~ワンモア~トワ・エ・モア~


~虹の~地平を~歩~み~出て~~~~~~~~♪

う~ん懐かしい&すばらしい!
実に37年振りに耳にした。

ある時アマゾンでCDを検索中に偶然にも目にした「トワ・エ・モア」のCDジャケット。

思えば1972年2月、札幌オリンピック。
この曲が一世を風靡したものだ。透き通るようにおおらかなふたりの声が心の奥底までも浸透してくる。
何も無い時代、小学6年生だった私はオリンピックの様子を部屋で聞く為に小さなラジオを作った。
そう「一石ラジオ」。乾電池をばらして中にある炭素棒を取り出し、その回りをぐるぐるに銅線で巻き上げコイル状にした。
これは中の炭素棒をづらす事でチャンネルになる。
その他近所のゴミ置き場に捨ててあったテレビの内部から、ダイオードを一個とコンデンサーを一個取り外しこれにつないだ。
コイルの端っこにイヤホンを取り付け、反対側に垂らしてる余った銅線をコンセントの片側に突っ込む。
両側に突っ込んではいけない。
なぜならビッビッっと感電してしまうから。
私はこの一石ラジオで夜中までオリンピック放送を楽しんだ。
イヤホンの小さな穴から果てしない世界が目の前に広がったものだ
その時に流れていたこの「虹と雪のバラード」。
あの時の感動が再び膨らみ始めた私の人差し指はそれをさりげなくカートへと導いていたのでありました。

数日後、手元に届いたそれをカーコンポに挿入。
そして私は車上の人となったのであります。
またしてもラーメン紀行、お客様からゲットしたうまうま情報。
今回も青森方面、思い出の音楽を聞きながらのちょうど良い距離感。
国道4号線を市内方向へと進み、途中「合浦(がっぽ)公園」へと進路を変えた。
「確かこの辺だと聞いたのだが・・・・」



あっ公園だ。
ここが合浦公園か。名前はよく耳にするのだが来たのは初めて。奥には球場もありそうだ。
なかなか良い環境ではないか。それに、今年初めて目にするこの雪もなかなかきれいなものだ。
このCDによく似合う。


「つじい」おお~ここだ、ここだ。
本当に公園の目の前にある。早速入ってみよう。


う~ん、うまそうだ、どれどれ。
ズッズッズッズッズ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
うまい!
魚介スープが濃厚だがそれ自体が突出しないように何かがうまく調和させている。
椎茸か?素人の私にはうまく嗅ぎ分けられないが、かなりまとまっている味だ。
それにこの麺は細い。極細の縮れ麺だ。するするすんなりと咽を通っていく。
スープをたっぷりと吸ったチャーシューも3枚と豪勢だ。
ふぅーーーーーうまかった。
それにしてもすごい混み様だ。どれどれ、とっとと店を出ようかな。

そ~らよ~~~水色~のそ~らよ~~~~~~

う~ん、やっぱりいい、かなりいい。
恐るべしトワ・エ・モア、もしかすればまた時代が巡って来るかもしれない。

おぅっと雪も強くなったしこのまま八戸へレッツゴー!
帰ったら先日ゲットしたDVD「自虐の詩」でも観ようかな。

そう言えば高校生の頃、一度だけこのパンチにした事があったな~こっちも懐かしい。

こうして取り留めのない休日がまたひとつ終わっていったのです。