小さな・コウヨウ

まだまだ依然として昼は暖かい。
10月だと言うのにいったいどうしたのでしょう。
私は未だにTシャツで仕事をしている始末、洋服屋だと言うのに、、、。

しかし、季節は完全に秋。
草花は私と違って何ぶん賢いもので、しっかりと季節を捕え、そして全身を変化させています。
草花はどこで季節の変化を察知するのでしょうか、不思議でなりません。



今年で3年目を向かえた庭の仲間達。(山桜は2年目)
それぞれがこの秋を体感し、それぞれが自分なりの冬支度に入っている様子。



山桜は春から枝がぐんぐんと伸びて横に成長しました。
葉っぱはほぼ落ちてしまいましたが、また来年咲くだろう白く可憐な花が楽しみです。



黄金ケヤキは今年の冬に突然枯れてしまい、かなり焦りましたが、春先、その根元から小さな芽が出て来ては成長を続け、今では以前の2倍にまで背丈が伸びました。
しかしこのままでは盆栽としてかっこいいものではありませんね。来春あたりには私の手によるカットを考えています。
その為には少し勉強しなくてはなりませんね。



ハゼの木は今年もきれいな真紅に色づいてくれました。
今春、水やりがやや多くなってしまって、1度弱りかけたのですが、なんとか持ちこたえてくれて、ほっとしているところです。
水やりのタイミングはそれぞれが違うので、未だにこれといった確信のもてないありさまで、悪戦苦闘中といったところです。
それでも、よくみんな枯れずに頑張っていますね~大したものです。

さあっ、来春はとうとう植え替えの時を向かえます。

「山野草は・・・うちではちょっと植え変えは出来ないですね~土もないし~」

と、2軒の花屋さんに断わられました。
と言う事は、必然的にこの私、不器用ながら私がやらなくてはなりません。
胸中不安が渦巻いておりますが・・・そうだ、やつが、やつがいる。
やつならきっとやってくれるはずだ!



よろしく、東・京一朗!

君はいったいどっから飛び出してくるんだい、相変わらずエキセントリックな男だ!
確か君は代々木の高校に在学中、鈍く光る剣山と矢がすりの着物と針をさす足のしびれに憧れ、華道部に在籍していたはずだったね。
そこでつちかった頼り無い知識を私に分けてくれないか。君だけが頼りだ・・・・・・・?

いや、やっぱ、自分でやろっ。