アートな時間

ついに届いた。

ひと月程前、雑誌「ビギン」をちらりほらりいたずらにページをめくっているとあるページで手が止まった。
「えっなに・・・・・・」
刺激的衝撃が私の胸をつらぬいた。
「それはやさしいく・・それは柔らかく・・そしてすばらしい!」
これはぜひとも手にいれなくてはならない。
そう思った私は早速注文したのであります。

それは注文を受けてからひとつひとつ作り上げると言う事で、言わば上がり待ち。
そこで私は、じっくりと待つ事にしたのであります。

それはついに上がったのです。
私自身すっかりと忘れ去っていた今、ひょっこりと届いたのであります。



「うわぁ~~~~~~~~~~~お!」

おっとっと、申し訳ありません、我を忘れて取り乱してしまいました。
あまりにもリアルな佇まいに頭の中がクラクラッと歪んでしまったようです。
言っておきますが私、「変態」ではないと思ってはおります、悪しからず。

陶磁器作家の冬樹氏がひとつひとつ丁寧にこしらえた傑作であります。
「ある偉大な努力の結晶」
この作品は一体成形、つまり部分部分のつなぎ目が無い美しい仕上がりになっています。
本来は「「徳利」らしいのですが私は一輪挿しとして使いたいですね。
う~~~~ん、キュートだ。



「うわぁ~~~~~~~~~~~お!」

あっ再びの雄叫び、これまた失礼致しました!
こちらのキューティーハニ-は一輪挿しとしてのものでしたのでそのまま一輪挿しとしてあります。
さりげなく何かを見つめる表情がたまりませんね。
さすが芸術作品。
再度申し上げますが私は「健全」であります。

さぁ、次はどんな花をこの妖精達に飾ってあげましょうか・・・楽しみです。


そしてとうとう恒例の街っ子桜が満開を迎えました。

昨年は4月23日だったのですが今年は4月の30日ですから昨年よりは1週間も遅くなってしまったようです。
まぁこの天候不順では仕方のない事でしょう。
いつもながら「力強い生命力」がみなぎっています。

いや~~~ほんとに花とは芸術的で素晴らしいものですね。
それでは、さよなら、さよなら、さよなら!