてそのまま「萱野高原」まで走行し、パシャリ!
ナイスピーカンのおかげでナイスビューをゲット。



こちらは、民話の古里「大野村」へと向う「農道」
こんな見通しの良いところもあるのだが、途中山越えがあり高低差と急カーブが続くところもあり、これもまたトコトコと走る分には面白いのです。


「大野村・道の駅」
奥にはレストランや温泉をはじめ、たくさんの施設が充実していてちょいと寄るにしても良い所だ。
きれいな花と共にパシャリ!


「本日お薦めの行者にんにくラーメンですけど、いかがですか~」
シャキシャキと機敏に立ち働くキュートな彼女の直球勝負。
「あっ、じゃあ、それで」
勢いに押され言われるままにそのラーメンをズッズッズ~~~~~~~!
「ぴりりと辛味のきいたスープに深いコクがある。さすが、おね~ちゃんがすすめるだけの事はあるな~」

こんなんで、休日あちこち走り回っているおかげで、かなり日に焼けてしまった。
走行中にサングラスをしているせいもあり、まるで「逆パンダ」風に目のまわり以外が真っ黒。
これはアスリートの様にも見えますが、残念ながら私服ではかなりのまぬけ顔。
伊達メガネが離せなくなった今日この頃なのでありました。



思えば・・・初めて「東京タワー」に登ったのは中学3年の修学旅行の時だった。
その時の印象なんてちっともない。ただここに来たと言うだけの微かな記憶。
なぜなら当時の私は無知で脳天気でふらちなガキにすぎなかったからなのであります。
もちろん現在に至って、その全てが改善している訳ではありませんが・・少しは・・。

その「東京タワー」の存在を再確認できたのは、昭和を描いた映画「オールウェイズ・三丁目の夕日」を見た時だった。
おお~この頃建ったのか、これはすごい、な~んて思いながらも時が経てば再び忘却の彼方。
ところが最近、スカイツリーなる新たなタワーが建築中とのこと、それなら、ぜひそれを「東京タワー」から見てみたい、な~んて思ったのであります。



「わぁ~東京タワーだ、すげ~!」
何がすごいのかハッキリとはしないまでも自然と口からもれた素直な言葉。
なんと、37年振りの感動的「東京タワー」であります。
この超絶なる存在感、これこそすばらしいの一言に尽きます。



展望台は修学旅行生に外国人、その他大勢の老若男女でごった返しておりました。
やはり高い高い。
どれどれあちこち覗いて見ようかな。



おお~あれは、「レインボーブリッジ」に「フジテレビ」じゃないか。
ここから見ると何処もそこもかなり近い感じがする。



あれか~あれがうわさの「スカイツリー」か。
今はまだほんの小さなマッチ棒のようにしか見えないけど、もうすぐ大きな存在感を示す建築物になるんだろうな。
完成時はぜひあのスカイツリーの展望台フロアーからこの「東京タワー」の美しいAラインを見てみたいものだ。



展望台の下段へと降りると、きれいなお姉さんがガラスの上で「ハイ・ポーズ」
まぁいいか、撮っちゃえと言う事で、私もパシャリ!
「あ・ざ・す!」(MOJ・大地風)
まさかこんな日本のブログに登場しているとは思わないだろうな~彼女。

まだまだ時間に余裕のあった私はレストランフロアーへと移動。



新メニューとして紹介されていた「トマトのドライカレー」をぱくり。
なかなか本格的で刺激的なカレーではありませんか。
「う~ん、満足満足、ごちそうさまでした」

それでもまだまだ時間はたっぷりとある。
すると私の目の前に、ある画伯の描くすばらしい似顔絵の数々が飛び込んできたのであります。
「これはぜひ描いてもらわなくては・・・時間もあるし」



ジャジャ~ン、完成!
いやはや、ハンサム度5割増しの素晴らしい作品が出来上ったではありませんか。
「先生、気を使って下さってどうもありがとうございました。」
その為の割増し料金も加算される事なく良心的なタイムサービス料金でセーフ。

ずいぶんと楽しい時間をここ「東京タワー」で過させてもらった・・・出張のような、旅のような、ちょっと近所を散歩しているような、何ともいえない妙な気分だ。

「おっとと、もうこんな時間だ、そろそろ帰らなくてはいけない」

仕事・・・・・まぁいっか・・たまには・・!
草木が勢い良く芽吹き、一面緑に萌え上がる原野。
そんな生命達の熱い息吹を一身に感じながら、飽きもせずに私は今も走り続けている。
(こんなに続くとは全く思ってもいなかったのですが・・・・。)



早朝のいつものコースの一端。
このあたりは歩くよりもちょっとだけ速い、慣らし段階で通る所。そんなんだから回りが良く見える。
アスファルトで鋪装されたこの歩道の数メートル前方に何やら盛り上がり黒く変色した部分が目に入った。
「なんだこれ、昨日までは何もなかったのに・・・」



「えーーーーーっ、お前ってやつは・・・・すごい、すごすぎるじゃないか!」



こんなにも分厚いアスファルトの壁をぶち破ってこの地表へと姿を表すとは見上げたものだ。
数年前にはど根性ダイコンがかなり有名になって町起こしに一役買っていた事が脳裏を過った。
思うに、多分だが、この芽の種はこのアスファルトがしかれる以前にこの地中にあったに違い無い。
このアスファルトは最近しかれたものでは無いし、私の記憶では数年経過しているはず。
と言う事は数年間発芽の時期を待ちに待っての今回登場と言う事になる。
ちょっとづつちょっとづつ、押し上げ押し上げし、やっとのことで自由という翼を手にいれたのだ。
素晴らしい、生命の神秘ではないか。思わず感動の嵐!

「しかし、お前はいったい何者なのだ。まだ、この状態では何者なのかが全くわからない。」

そこで成長を待ってみる事にした。

1週間後、再びその奇跡の場所へと足を運んだ。



「あれっ何処だったかな~あの辺かな~」

なんだかそれらしいものが見当たらない。1週間もあればそれなりに成長していてもおかしくないのだが・・・・・・どうしたのだろう。
一歩一歩そのあたりと思われる所に近付いてみた。

「え==========っ、もしかして、これって、お前なの!」



「無邪気に蹴られてしまったか」

あまりにも、あまりにも無情な世の中ではないか。

いや、これが日常であり極めて「普通」の事なのかもしれない。

「奴はいったい何者だったのだろう?」

根性があれば、そして運が良ければ、ここからまたグッとくるかもしれないね!



ここのところ展示会出張が続く。
これから日を追うごとに暑さが増して来るというこの時季、私達はふっかふか、ほっかほかの冬物の洋服を吟味している。
さて、今年の寒さにはどんな洋服が私達を包み込んでくれるのだろうか、って・・・暑い・・・限り無く暑い・・・暑すぎる!

えっ~~~~30℃・・・・・軽いめまいが・・・・・・!

この太陽サンサンの火曜日、私は「稲村ヶ崎」へと向っておりました。
私の出張において神奈川県の湘南地区へと赴いた事は初。
と言うのも、代官山にあった事務所を引払い、風光明美な「稲村ヶ崎」へと移りすんだメーカーさんがいるのです。
もちろんそのたくさんあるだろう個人的趣味のなかにはサーフィンがはいっている事は疑いようはありませんね。先駆的行動力がうかがえます。
どんな所なのだろう~私としては興味津々であり、仕事の出張でこんなにワクワクした事なんて滅多にあるものではありません。

「湘南新宿ライン」に揺られる事50分

人生初の「鎌倉」、そして凛々しい人力車のある風景。
なんなのだろうこの奥ゆかしくも都会的な雰囲気。派手さを押さえた文化的な空気感。
新鮮な感覚に包まれてしばし呆然。
「あっ乗換えだ!」
思い起こしすぐさま「江ノ電」へと向った。

人生初の「江ノ電」
うわぁ~あれが時たまテレビで目にする「江ノ電」か~でもローカル的な暗さはない。
あ~なんだか新型のモノレールみたいに洗練された雰囲気が漂?いる。
それにしても混み混みではありませんか。

ガタンゴトンと電車は駅舎を滑り出した。
これはいい、かなりいい、すこぶるいい、これで仕事に通いたいものだとまで思った。
電車は密接する家々の微かな隙間を縫うように走る。民家の二階の窓からハイタッチが出来そうな勢いだ。
速度はのどか、なんだかホッとする電車だ。

おお~次だ、どうやらあの先に見える大岩をこえると目的地のようだ。

人生初の「稲村ケ崎」
稲村ジェーンだ(感激)。
彼等がここに引っ越して来なければ、多分、私は一生ここには来なかったかもしれない、そう思うと胸が熱くなった。
事務所はここから目と鼻の先であった。

威風堂々たる一軒家、玄関を入ると大きなリビング兼事務室が広がる。
数年ぶりに友人宅を訪れたような不思議な錯覚に落ち入る。
そしてその先にある大きな窓の先には茫漠たる大平洋が・・・・・。

サーファーにとっての楽園ではないか。
80年代の記憶、どこからかあの若い頃のサザンの歌声が聞こえてきそうな情景。
この家のここからの眺めはおそらく当時となんの変りもない事だろう。
そんな懐かしさすら感じるこの窓からの反射に私の心は瞬時にそれへとタイムスリップしていた。

いい住処を見つけたものだ。
何かを切り捨てる事によって本来の何かを得たのかもしれない。

時間を作ってまた行きます。


ゆっくりと目覚めた次の日。
来年の「うみねこマラソン」はなんとかハーフを走ってみたい、などと無謀な事を画策している昨今、相変わらずのジョギングへと向った。
今日は日がな一日庭の木でもいじりながらのんびりと過そうと考えていたのだが、走るにつれ、汗が額から吹き出すにつれ、全身の細胞が覚醒するにつれ、「またやつの重鼓動を、あの底しれぬ生命の息吹きにも似たフィーリングを味わいたい」などと軽い欲望が沸き出した。

午前11時、太陽の光が威力を増し始めた頃、やはり、私はやつのエンジンに火を入れたのであります。
ドッドッドッドッド~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!

国道45号線を南方と走行。そうこう・しているうちに久慈市へと到着。



「Cafe Rockets」

ここは6年前に知り合った友人夫婦が営むカフェ(カフェ・ロケッツ)。
ちょうど久慈駅の真ん前といった絶好のロケーション。
彼等は長い間ニューヨークに住んでいたのだが、一念発起、故郷であるこの地に戻って来てこのカフェを開いた。
ちょうどそのあたりに初めて私達は会話を交わし、そして交流をもつようになった。
あれからすでに5、6年が経過するのか、時間の流れは本当に速いものだ。



店内カウンター回り。
マンハッタンの雑踏の中に極普通に点在するこじんまりとしたカフェを連想させる佇まい。
明るいうちからバーボンをショットで頂きますか、って感じ。

私はと言えば、またまた本日も、ランチをオーダーしたのであります。
「じゃあ、ポークカレーをお願いします」、って昨日と同じだろ!
(ポークカレーはたまたまこちらでも限定お薦めメニューだったのであります)



それにしても「どんだけカレーが好きなんじゃっ」と言ったところですね。
一般庶民階級に属する私にとって、「カレーライス」「ラーメン」「ハンバーグ」は切っても切り離す事の出来ないソールフードであります。
ただ、若干お金に余裕があれば、やはり頂点に君臨する「サーロインステーキ」は外せませんけどね。
ここ最近はすっかりと御無沙汰ではありますが・・・・・。
今度長野の松本へ行ったら「グッド小林」に極上のアルプス牛でもおごってもらおう。



記念に御夫婦でパシャリ!

「スイート&リッチなカレーを御馳走様でした。そしてまた時間が出来たら伺いますね。どうぞ日々お元気でお過ごし下さい。あっそうそう、そのハンチングのリフォームするとこ、今度紹介しますね。それじゃぁまた!」

私は再び相棒に火を入れ路上のひととなった。

ドッドッドッドッド~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!


心地よく風を切り裂くこいつとはどうやら永い付き合いになりそうだ!

遅ればせながら、春が来た!
5月の半ばを向かえて、やっとの事で温暖な日々がやって来た。
しかも滅多には貰えない2日間の連休という私にとってはロングバケーション的休日を向かえており、その太陽燦々日和がそれに乗っかるというナイスマッチング。
世界が認める雨男の私にとっては「奇跡」としか言い様が無い。

その奇跡の日、私は早朝4時に目覚めたのです。
老人化して太陽が登るのを五感がキャッチし、そして自然と目が覚めたという訳では決して無い。
ちゃんと目覚まし時計をセットしておいた事実だけは記しておこうかな。
ただ、この薄紫の時間はやはり速過ぎた。
太陽がしっかりと登るのをまったりと待ち続け、それから日課であるジョギングへと取り合えず出掛けたのであります。
気温はぐんぐんと急上昇、天気予報通りに大空はピーピーカンカンに。

そして私は、今年4月、あらたに加わった相棒のシートへと跨がったのであります。

バリバリバリバリバリバリ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!



ナイスな爆音とナイスな重鼓動を五感いっぱいに感じながら、お約束どおりの「十和田湖」へ。なぜだかここに向ってしまうのです。
前世は乙女の銅像を慕う一介の姫マスだったのかもしれない。
そんなこんなでこちらも心地よい春風が湖面を伝いながらあたり一面へと吹き渡っておりました。
コバルトブルーの湖面は陽光を受けてキラキラと眩しい程です。

今回は、以前単独で歩いた事もあるこの十和田湖周遊50キロをゆったりと一周!
高台には依然として高さ2メートル程の雪の壁が「まだまだっ」と元気で頑張っておりました。



帰りの奥入瀬、木漏れ日が路面に溢れんばかりにちりばめられておりました。
いやはや美し過ぎる。そうか、そう言う事か、それだから月曜日だというのにかなりの観光客の方々がいたのか。納得!



途中、腹のすいた私は古くからあるドライブイン「たんぼのちゃや」へと一休み。



そして「ポークカレー」を注文したのであります。
本日、午前4時に目覚めた私は、考えてみればあれから何も口にしてはいなく、貪るようにそれを腹の中へと流し込んだのであります。
「ふ~生き返った!」
食後、マスターとひと言ふた言バイク談義を交わし、うわさに聞いている「八戸直行の信号のない農道」を聞き出す事に成功。
お腹もいっぱいになった私はマスターに「御馳走様」と一言残し、再び相棒へと跨がったのです。
そしてその「農道」へと進路を向けたのであります。

「農道」は最高だった。
行き交う車はサムタイム、信号なんてありゃしない、ゆったりとのんびりと豊かな自然の真只中をひた走る。
あるのはただ真直ぐに伸びた道と光を含んだ風・・・。
ここは再び通ってみたい道となった。

さて明日はどうしようかな・・・・。

第29回八戸うみねこマラソン全国大会が去る5月9日(日)に開催された。
晴天に恵まれ、5800人という制限人数を800人も上回る大人数が集まった。
昨年よりも1000人多い計算になる。

昨年は5キロに初参戦し気持ちの良い汗をかかせてもらった私なのですが、今年はな、な、なんと10キロに挑戦したのであります。
たかだか倍の距離だろうとこの時点では完全になめておりました。
昨年一緒に出場したJINは、膝が痛いだの脳がゆれるだのちょっとした計算が出来ないだのと御託を並べ、今回は断念。
満を持して今回参戦したのは、ここ鳥屋部町では知らない人は知らない岩SUORであります。


9:00 そして大会は始った。
今年のゲストは、99年、世界選手権セビリア大会で銀メダルを獲得した市橋有里さん。
ランニングウェア-のスタイリングといい、おしゃれなヘア-スタイルといい、なかなかキュートな女性アスリートではありませんか。
接点は見出せませんが、彼女の笑顔の為にも私は頑張らなくてはいけません。


なぜか北村弁護士似の甲冑おじさん参上!




少年少女達の笑顔はいつでもどこでも最高に輝いていますね。

「みんな、あの大きな太陽に向ってがんばるんだぞ!」
「おっちゃん・お前もがんばれよ!」
「はい、了解です!」


さぁッいよいよスタートです。
岩SOURは余裕の表情ですね。さすが八戸商業高校陸上部出身ビールっ腹。

そして号砲と共に熱気沸き立つ群衆の渦の中へとスタートをきったのであります。

(約一時間程経過)


やつが、とうとう岩SOURが、軽快な走りで帰ってまいりました。

おおっ、ゴールを目指す激しいまでのその真直ぐな眼差し。
いままで、かつて、決して目にした事のないひた向きな表情。まるで何か得体のしれない者に取り付かれたような戦慄さえ覚えるそのキョンシー的様相。
「もう少しだ、つっ走れ~~~~~!」

この勇猛果敢な岩SOURの後に続いて、何とか私も無事ゴールする事に成功。
私としては、いつものジョギングで走っているペースの2倍もあるスピードでのランに四苦八苦。
心臓も肺も、まだか、まだ着かね~のか、ともがき苦しんでおりました。
その10キロという距離の長い事長い事、いつまでたっても先が掴みきれない始末。
それでもなんとか気力をふり絞って必死のゴール、最高にほっとした瞬間でした。
そして、生きて帰れて良かった良かった、といったところです。

「さて、来年はハーフでも挑戦してみますか!」なんちゃって。(性懲りも無く)


応援に来て下さった大野家の皆様、おかげさまで力強く走りきる事が出来ました。ありがとうございます。
そして打ち上げホームパーティーでは心温まる数々の手料理を振る舞って頂き大変感謝しております。
(すかさずビールに手が伸びてしまい写真を撮る事をすっかり忘れておりました)
あのタラッポの天麩羅はおそらく日本一だと私は確信しております。

来年は、サバンナ生まれで驚異の視力3.0のJINも復帰し→
視力0.1の岩SOUR共々またまた頑張る所存であります!
(ちなみに私の視力は1.5になります。)


ついに届いた。

ひと月程前、雑誌「ビギン」をちらりほらりいたずらにページをめくっているとあるページで手が止まった。
「えっなに・・・・・・」
刺激的衝撃が私の胸をつらぬいた。
「それはやさしいく・・それは柔らかく・・そしてすばらしい!」
これはぜひとも手にいれなくてはならない。
そう思った私は早速注文したのであります。

それは注文を受けてからひとつひとつ作り上げると言う事で、言わば上がり待ち。
そこで私は、じっくりと待つ事にしたのであります。

それはついに上がったのです。
私自身すっかりと忘れ去っていた今、ひょっこりと届いたのであります。



「うわぁ~~~~~~~~~~~お!」

おっとっと、申し訳ありません、我を忘れて取り乱してしまいました。
あまりにもリアルな佇まいに頭の中がクラクラッと歪んでしまったようです。
言っておきますが私、「変態」ではないと思ってはおります、悪しからず。

陶磁器作家の冬樹氏がひとつひとつ丁寧にこしらえた傑作であります。
「ある偉大な努力の結晶」
この作品は一体成形、つまり部分部分のつなぎ目が無い美しい仕上がりになっています。
本来は「「徳利」らしいのですが私は一輪挿しとして使いたいですね。
う~~~~ん、キュートだ。



「うわぁ~~~~~~~~~~~お!」

あっ再びの雄叫び、これまた失礼致しました!
こちらのキューティーハニ-は一輪挿しとしてのものでしたのでそのまま一輪挿しとしてあります。
さりげなく何かを見つめる表情がたまりませんね。
さすが芸術作品。
再度申し上げますが私は「健全」であります。

さぁ、次はどんな花をこの妖精達に飾ってあげましょうか・・・楽しみです。


そしてとうとう恒例の街っ子桜が満開を迎えました。

昨年は4月23日だったのですが今年は4月の30日ですから昨年よりは1週間も遅くなってしまったようです。
まぁこの天候不順では仕方のない事でしょう。
いつもながら「力強い生命力」がみなぎっています。

いや~~~ほんとに花とは芸術的で素晴らしいものですね。
それでは、さよなら、さよなら、さよなら!


ここのところ休日と言えば雨、雨、雨。
曇天が当たり前のようになっていた私だが・・・今日はちがった。
先日の天気予報ではやはり雨の予報が出ていたのだが、どいやら思いのほか風が強く流れていた模様で一足早くその雨は過ぎ去っていったようだ。

小型船舶達も春の陽を浴び穏やかに波間に漂っている。
こんなにすばらしい好天が当たったのは本当に久し振りだ。




そこで、数日前にテレビで情報を得ていた「第40回緑化まつり」へと向ってみたのです。
なぜなら、最近「木」が好きなのです。
広大な市営長根運動場の大半を利用した大きな会場でありました。
平日ながら来客数の多い事。花や樹木もどんどん売れている様子。



多数の業者が参加しており、それぞれがこのような手の込んだ庭園を作っては販売をしている。
こんな素晴らしい景色を見せられてはやはり「木」の1本、「花」の1本も欲しくなるっつ~もんです。
私もついついこの雰囲気にほだされ「これください!」なんて発してしまったのでありました。
(支払いは・・・今財布のなかにある全部・・・今日のランチはなし・・・か)

指差したのはまたしても「ハナミズキ」。
高さ3メートル程のしっかりと成長したやつ、後日、植えてもらうのが楽しみだ。

久し振りにこんな晴天に恵まれ光合成によって少し背でも伸びないかな~なんてバカげたことが頭を過った、うららかで脳天気な私なのでありました。
「わが家の歴史」フジTV、PM9:00~を3夜連続で見た。
いや~引き付けられた、いやいや、2話目からは居ても立ってもいられずに仕事が終わったら速攻で帰宅しテレビの前に陣どった。
釘付けとはこの事だ。

波乱万丈過ぎるこの家族、有り得ない話ではあるのだが、これがまたもっともらしく構成され続け、挙句の果てにはにくらしい程に昭和人の心をもてあそぶ。

三谷幸喜恐るべし。

エンドロールに流れる中嶋みゆきの曲「時代」

そんな~時代もあったねと~いつか笑える日も来るさ~

当時すでにロックに目覚めていた私は全く聞き流してた曲だった。
それが今になって耳にした瞬間に懐かしくて懐かしくてもうどうしようもない。
翌日早々に買いに行ったのであります。

休日、そのCDをカーオーディオにさりげなく挿入
う~~~んイイ感じだ、気分も高揚して来る。
私はそのまま国道4号線上の人となり久し振りに盛岡方面へと向ったのでありました。


なぜか、「石川啄木記念館」
昭和の音楽渦巻く車内でやや童心に帰っていた私は何を思ったのか渋民にあるここ啄木記念館へと引き寄せられてしまったのであります。
私の深層部分に眠る文学的欲求がそうさせたのか、はたまた単なる気紛れか、中に入ってみなければわかりません。


「こんにちは、この中って写真撮ってもいいんですか?」
「ダメダメ、そこの門まではいいけどそれ以降はダメですよ。あと、庭の方もよかったら見てってね!」
あっけない駄目だし。

館内を一通り見学させてもらい、私はあっさりとここを後にした。庭の方もあいにくの雨で断念。
考えてみれば小学生の頃に教科書で彼の詩をひとつふたつ読んだ事があるだけでその他はなにも知らない、勉強不足にも程があった。
やれやれ、もう少し彼の本を読んでから再び訪れてみましょう。

ここで小腹のすいた私は以前バイクで訪れた事のあるロードサイドレストラン「ヴィラ」へと向った。
ここからは案外近い。昼時をやや過ぎてはいたが相変わらずの混みよう。


本日のランチ「きのこのハンバーグ・アスパラ添え」
イタリアンブレンドコーヒーがついて1050円。やはり手抜き無しの美しい仕上がり。
味もいい塩梅で満足満足。遠方での環境の変化と食事が楽しい。

再び車内に音楽が流れる。

当時なにげなく聞き流していた曲達が、今頃になって鮮明に過去を呼び起こしてくれる。
それとなく聞き流していた分、それとなく自然にその時代を感じさせてくれる。
音楽にはそんな力が宿っている。


外気は肌寒く小雨が降り続く一日だったが、車内は陽のあたる別な世界へとタイムスリップしていた。


「わが家の歴史」、もしDVDが出たら買っちゃおうかな~!




日射も大地へと濃厚に影を焼きつける季節がやって来た。
テレビでは徐々に北上して来る桜前線を毎日のように話題にあげている。
この時季、すでに東京あたりまでは桜も満開の様子で花見客の場所とり合戦から乱痴気騒ぎまでが各局画面をにぎわす。

「今年はゴミもすくね~な、こんちくしょう。いつもだとピザだ寿司だ中華だって出前取ってる奴らがわんさかいてよ、かなり賑わってたのに今年は見ろ余り物の少ない事。ここのゴミ置き場だってたかだかこんなもんだ。いや~景気がわり~んだな。まいったまいった。どうにかしてくれよほんとよ~」

ホームレス歴30年のおじさんが上野の森でつぶやく。

ここ八戸での桜前線到着はまだまだ先になる。
多分5月初頭、ゴールデンウイークあたりだろうか。

しかししかし、私の家ではすでにその桜が咲いているのですよ・・・しかも満開で!



そうです、2010年4月2日、ついに新人が加入したのであります。
チェリーブラッサムのMF小太郎です。
(ケヤッキージュニアもあれからかなり伸びています)

種類は「富士桜」

富士山麓に自生する山桜で、別名「マメ桜」とも言います。
この小さな樹体で目一杯に可憐な花を咲かせています。
あまりにも健気だ。



この歪に曲りくねった樹型が茫漠とした宇宙空間を連想させ無限の可能性を暗示しています。
どのように成長してゆくのか非常に楽しみです。こう御期待ですね。



芸術的な陰影のカットも載せておきましょう。

ついさっき店で何を売ったのかさえも容易に忘れてしまう私ではありますが、水やりだけは絶対に忘れないつもりであります。

先日、密かに連絡が入った。

「この電話、誰にも聞かれていませんか・・・・・そうですか・・・・実は例のやつ・・・・・仕上がりましたよ。」

心が踊った。

思えば去年の8月、密かにハーレーのカスタムを注文しておいたのだ。
それがこのうららかな春の季節に合わせたように出来上がったのだ。
だが、今のところまだ納車にはなっていなので小さな写真で紹介しましょう。

正面からのカット
74スプリンガ-を組み込んでクラッシックでいてとてもナローなスタイルに。

後方からのカット
ナローマスタングタンクにはアイボリーのストライプをペイント。
落着いた雰囲気のなかにも鋭さが加わった。


94年のエボリューションエンジンはメッキを剥がしてポリッシュ仕上げで質感がぐっとアップしている。
エアークリーナーのカバーも丸型に変更。

サイドからのカット
ボバースタイルで足回りのポジションも中央に変更。
なかなか整った理想的スタイルに仕上がった。
メカニックの皆さん本当にありがとうございました。

ハ-レ-には「ナックルヘッド」「パンヘッド」「ショベルヘッド」などと言った歴代の美しいエンジン達が存在するのだが、私の選んだこのハ-レ-はエボリューション(進化)と言う名称で、通称エボと呼ばれている。
そう、ワンカムエンジンの最終型であるこいつには「○○ヘッド」と言った愛称がないのである。それではあまりにもかわいそうではないか。
私は考えた。
考える事数カ月それは真っ青な大空を漂う真っ白な雲の様にポッカリと浮んだ。
命名「ロボヘッド」
ロボヘッドのロボはジャイアントロボのロボである。
1967年にテレビ放映が始まった横山光輝作のSFマンガの主人公のロボットである。
そのロボットの頭部がこのエンジンと瓜二つなのだ。
現在は私だけがそう呼んでいるのだが・・・・・・・・・そのうち・・・・。

ともあれのんびりと待ったかいがあったようです。
そして、もしこれらの写真が現実のものであるならば、そのうちここへと到着することでしょう。

年を重ねたこの頃、時として夢と現実がまじる事があるから大変だ!



3月半ば恒例のこのドカ雪もすっかりと姿を消した。
厳しい寒さの2月を乗り越えホッと一息着いたこの時季に必ずやってくるやっかいもの。
このずっしりと重いやっかいものをきれいさっぱりと片付けた後に陽光眩しい春がやってくるのだ。
前前回に紹介していた私の植物達も増々勢い良く成長している。

どいつもぐんぐんと背を伸ばし、そして葉っぱの数を増やし大きくなっていっている。
日に日に明らかに春に向って膨張している。

ハゼの木なんかは一番変化がわかる。黄緑だった幼い葉っぱは今や薄茶にまで色をかえ天へと向って成長し続けている。頼もしいかぎりだ。
しかし、元気の無かったケヤッキーはやはり元気が無い。
小枝に指先が軽く触れただけてポキッと折れてしまったりする。
やはりそれは乾ききっていて柔軟性に欠けているからに違い無かった。
水分を吸収出来てはいないのだ。
昨年の晩秋に葉を落としてしまったのは、冬が近付いて来たからでは無く、力尽きたからだったのかもしれない。
私の管理ミス・・・・・・残念だ・・・・・無念だ。


「んっ!・・・なに・・・なんだあれは?・・・あのちっこいのはなんなのだ・・・」



「まっ・・まさか・・・新芽?・・・お前は、お前は生きていたのかあああああっ
すごいぞ、すごすぎる、あまりにもすごすぎる。」
ひょっこりと立ち上がったそのピンク色の幹の両側に2枚だけ形成されているあのちっぽけな葉っぱには、はっきりと見覚えがある。
昨年の夏勢い良く成長していたころ全体に茂っていたその葉っぱそのものではないか。
あまりの感動に私はその場に立ち尽くしてしまっていた。

もうだめかもしれないとばかり思っていた。だけど、そう思っていても私は水をやりつづけていた。
もしかすればとも思いつつ・・・。


2010年3月、ケヤッキー2世誕生!  

「お前はたいしたものだ、ばんざ~~~~い!」

クロの店を出てホテルへと辿り着いたのは午前5時を少しばかり回ったところだった。
この時間まで飲んでいたのは何年ぶりだろう。近ごろでは午前12時を越えて起きている事は珍しくなっている。

死語ではあるが、「バタン・キュー!」であった。

目が覚めたのは8時、酔いの方はまったく覚めてはいない。
このまま再び眠ってしまってはまずいとテレビのスイッチをオンにし、しばらくベッドの中でまったりとすごした。
朝食の券を1000円で買っていたのだが、とてもじゃないがそれらを胃は受け付けないだろう。
チェックアウトは確か10時のはずなので9時には起き上がりシャワーを浴びた。
これで頭の痛みもやや治まった。

予定ではこのまま真直ぐ八戸へと向うつもりでいたのだが、ホテルを出たところで考えた。
「そうだ、せっかくなので立ねぶたを見て行こう」と。
前回見に行った時は、重度の2日酔いに悩まされ、立ねぶたの館の1Fロビーにあるトイレしか目にしていなかったのだった。
よしっ行くぞ~~~~~~!


さすが建物も大きい、まるでガンダムの要塞ではないか。
まるで初めて目にする建物のようだ。二日酔だった前回の記憶は曖昧すぎて話にならない。

「ヤッホー!」とでも叫びたくなるくらいに大きい。大きすぎで首がいたい。
これが今年の新作の「またぎ」モチーフのやつだろう。確か先日テレビのニ?スでやっていた。
それにしても実物は物凄い迫力だ。

今朝は早かったのでお客は私だけだったのだが、そろそろ観光客が入って来たようだ。
人の大きさがわかると増々立ねぶたの大きさが伝わってくる。どでかい。

こちらが大きさの対比。
右が弘前の「ねぷた」、中央が青森の「ねぶた」、そして左はじが「立ねぶた」。どれだけ「立ねぶた」がでかいか一目瞭然だ。
いやいやすばらしかった。
「今度はぜひ祭り中、これらが動いている時に来たいものだ。」
そう思いながらスロープをつたい出口付近に差掛かったあたりで青森が産んだスーパースターにばったりと遭遇してしまった。

「あらあら吉幾三さんではありませんか。最近ではジョージさんの還暦祝いに姿を表している所をテレビで拝見しましたが、それからさっぱり見ないと思ったらこんな所にいらしたんですね。」
「こんな所って、悪かったなこのやろ~、何がこんな所だ、おおきなお世話だこのやろ~!ところでど~だもおもしろがったべ。これは高さが22メートルもあるんだぞ、すごいだろ。お~いかけて~~~~ゆきぐに~~~ってが!」


感動のあまりに写真を撮らせて頂きこの立ねぶたの館を後にしたのであった。
「連休っていいものだ。」
明日も休みだしどれどれ途中温泉にでも入って行こうかな。



ピリ辛の冷気が五所川原の夜を飲み込んでいた。

縁遠かった連休という宇宙を久々にゲットできた私はふっとK二号(コラムではK二号で通っているが本名を黒川と言い、ニックネームはクロである)に会いたくなった。
思えば高専の学生だったクロはすでにティーバードでバイトに入っていた。
卒業後は名だたる大企業に進む同級生達を後目に、あろう事かここティーバードに入社してくれたのである。
ありがたい。
数年間のティーバード生活の後、自分探しの旅にとなぜかオーストラリアへと渡った。
目つきの悪いコアラと宿無しのカンガルーに可愛がられ、覚えた言葉は「CAN I HAVE A BEER」だった。
数年後にひょっこりと帰国したクロは生まれ故郷にこじゃれたプールバーを開いた。
オープン当時にいちど行ってから行ってはいない、音沙汰も無いし元気でやっているのだろうか、なんて親心がふつふつと沸いて来たのだった。


確かこの大きな通りを渡ったところの、あの小さなビルの2階がそうだと思うのだが。
名前は・・・なんだっけ・・・う~んと・・・そうだ・・・「クロロック」だった。

おお~なかなか洒落たフロアーではないか。まだ時間も早いと見えて他のお客はいないようだ。
私は中方向へと歩み出た。

カウンター内に佇む男がひとり。
このシチュエーションで男がひとりとくれば、それはどうみてもクロ以外には考えられない。
クロはお客の入って来る気配すら感じ取れなくなっているのかと意外に感じた、と同時に「もしかして老」な~んて思ってしまった。

「おいおい、な~にそんなところにつっ立ってんだよ。着いたぞ~~~~~!」

驚かしてやろうと、私は大きな声で叫んでみた。

「うわぁ~~~~お前は、お前は、誰だ~~~って、ゴリポン?ゴリポンじゃないか、なんで、なんで、お前がここにいるのだ。」
驚かすつもりが私の方がすっかりと驚かされてしまっていた。

「えへへ、びっくりしたでしょ。この為にゴリポン呼んだんですよ。ドッキリ大成功っすね。それにしてもリアクション、年のわりにオーバーっすね・・・」

相変わらずのベタな演出、実に楽しい男だ。




1時間を掛けてこの場に駆け付けてくれたゴリポンとその女房ともえちゃん、この日たまたま飲みに来てくれた美容室のオーナーである睦美さん、そしてこのにやけ面のクロとキリリと冷えたうまいビ-ルで乾杯した。

旅のそら、旧友たち、うまい酒、これ以上の贅沢はないな~と全身がざわめいた。

他のお客もぞくぞくと入店して来ては店も活気が出て来た。
せっかくなので久し振りにビリヤードでもと言う事になり私達はテーブルへと向った。

実はここ1週間、奴は店を休んでいた。
と言うのも、原因不明の高熱が続き体調が優れなかったらしい。
今夜もまだ本調子ではなかったが、ややこの雰囲気を楽しめてもいるように見えた。
酒がきいて気持ちが高ぶっているのかもしれない。このまま快方に向ってくれればと願うところだ。

それにしても良い店だ。

「ビリヤード、今度は体調のいい時にガチンコ勝負だぞ!」
地上を照らす日の力がここにきてぐっとパワーを増してきた。
春が近い。
安心感とも言える大きな包容力を感じてなんだか心強い。

そんななか、ついに長い眠りから植物達が目覚めてきたのです。

越冬の為、家の中に入れてあるせいもあるのか、2月の前半にはハゼの木が芽吹いたのであります。
そうです、忘れずにこまめに水をやるなどの世話をしたかいがあります。
だけど少し早くないかな?まだ2月だぞ!
このあたりには零下の日が続き、一番は-15℃という恐ろしいまでに下がったりして一時トイレの水が凍った程、その為絶対に凍らせてはまずいと朝は早めにストーブをつけておいたものでした。




そして現在はここまで順調に成長を続けております。
葉っぱの大きさは1日単位でぐんぐんと大きくなっていてこの2週間でこんなにも進化を遂げています。
いったん芽吹くとほんとうに成長が早いものです。


昨年の秋に加わったその仲間達も紹介しましょう。

左奥から「かえで」、左手前は忘れました。買?時はしっかりと覚えていてまさか忘れないだろうと思っていたのですが、あっさりと忘れてしまいました。
右奥は「黄金ケヤキ」です。
この鉢の景色は幼い頃木登りをした大木のある風景と重なりお気に入りのものなのですが、なんだか元気がないような気がしてなりません。
ちょっと心配なところでもあります。がんばれケヤッキー!




「名忘樹」は新しい黄緑の葉がにょきにょきと姿を表し「かえで」のつぼみはふっくらと膨らんで来ています。
ここに来て気温も穏やかになりこの植物達もしっかりと伸びてくれることでしょう。
私の分まで・・・思えば私の身長もあと10センチ、いや、後5センチでいいからこの春の訪れと共に伸びてほしいものです。
「ruud」のA2Cは昨年187cmから188cmになったと言っていたが・・・・それは伸び過ぎだし「もういいだろ。」と言ったところです。


A2Cを越えて木陰ができるまでに、しっかりと伸びてくれ~~~~~~~~!


「Amuse」
八戸市ではお馴染みのタウン情報誌、1971年創刊の歴史ある月刊誌だ。
山あり谷あり嵐ありと、なかなかきびしい出版業界においてこれ程までに長い間皆さんに指示され続けているのはほんとすごい事ですね。
今回はスマートな赤表紙。
その表紙の中央部に気になる文字がポツリ。
「ラーメン」

そうです、「ラーメン」の記事が市内近郊を中心に遠くは青森市内までもを網羅し厚紙の保存版で特集しているのでありました。
目を通すとあるはあるは私の知らないところがどっさりと。

トンコツからトリ、魚介など多種多様な食材を駆使したオリジナルスープの数々が満載。
醤油・味噌・塩と選り取り見取り。かなりの見ごたえがあります。
そのなかでふと目に止まったのが透明感のある黄金色に光り輝くこの品格あるひと品。

味楽軒・「梅じそラーメン」
さりげなくさらりとのった一枚の海苔がキラキラと輝く琥珀色のスープをまとい脂ののったチャーシューが二枚気持ち良さそうに浸かっている。
中央には厳選された梅肉がちょこり、大葉と共に鎮座していて想像の中でうまさがどんどん広がってゆく。
これはやはり一度行かなくてはいけない。

じゃじゃ~~~~~~ん!
あのアミューズのなかの写真の雰囲気と全く同じな実写版。
どれどれまずはスープを・・・

ズズズズズズズズズズ~~~~~~~~~~~~~~!

おお~、新鮮な大葉がふんわかときいていてすっきりとしている、その奥には、そうか、これがシジミか、シジミのエキスが豚骨や鶏や煮干などのエキスと相俟って複雑でいて調和の取れたアクセントとなっている。
梅肉も清涼感をもたらし、さらりとした咽越しに一役買っている。

「えっもうここで営業を始めてから30年以上も経つの、それはすばらしい」

厨房に立つ母親と息子がにこりと微笑んだ。
しっかりとした作り手がいて地道に丹誠を尽くして来たからこそ、この長い歴史は刻まれ続けて来たのでしょう。
ほのかに立ち上る湯気は彼等との別れを惜しむかのように、その店内をひと回りしては天上へと消えた。

「ごちそうさまでした、また来ます」


偶然なのですが、その後継ぎは私の知り合いでありました。
ハーレ-を駆る彼は、きっと何処までもこの道を走り続ける事でしょう。


このJR東日本のスペシャル企画はお得感たっぷりだった。

2月から3月にかけて洋服業界は展示会目白押しの状態が続く。
ほとんどの展示会は都内で行なわれる為に、もちろんその都内へと向うのであります。
最近では新幹線もしっかりと整備されており都内1泊なんて事も無くなり、ほぼ日帰り出張なのだが、1往復(\28,800)もの経費が掛かる。
仕事のためには仕方のない出費なのだが向う回数や同行する人数によってはかなりの負担になるのでありますよ、これがまた。

そんな時、あんな時、こんな時、嬉しい企画がひょっこりと出現したのであります。

<東京のホテルランチを気軽に満喫・日帰りコース>

長ったらしい名前ではありますが期間限定スペシャルメニューなのであります。
ひとりでは難しいのですが、ふたりで往復\33,800、そうです、ひとり、なんと\16,900になるのであります。
しかもしかもホテルの豪華ランチが付くのです。
出張が続いていた私は早速申し込んだのでありました。

どれどれ、どんなランチなんだろう。
都内で午前中の仕事を終えた私は、指定されてある池袋ホテルメトロポリタンへと向ったのであります。
池袋は久し振りです。軽~く地下で道に迷いながらもなんとか到着。
おお~~~ここだここだ!

そこではなんと青森フェア開催中でありました。

館内ロビーには小型ながら威風堂々と「ねぶた」が鎮座しておりました。
いやはやびっくり、こんな所で遭遇すると増々かっこよく映ります。
ところでパンフレットに載っていた、私の心を鷲掴みにした「ステーキ重」を出してくれる「花むさし 旬香」は何処だろう。

あっ2階にあるある。

じゃじゃ~~~~~~~ん!
いやいや、これは、想像を遥かに越えたお姿ではあ~りませんか。素晴らしいの一言に尽きる。
新幹線チケットの付録にちょこんとついただけの陳腐なものなのだろうと思っていただけにびっくり仰天。
大好物のサーロインがプルップルであります。
「御馳になります、そして、御馳走様でありました。うまかったです」

翌週・・・・・
再び私の体は、池袋はホテルメトロポリタンのなかにありました。
今回はパスタの予感。
前回のは2階に店があったのですが、今回の「ダイニング&バー オーヴェスト」は25階、そう、最上階の展望ラウンジなのでありました。

おお~池袋が一望出来るではありませんか。素晴らしい眺めだ。
早速カウンターに腰掛け本日のランチを注文。



トマトのパスタにデザートの盛り合わせ。
実はこの前に前菜の盛り合わせが出たのですが、完食してしまってから「あっ写真」となり断念、残念でありました。
生ハムメロンを筆頭に5種類の豪華な面子がそろっておりましたのに。デザートも半分無いし・・・・。


「ありがとう伊集院君、そのさり気ない笑顔がこの豪華なランチをさらに上品なものへと昇華させてくれました。美味しかったですよ。また機会があればぜひ顔をだそうと思います。それまでどうぞお元気で!」

いつもはバタバタと蕎麦をすすってはあちらこちらと走り回っているところ、今回はかなりゆったりとランチを満喫出来た出張でありました。
やはりその分後半はややバタバタ気味になりましたが・・・・それでも満足。
残念ながらこの企画は今月、この2月いっぱいで終了のようです。

再度有意義な企画がある事を期待しながらも、まだまだバタバタ出張は続く私なのでありました。

(ながっ!)