今年もついにやって来た!


第29回八戸うみねこマラソン全国大会が去る5月9日(日)に開催された。
晴天に恵まれ、5800人という制限人数を800人も上回る大人数が集まった。
昨年よりも1000人多い計算になる。

昨年は5キロに初参戦し気持ちの良い汗をかかせてもらった私なのですが、今年はな、な、なんと10キロに挑戦したのであります。
たかだか倍の距離だろうとこの時点では完全になめておりました。
昨年一緒に出場したJINは、膝が痛いだの脳がゆれるだのちょっとした計算が出来ないだのと御託を並べ、今回は断念。
満を持して今回参戦したのは、ここ鳥屋部町では知らない人は知らない岩SUORであります。


9:00 そして大会は始った。
今年のゲストは、99年、世界選手権セビリア大会で銀メダルを獲得した市橋有里さん。
ランニングウェア-のスタイリングといい、おしゃれなヘア-スタイルといい、なかなかキュートな女性アスリートではありませんか。
接点は見出せませんが、彼女の笑顔の為にも私は頑張らなくてはいけません。


なぜか北村弁護士似の甲冑おじさん参上!




少年少女達の笑顔はいつでもどこでも最高に輝いていますね。

「みんな、あの大きな太陽に向ってがんばるんだぞ!」
「おっちゃん・お前もがんばれよ!」
「はい、了解です!」


さぁッいよいよスタートです。
岩SOURは余裕の表情ですね。さすが八戸商業高校陸上部出身ビールっ腹。

そして号砲と共に熱気沸き立つ群衆の渦の中へとスタートをきったのであります。

(約一時間程経過)


やつが、とうとう岩SOURが、軽快な走りで帰ってまいりました。

おおっ、ゴールを目指す激しいまでのその真直ぐな眼差し。
いままで、かつて、決して目にした事のないひた向きな表情。まるで何か得体のしれない者に取り付かれたような戦慄さえ覚えるそのキョンシー的様相。
「もう少しだ、つっ走れ~~~~~!」

この勇猛果敢な岩SOURの後に続いて、何とか私も無事ゴールする事に成功。
私としては、いつものジョギングで走っているペースの2倍もあるスピードでのランに四苦八苦。
心臓も肺も、まだか、まだ着かね~のか、ともがき苦しんでおりました。
その10キロという距離の長い事長い事、いつまでたっても先が掴みきれない始末。
それでもなんとか気力をふり絞って必死のゴール、最高にほっとした瞬間でした。
そして、生きて帰れて良かった良かった、といったところです。

「さて、来年はハーフでも挑戦してみますか!」なんちゃって。(性懲りも無く)


応援に来て下さった大野家の皆様、おかげさまで力強く走りきる事が出来ました。ありがとうございます。
そして打ち上げホームパーティーでは心温まる数々の手料理を振る舞って頂き大変感謝しております。
(すかさずビールに手が伸びてしまい写真を撮る事をすっかり忘れておりました)
あのタラッポの天麩羅はおそらく日本一だと私は確信しております。

来年は、サバンナ生まれで驚異の視力3.0のJINも復帰し→
視力0.1の岩SOUR共々またまた頑張る所存であります!
(ちなみに私の視力は1.5になります。)