たわわに・・

店の前にある駐車場は車3台も止まればいっぱいになってしまうので、土日は歩いて2、3分の近場に借りてある他の駐車場へと私の車を移動します。
車1台分のスペースが空くだけでもゆったりとした使用感があるので乗り降りには楽ですね。

その少し離れた駐車場に車をおいて徒歩で店に戻る途中には、この「まつりんぐ広場」があります。
ここは八戸の夏祭り「三社大祭」のメインである「山車」を保管するための巨大な格納庫があり、その中には常時3台の「山車」か格納されています。
屋根つき大型ベンチや子供達の遊具や砂場なども揃えた市民の憩いの場、と言ったところでしょうか。
ちょうどこの広場のレンガ畳をトコトコと歩いていると、何やら黄色いドット状のシルエットが目に入りました。
何だろうと思い、私はその方向を目指したのです。

あれだ、あれは、もしかして・・・。
ここはいつも通る通り道だけどあんな所にあんな大きな木があるなんて知らなかった。
見ているようで実は現実の有り様を見てはいない、雰囲気ではつかんでいるものの細かい所までは案外なんにも印象的記憶としては残っていないのかもしれません。
昨夜の食事の内容なんかもあやふやですぐには思い浮ばない私にとっては増々致命的です。

おおーすごい!途方も無い数のカキではありませんか。
こんな街のまん中でこんなに無数のカキの実がなっているカキの木があるなんて奇跡的な風景です。
しかもすでに12月も中旬、そろそろもがないと凍ってしまうかもしれません。
もったいないのでカキ好きの方がいれば、どうぞ勝手にもいでいってほしいものです。
   って、私の物ではありませんけどね、悪しからず。

柿食ふや 遠くかなしき 母の顔 (石田 波郷)

おかあちゃんは元気でやってるかなー!