ピーカン、36.1℃


9月、観測史上初の高温とワンダフルブルースカイ。

午前11時、私は夏泊半島大島一歩手前の陸奥湾を一望できる観光トイレの大きな駐車場におりました。
なんと見晴らしのいいこと、しかも久々のバイクトリップとあってテンション上々。



大きく弧を描く美しい海岸ラインは他の車両も一切なく私だけのものでありました。名もなき南部のバイク乗りの私はこの津軽の大地でギアを中途半端なサードに突っ込みとろとろと晩夏を楽しみながらのライディングは至福のひと時、この時期だからこその貸し切り状態であります。
凪いだ海は見るからに平和そのものではありませんか。



大島に到着してひと息、季節外れとあって閑散とした食堂街であありますがちゃんと営業しております。その数軒の食堂において、私はどこに入ればベストなのかうろうろすること3往復、とある一軒へと足を踏み入れたのであります。そしていつもなら単純にラーメン、となるところなのですが、いかんせん外気温は36℃、店内は扇風機もないと来ていたので冷やし中華、と相成ったわけであります。
待つこと15分、食事時間はあっさりの20秒、その後すぐに再び、私は一陣の風となったのでありました。

また来ます、やや気温が下がったあたりに、なぜなら表でジュージュ―焼いていたブリカマとイカがとてもうまそうだったから、であります。