初・冬の八甲田


1月も中旬を向かえてひと段落、久しぶりに岩SOUR夫妻と新年のあいさつがてら「食のデパート・喜代志」にてビールで乾杯していると・・・「唐揚げ定食おねがいしまーす!」と聞きなれた甲高い声。
その声のするテーブル席を覗いてみるとなんとUMEちゃんではありませんか。
早速声をかけると、この日は唐揚げ半額の日だから定食にしてもらうんだよ、と仕事終りの割には元気な返事。
てな感じで合流。尽きない無駄話の中、UMEちゃんは明日八甲田でスノボーとのこと、私も奥中でスキーでもなーんて考えていたところでしたので、なんなら一緒に行って八甲田を体験してみようかな、と相成りまして、翌朝八甲田へレッツゴーとなった訳であります。



ブナの原生林の中、しっかりと除雪された道が幻想的に続きます。
まるで時間のない世界をふわり飛んでいるような不思議な錯覚におちいりそうになるのですが、気を抜くとズルリとタイヤが横にすべり、ハッと我に帰る始末。
しっかりと運転に集中しなくてはなりません。
八戸から3時間弱、とうとう冬の八甲田に到着。

ゴンドラに揺られること10分。青天に恵まれ視界良好、陸奥湾までしっかりと確認できます。


頂上にてUMEちゃんの記念撮影、ただし顔なし、まぁまぁいい男ですがお見せできずに残念であります。


電波塔も樹氷同様芸術的オブジェと化しております。
この壮大なるすべての景観に大感動、こりゃあ観光客も来ますわな。この日もスノースポーツ以外の観光客がかなりの数おりました。
記念撮影後、最初のコースへとゴーゴーゴー!
ふかふかのパウダースノーに天然のデコボコ、そびえ立つ美しい樹氷の隙間を抜けると急降下ドキドキ斜面と、面白い事この上ない実体感。
人生初の底深いパウダーに苦戦しながらも、またその各コースの長さに全身の筋肉乳酸パンパンでへっとへとに疲労困憊しながらも、なんだか面白すぎる。
シーズン券を買って5年通っているUMEちゃんはすいすいと先頭をかっ飛ばしております。ここは別世界。ここにはまったらジャンキー、そうスノージャンキー達の集う場所。とてもエキサイティングな体験でありました。
もう少し練習を重ねて、今シーズンまた何度か来てみたい、絶対に滑走してみたい、そう思った汗だくの私なのでありました。


帰りは五戸にある「まきば温泉」にて疲れ切った体を熱い湯船にポチャリ&馬肉料理をパクリ。
いやーなかなか充実感のあるいち日でございました。
きっと明日、あちこち痛いんだろーな!!