灼熱の名久井岳

早朝の軽いジョギングを終え、何気なく空を見上げると透きとおる程のブルースカイ、予定してはいなかったが時間はたっぷりあるし「名久井岳」にでも行ってみるか、そう思ったら早々の登山支度。

ものの1時間もあればの「名久井岳」。
途中、名川町に入って複雑な踏切に突入、右側前方に警察官の姿が・・・。
初めてのシチュエーションに、私はかなり手前で一時停止、そこからまた目前の踏切に突入前に一時停止、するとその警察官が走って私のところにやってきて私をストップさせたのです。
「なんだ、なんだ」私は若干の混乱の中。
「ここはね二重停止の場所なんですよ、はじめに止まったところはもう少し手前で止まってもらわないと困ります、今度からは気をつけて下さいね」とのひと言。
「わかりました、今度からは気をつけます」
なんとかセーフ、初めての場所はしっかりと気をつけなければいけませんね。
そんなこんなで初めての「名久井岳」。




入山口にある大きなお寺と「かもしかコース」の入り口であります。


なだらかな遊歩道が続きます。その道をテクテクと進んでいくと途中車の通る幹線道にぶつかります。
案内所で手に入れた簡単な地図を見ると山頂までには2つのルートがあるらしくここからやや上に登ったところにひとつ、また少しばかり下った所にひとつあるらしい表記が、私はやや上ったところから入って山頂を目指そうと、その幹線路を登ったのでありました。

これが大きな間違いだったのです。行けども行けどもその山頂を目指すべく入口が見当たらない。
まだかまだかと歩いているうちになんとその道は下って行くではありませんか、数キロ歩いてとうとう「もどろう!」となったのです。

かなりの時間ロス、結局元の位置まで戻ってもその上側表記の入り口は見当たらず、仕方がないのでそのまま下側へと向かうとものの2分で別の入り口発見、そこから山頂を目指したのでありました。


ここからはやや急な斜面がお目見え、チェーンをつたってえっさかさ、ぽたりぽたりと玉汗が滴り落ちます。


そしてとうとう山頂へ到達、空は晴れ渡りいつもながら気持ちの良いものです。

さあ、明日は出張ですからそろそろ下りましょう、。