またしても岩木山

アップルマラソンが終わって2週間、膝からなにからの激痛に耐えに耐えた4,5日を乗り切り、今ではすっかりと全快の日々を送るなか、年内もう一度岩木山に登るべく弘前を目指したのでありました。



途中の八甲田はすでに紅葉を通り過ぎて落葉状態でありました。
それでも、それはそれでまた美しいものでありますね、ひとり感嘆。
近ごろ、なんだか津軽方面に向かう率がたかいですね。

岩木山が見えてきました。いつ見てもきれいな山です、毎度ながらワクワクとしてきます。






本日は透きとおるほどの晴天に恵まれ八甲田連峰はじめ360度全てが視界のなかに、すばらしい!
そしていつものように、すぐに下山、本日はこの後青森市に向かい煮干しラーメンを一杯食す予定を組んでおります。
楽しみです。
その前に下山したらひとっ風呂、以前入浴した施設は来る途中見たらなにやら工事中の模様でちょっと無理か、そこでその傍にあった老舗らしい百沢温泉へとイン。
風呂の券売機の前で小銭入れをポケットから出して中を確認、100円玉が数枚に10円玉が数枚、そしてその横に500円玉が一枚。
料金は320円、どの小銭を使ったらいいのか私はこれからの事を考えて500円玉ひとつと20円を使う事を決断。
その小銭を券売機の小銭投入口に入れながらもこれから向かうラーメンの事が頭から離れません。
数秒後入浴券が一枚ポトン、それを手にしようとしたところそこに100円玉2枚がシャリンシャリンと落ちてきたではありませんか。
なぜか私は自身の目を疑いました。なぜお釣りが?私はちょうど320円を入れたはずだ、瞬時にそう思いこんでしまっていた私は、その200円を番台人に返す事にしたのです。
「これ、200円、勝手に出てきましたよ、返しておきますよここに」
なんと善人的、そうですこういったものはしっかりと返すべきなのです。
「えっ、何、それあんたのだろ!」
と、思いがけない店主の指摘。
私の頭のなかはぐるぐると回り出す。
そうだった、100円玉を使うか500円玉を使うか迷って500円玉の方を選んだんだ、そうだったそうだった、途中ラーメンの事を考えていたから記憶がすれ違っていたのだった。
「ハッハッハッそうだったそうだハッハッハッ」
笑ってごまかす私、すかさずその200円を小銭入れにしまう。
さぁっおおボケもかました事だし温泉浸かってラーメン行きますか!
と、さぁ大変、着替えからバスタオルからすべて用意してここ脱衣所までたどり着きそしてスッポンポン、と、タオルが無い。そうですタオルだけ車のなかに忘れてきたのでありました。なんてこったい、しかしまたこの汗だくウエアーを着て車までタオルを取りに行くのは・・・無い。仕方ない、私はタオルの代わりに、脱衣カゴに投げ捨てられたその汗だくのTシャツを手に取り浴場へと向かったのでありました。
ラーメンの事はラーメン屋に向かう時に考えよう、そう思った快晴津軽の昼下がりでありました。