銀座の雰囲気っていいねーつづき

忘れられた記憶の中に絶対存在していたであろうその情景をひととおりながめたおし、自身をこの柔和な空気感にならしながら、そしていよいよ時代を超越したこのアーケード内へと生まれながらにして短い足を踏み入れたのであります。
(どっこいしょ!)



歴史を刻んできたパーツを組み入れ、ひと肌の温もりを感じる手作り感満載のショップの輪郭。

店内、カウンターあたりを一枚撮らせて頂きました。
モダン昭和ともいえるこのユーロな感覚は、ひとえにこれまで培ってきたセンスのなせる技ですね。
すばらしいの一言に尽きます。
その古き良き商品群を眺め、出張中とあって乏しい私の財布の中身を思い浮かべながら、これなら買えるかもしれないと思った本一冊を手にとりました。裏をのぞくとプライスが、うん、これならかえる。

「Porter Classic」は「PAWN SHOP」のとなりにありました。
素材に、そしてメイドインジャパンこだわった誠実な洋服がずらり、次世代につながるショップ
のひとつといえるでしょう。
帰りの新幹線の時間が近づいていた私はそろそろと、店を後にしたのですが、また近い内時間に余裕をもって再び訪ねてみたいと思っております。


「それいゆ NO18」1951年 日本初の、女性のためのライフスタイルブックなのです。
駅弁のランクを抑えてなんとか「PAWN SHOP」で買えた一冊です。
表紙の女性の清楚な表情といい、洋服の着こなしからデザイナー家具の選び方、また豊かな生活スタイルまでもとらえた内容といい、今見てもなんの遜色もない、なかなかおしゃれな本になってます。
次回、違う号もみてみたい、そんな思いがつのる今日この頃であります。