続・八甲田

先週の休日に向かった八甲田・高田大岳は1300m付近で吹雪となって敢え無く登頂を断念。今週の休日である月曜日は雨予報から突然の晴れ予報へと変換されていたために、
これはチャンスと早速出かけてきました。


この状況はなかなかのチャンスな一日ではないでしょうか。隣接の山々もはっきりと望むことが出来ています。あれあれ、向こうに見える山はここのところの暖気で雪崩が起こっているのが見えています。気を付けなくては。


おお~空は蒼く輝いております。期待できますね、あれほど八甲田山には登るのを拒絶されていただけに(本日4回目)何だかホッとしております。さぁ1歩1歩進んで行きましょう。


マジかの図。先週戻ったあたり。
やはり八甲田山は私を拒んでいるのでしょうか?今回は雪は無いにしろガスと風がすごい。まぁ雪がないだけいいか、そんな感じ。風は先週と同じくらいの強風が吹き荒れております。
そんなに私は嫌われているのでしょうか?何をすれば好かれるのかいま一度考え直さなければなりません。


取り合えず雪がないので、先週と違い私の足跡が残っているのでまだ安心感はあります。ただ先が見えないのでこれまた感覚で登るしかありません。しばらく進むと雪に埋まっていた木々の頭が連なるところへと出ました。ここを通ると私の足跡は全くなくなり私の軌跡が消えてしまいます。どうしよう。行き止まり、な感じ。
ならここを右か?そこで右へとしばらく進むとやはり木々の頭がずらり、どうしよう、じゃあ左か、このままではどうしようもないのでそのまま木々の頭を超えて左へ進むことに。その先も見えなかったら危険なのであきらめて再々チャレンジしましょう。するとその先にガスの中うっすらと角柱が1本見えました。
山道の道しるべに遭遇したのでした。ラッキーでした。


その中継地点に、ここを曲がる目印として強風でも飛ばないような石を拾いセッティング、これでひと安心です。


とうとうこの先が見えないガスと強風の中登頂に成功です。寒い!
さぁとっとと帰りましょう。ここに滞在する勇気はありません。足跡通り帰りましょう。


いやはや、ここまで下りてくれば安心です。本日もてっぺんだけが荒くれておりました。
この帰りにどこかによって、携帯用小型ボンベストーブを買っておかなければ、と決めたのでした。