展示会月間

ここのところ来春物の展示会が続く。

先週、そして今週は都内から横浜、来週再来週とさらに続きます。

早朝の天気予報では本日雨の確率は相当高い感じだったので「傘」を持参で出発。案
の定都内はなかなかの雨量、原宿駅前は猛烈な雨に煙っておりました。この原宿駅前
を縄張りとして小さな屋台のようなもので傘を売っている中東出身のおじさんは、や
はり笑顔もなしで雨に困った客を相手にして商売をしている。10年は経つか、いや
もっと前からだったか、この人、相当前からここで雨の日だけ傘を売っている。海外
からの旅行客がひとつ傘を買った、慣れた手つきでそのおじさん、パッと傘を開いて
あげてその旅行客に手渡す。なかなか憎い演出だ。それでもやはり笑顔はない。

都内の仕事を終えた私は、次に横浜「大桟橋」に向かった。




おなじみのCCショーの展示会場。

ここの雨もまたひどいものだった。出張でこれくらいひどい雨はめったにない。いつ
もならこの広大なウッドデッキでは、心地よい海風と秋の陽光を受けながら無数の
人々がくつろいでいる様子を覗えるのだが、さすがに本日は閑散の様相を呈してい
る。


「グラットハンド」の梶山さんとしばしの歓談、相変わらずのいい男でございます。
ファッション誌にたびたび登場している彼はキリリと苦み走った表情を作って載って
おりますが、実はこんな笑顔もいいのですよ。新婚さんでしたね、どうぞお幸せに。

この後、数件のメーカーさんとの商談を済ませてホッと一息。


会場中央部にあるカフェでコーヒーを頂きました。珍しく午後になっても未だランチ
をとっていなかった私にはありがたいサービスでありました。ごちそうさまでした。


一通り仕事も済ませて会場を後に、しかしながらの雨が続いております、また風も出
てきた様子。

やれやれ、ここまで続くか、とやや落胆。このデッキ、抜けるのになかなかの距離が
あります。

しょうがない、と、意を決して一歩を踏み出した、やはり空腹の私でした。

「横浜か、シュウマイにしようかな」