ハーフマラソン初挑戦

5月13日(日)青天、是川地区もちつき大会幹事であり、うまい酒舌先でとろとろ品評会代表でもある岩SOURと私は、兼ねてから予定の中に入れてありました「うみねこマラソン全国大会」にエントリー、初であるハーフマラソンに挑戦したのであります。
太陽サンサンきらびやかな青天に恵まれ心も体もピンポンパン。
午前8時を少しだけ回ったあたりに岩SOURどうどうの登場。

ドーピング検査が無かったことを幸いに無事チェックを終えてゼッケンを装着。
お前は子供か!と言った具合の甘えっこぶりで太鼓腹を隠すようにナイスセット。


今回のゲストはかの有名なワイナイナ選手、ジョークは軽くはずしてはおりましたが、きっとレースははずさないことと確信しております。全レースにて先導予定、流石のいい笑顔ですね。
斯くして、熾烈極まるレースがスタートしたのであります。
どんだけハーフマラソンをなめているのかわかりませんが、岩SOUR、なんと一眼レフのカメラを肩から担ぎ、足元は例の5本指シューズを装着。
以前その5本指シューズを履いて走った事がある私ですが、底が薄くて足裏が痛いのなんのってたまったものではありませんでした。よくもまあそのファンキーカメラマン街角スタイルでスタートをきったものであります。
しかもこの紫外線増量放射状態のなか、キャップなし。この男、いったい何を考えているのかさっぱりとわかりません。
余談ではありますが、あの5本指シューズ、もうひとり発見、私たちの前を走るアメリカ人男性であります。なんだがぎこちない走りに惑わされるところでありましたが、難なくスル―しておきました。
スタートから5キロ地点くらい
「はいはい、こっち向いて、いいよ―このシチュエーション、パシャリ!」
「はいはい、口からじゃない、息は鼻から吸ってー」
「いて―なんか腰がいてー」
と、かなりのハイテンションで汗とよだれを清廉なる大地へとまき散らしておりました。
ちょうど8キロ地点に差し掛かったあたりか(そう言えばなんだか静かだ)そう思い、私はちらりと振り返ってみたのですが、なんと、岩SOURがいない。やつの姿が視界の中に入ってこないのであります。
どうしたのだろう?と、心配になった私ではありますが、ゼッケンをつけてもらっている時は全くの子供ではあったやつではありましたが、されど立派なおとなのはず、ほっとく事にしました。
そして私は私のペースで走り続けることに集中。
いつものように時計はもっていませんから、時間は解かりませんが、それもまた私のペースであります。
中間を折り返すとしばらくして岩SOURを発見、なんとやつは明るい表情を浮かべ私に向かってシャッターをパチリ。まだまだ元気な様子で一安心。思ったとおり、こんな半端なところでくじけるような男ではありません。
私は心も軽くなり、いつものペースを死守。
そのままの、早くもなく遅すぎもせずのペースを守りながらなんとか生きてゴール出来たのでありまた。
途中右足のふくらはぎが軽くつってしまうと言うナイスなアクシデントに恵まれたのですが、声の小さい詐欺師のごとくそっとだましだまし克服。
さわやかな汗をたっぷりとかかせて頂いた次第であります。

そして、ついにかの岩SOURゴール!

このカットの少し手前、ゴール直前、なんてカワイイミニ―マウスになんなく抜かれておりましたが・・・。
「頑張りましたねーっ!」まあ、おっさんである私にそう言われているようでは、まだまだですけどね。

そしてまたまた駄々っ子みたいにゼッケンをとってもらっております。
父さん母さんをはじめ皆さんREDで総登場でありました。岩SOURは半島に、いやいや本当に幸せ者でございます。
5日前から酒を抜いたらしく、それは良いのですがエネルギーをため込もうと3日前から夜は寝る前にパスタの大盛りをぺろり、それで腹がぽこり、それでは到底走れませんよね。
それでも私は信じておりますよ、君が真のアスリートであることを・・・?・・・数年前までは・・・。


来年もまたエントリー予定、がんばるぞーーーーーーーーーーーー!
おいおい、情けない顔すな!