暑さのせい?

肌を差す金色の日射しのなか、その灼熱をたっぷりと貯えたまるで熱湯にでも漬かっているような空気の層をバイクで突っ走っていると、何だか以上にアイドリングが高くなっている事に気がついた。
そこで信号待ちに乗じてキャブレター横にある調製ベンを緩めてカッカッと弾け上がる回転数をなんとか落着かせて一息ついた。
気温は確実に30℃を越えている。こうして赤の信号で止まっているだけでもパンツにまで汗が染み渡る程だ。
ましてや爆発し続けているエンジンにとってはやはりたまったものではないだろう。
それでもアイドリングを下げた事により先程までの息苦しさは、今は無くなった。

翌日、再びバイクに火を入れた。
一向にエンジンが始動する気配がない。ブルンッ・ド・ド・ド・ド、プツン!
直ぐに止まってしまう。
何度やっても同じだ、と、ここでやっと気が付いた。
昨日アイドリング調製弁をいじった事に。
そこで、まぁこんなものかと感覚で元に戻してみるも、どうもイイ塩梅にはいかない。
何度かその調製をくり返しているうちに、わから無くなってきた。
もとのアイドリングの具合が・・・どんなんだった?。

そこで向ったのです。
スーパーメカニック、O・G・S・W・R大先生のところへ。

さすが、ドライバーをもつ手の使い方が一般人とは明らかに違う。
この角度と力加減が大事な所だ。
「ん、こんなもんでいいかな。こんな暑い時はやはり調整した方がいいし、始動の時は絞って暖気した方がいいね。こっちのドライバーで回す方は触らないでね、こっちの指先で回せる方だけで調製してもらえればOK」
さすが大先生、メカにはまるっきり見識のない私にとって神様のような存在であります、アーメン!


彼自身の92・エボとパシャリ!
整備の行き届いた良いバイクです。

そして、いつもありがとう!
多分、絶対、必ず、また他愛無い出来事で来ると思いますが、よろしくです。


昨年まで一輪しか咲かせていなかったツユ草の花がなんと今年は三輪の花をさかせておりました。やるな-、来年がまた楽しみですね。