◆ T-bird BLOG ◆

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師走の夜の街はどこも混み混みで探しても飲食店になかなか空きがなくて断念していたのですが、来客があってどこかないかと探していると「ママズキッチン」に空きがあるとの事。


いつもお世話になっている小田氏が母親と営む料理店。

初めて伺ったのですがその端正な内装に感心、いいお店ですね。

場所柄、人の流れもあり、かなりの繁盛具合でありました。

料理もおいしかったですね、ありがとうございました。次回はみんなで伺いま~す。


昭和の香りプンプンのノスタルジックな風景。八戸には飲食店が連なる有名な横丁がたくさんあるのですが、今夜の2軒目は「ハーモニカ横丁」に足を延ばしました。先程の「ママズキッチン」にいるときに友人から電話がありそこで楽しんでいいるとの事。場所は「並ちゃん」、ここも昔からの友人が営むお店。それではと合流した次第です。


横丁同様、中も昭和そのもの。

このアットホームな郷愁的雰囲気に心も体もリラックス、ついつい飲みすぎてしまいますね。

せわしない12月、夜の出は恐らくこれが最初で最後でしょう、ラストスパート終盤頑張りまーす。

スキーにはまだ早いこの中途半端な時期、夏から秋にかけてのように早朝から遠出を
することもすっかりと無くなり、そこで休日はやはり軽いジョギングから始まること
になる。

しっかりと着込んで走り出す。薄暗い朝は、なにしろ寒い。

路面のアスファルトや路肩の凹みにたまった水は真っ白に凍っていて、踏むとパリパ
リッといい音をあたりに響かせる。これがまた気持ちいい。

いつものコースをいつものように走り終えての帰り道。


んっ、タンポポ、この厳寒の年の瀬にきれいに咲いている。(たんぽぽさん、いつも
お世話になっております)

大したものだ。ところでタンポポの旬ていつなんだろうか?そんな疑問が湧き出た
が、まあいいか、元気なんだし。

そんな午後、ふらり初めて入ってみた店に見てみたかったDVDを発見。


昔の映画。

アランドロン、かっこいい、いい男だ。

「太陽がいっぱい」、知ってはいたが過去に見たことはなかったやつ。思わず買って
しまったのです。

でもまだ見てはいません。すぐに見るのはもったいないような、そんな陳腐な心持。

音楽にしてもそうですがそんな懐古趣味的思考が強く働きだしていて、過去に聞いて
いた曲はもちろんそうなのですが、それ以外にそれ程興味もなくテレビやラジオから
さりげなく流れていてもさらりと聞き流していたその時代の曲に強い時世や郷愁が湧
きだしまして、ちょこちょことそれらを見つけている、そんな今日この頃でありま
す。
微細な雨なのか粉雪なのかわからないほどに小さな何かが空中を舞っているような憂鬱な曇天日和。

そしてとても寒い。アウトドア派の一面も垣間見れる私としてはなかなか厳しい一日となったこの日、休日。

そこで私は、兼ねてから気になっていたところを回る車の旅に出ることとした。

それは八戸から向かって行って、冬の積雪が一段と増える野辺地町を超えた次の町、陸奥湾にたっぷりと面した平内町。

ここにある「夜越山森林公園・サボテン公園」。

家の庭にリュウゼツランなどを植えたりと多肉植物系にも興味のある私ですが・・・・。

ず~~~~~と昔から気にはなっていたのですがなかなか入ってみる機会がなく、いつもその看板を横目に素通りするばかり。

今日は行ってみましょう。







すごい!

ここの多肉系植物の種類と生育度は恐らく県内一と言っていいでしょうね。

近くにこんなところがあったなんてびっくりです。あんな巨大なアガベ初めて見ました。30年~60年に一度しか咲かないと言われている花もまだ辛うじて咲いている状態で目にすることもできてラッキーでした。

小さな鉢植えもかなりの種類販売していて探している人達にとっては楽園ですね。青森の友人が確かここでかなりの数を買っていて温室まで完備していると言ってましたが、わかるような気がします。

今回、私は鑑賞のみに徹し、ここはぐっとこらえて買うのはあきらめました。現在家にある植物で精いっぱい、これ以上はやや無理がありますから。

そのあと向かったのが4号線沿いに建つレストラン「ボンネット」。


ここも長いですね。

昔から、ここを通るたびに目にしてはいたのですがふらりと入る機会が一切なし、ここもいつも素通りです。

ですが今回はここ、目的地のひとつです。


店内昭和レトロですね。かなり好きな空間と言っていいでしょう。


好きなハンバーグ定食を注文。なかなかのボリュームとうまさです。

お客さんも昼時だったので次々と来店、なんか地元の人が多いような雰囲気です。それって大事なところですね。

ここを昼時通ったらまた寄りたいですね、次回はご飯大盛で行きましょう。

悪天候もそれなりに楽しめますね。

Kちゃん、無事に赤ちゃん誕生おめでとうございます。母子ともに健康で本当にほっとしてます。これから子育て、懸命にも楽しみながら頑張って下さませ。


Kちゃんの隣でVサイン出しているのはたまたま店の一画で自社商品の紹介をしてくれているメーカー担当のTさん。久しぶりの再会であります。

土曜日の夜に、そのTさんと一緒に夜の街へと足を運びみんなで食事。

次に、ここ八戸では有名なディープスポットの一画にどうどう鎮座しております老舗「プリンス」で、ここのおすすめドリンク「モヒート」を気分よく頂いておりました。

すると、私達の座るカウンター席の隣になんときらびやかな一団がいることに気づきました。

彼らは「実験道場」という有名なユーチューバーであると「プリンスのママ」からこっそりと耳打ち、それはそれはという事で「こんばんは」とご挨拶。

気さくな方々で軽く盛り上がったあと、彼らはそのままここでそのパフォーマンスを撮影、次の撮影場所へと移動していきました。

私達もそのあと数件の店に顔を出して午前1時過ぎには帰宅。

翌日、いつも通りに店での仕事。


午後の5時を回ったあたりでした。なんと彼らがここ「Tバード」へと足を運んでくれたのでした。昨夜軽くあいさつ程度に店の話をして別れた彼等でしたが、しっかりいと覚えてもらっていたみたいで嬉しいですね。ここでも軽くパフォーマンスをしてもらってそのまま新幹線で東京へと向かっていった次第です。わざわざ来てくれてありがとうございます、応援してますよ。

11月の第一火曜日。

午後いちからプールで1時間ほど泳いでからの帰り道。

そうだそうだ、そう言えばYさんから頂いていた「博物館」での「クマの展示会」という催し物のチケットをもらっていたのを思い出しました。

休日はスケジュールがあれこれと入っていて、なかなか行くチャンスが無くてそのままにしてあったのですが、ふっと思い出したのでした。

以前Yさんが店を訪ねてきてくださった時、ティーバード店内にディスプレイしてあったハーレーデビットソンの古いテディーベアを貸してほしいと。その「クマの展示会」にひとつの展示品として飾りたいとの意向を受け、それはどうぞと貸してあげたのでした。Yさん、国内的にもなかなか名の知れたビンテージコレクターでありながら気さくな方でとても好感度高めです。彼のコレクションの一部もその展示会に飾られるとの事でした。これは千載一遇のチャンスと進路を変更、その展示会の行われている「博物館」へと向かったのでした。



おお~なんという仕打ち、日ごろの行いの粗雑さが出てしまいました。

本日火曜日、そうか火曜日が休みなのか、仕方がない・・・私は本日の観覧はあきらめましょう。今日は縁がなかったんだと気分を切り替えてスーパーに寄ってから帰宅。

それから2週間がたった月曜日の自身の休日、本日は午前中に用事を済ませたらぜひ「博物館」へと向かおうと決めていたので、午後いち早々に向かいました。

是非、それはどんな展示会なのか目に焼き付けなくてはなりません。


「わお~今日も休み、前回は火曜日だったのに今日は月曜日ではありませんか、警備員さん」

たまたまいた警備の方に疑問を投げる。

「いつも月曜日が定休なんですよ、2週間前だと・・確か月曜日が連休の一部に入っていたのでそれでたまたま火曜日が休みになってしまったんですね」

丁寧な切り替えし。

「そうでしたか、それはそれは残念でした。ありがとうございました、また来ます。

そう言ってがっくりと肩を落として帰った次第でした。

後日談・・・チケットをよく見たら2回目の博物館訪問時、前日で「クマ展」終了しておりました。どっちにしても残念だったようです。
青森市にあるショップに用事のあった私は、休日、朝ドラを見てから向かった。

時間はたっぷりとあるので下道4号線を、音楽を聴きながら、時折信号待ちではコンビニで買ってきたアイスコーヒーをひとくちごくりとやりながらゆっくりと移動した。

天気も良い。

目的地に到着してものの数分で用事も済んだ。そろそろ小腹も空いてきたところだったので、以前行ったことのあるラーメンの「つじい」さんへと足を延ばした。


青森と言えば濃厚にぼしスープに中太麺だが、ここのスープはどちらかと言えば志那そば系のあっさりで麺も細麺、小腹に流し込むにはちょうどいい。

メニューを見ると、ラーメン普通盛と大盛の2種類のみ。以前はその他に何かあったような気もするが・・・潔い。

お腹も満足して店を出ると、すぐそばに市営の体育館とプールがあるではありませんか。


時間もあるし、近頃ずっと行ってなかったプールがそこにあるのなら、後部座席を見るとスイム道具一式あり。それならと、行ってみることに。

1時間250円くらい(忘れた)か、1時間だけならこれは安い。八戸では時間制限はなく1回500円プラスくらいか?行けて2時間くらいがいいとこだからどっこいどっこい。

着替えもその時間に入るので正味40分くらいのスイムタイム。

どこの地区でもやはり女性のパワーはすごいですね、八戸もそうですがここ青森も大半は女性スイマーでたっぷり。

隅っこで懸命に泳がせてもらいました、ありがとうございました。

帰りもまた下道4号線で懐メロにいだかれて、たらたらと帰ります。

そろそろ新しいブーツにも少し慣れてきたところで、「階上岳」よりやや道のりに距離のある「八甲田山」へと足を延ばしてきました。

ブーツはまだまだ慣らし途中です。八甲田は八戸からでしたらそれ程遠くもないので午前7時に出発して9時くらいには到着。

うっすらと白みを帯びた大岳の付近だけには灰色の雲が覆いかぶさってはいますが、その他は青空がどこまでも続く好天です。


登り続けて数十分、中盤を過ぎたあたりの岩場くらいまで行くとうっすらと白い世界に変わってきました。風もやや冷たくなってきますが苦なほどではありません。


頂上手前にある小さな沼にはすでに氷が張ってます。


頂上到着、さすがに誰もいませんね。

途中も誰にも遭遇してないので中途半端なこの時期はそれ程登る人もいないのでしょう。ここで買ってきておいたおにぎりでも、と思っていたのですがあまりに風が強いので下の湿地帯に下りてからにしましょう。ただ、この肌を刺す冷たい風が気持ちいいのはなぜ・・・私だけか?


と、足元を見ると、先人の足跡を発見。たぶんひとり。この足跡具合は、吹きすさぶこの風具合を考えると30分ほど前あたりか?近い時間に登っている人がいて何だか嬉しくなりますね。

そのまま滑らないようにゆっくりと下山します。ある程度下りてくると足元の雪もなくなり太陽も姿を現します。


広い湿地帯の一画に設置いてある休憩所についてひと息。

ここで軽く昼食でもと思いリュックをまさぐるも・・・リュックの中には食い物の姿無し。あれ?、どうした、あらあらそうか、コンビニで食料を調達したもののどうやらそのまま車の後部シートに置いてきたみたいです。やっちゃいました。仕方がないので「熱いコーヒー」で喉を潤しひと休み。ここまで下るとやたら天気もいいし、いい時間です。

少し休んでそのまま下山。ブーツはなかなか調子いいみたいです。


人もいないので、いつもよりはかなりゆっくりと歩いた今回のトレッキングでした。そして車の中でおにぎりを食しながら帰ったのでした。



数年ぶりの十和田湖カナディアンカヌーライドに出掛けてきました。

今回は友人K君とガイドのY君3人でのライドになります。


集合は午前5時をちょっとすぎたあたり、山向こうにかすかに登りつつある日の片鱗が覗きます。まだあたりはくらい中、カヌーを湖水に引きずり出したりの準備をして、漕ぎだします。


大気と湖水の温度差で「けおろし」が発生しております。神秘的な風景の変化に心が躍りますね。


しばらく湖面を進むと日が昇り始めました。なんと美しい事、素晴らしい。



貸し切り状態のこの大自然の静寂の中を進みます。

そしてこのカヌーでなければたどり着けない天然の入り江でひと休み。ガイドのY君が入れてくれた紅茶でいっぷく、そのあと歩いてこのあたりを散策。本日は湖水面が50cmほど低くなっているらしく普段はここら一帯水没しているらしいので、珍しい経験をさせてもらいました。そして再び湖面を進みます。


ぐるりと回ったところで引き返していると、向こうから一艘のカナディアンカヌーが接近。

なんと4年ぶりに会う友人Uちゃんではありませんか、びっくり。まさか湖のこの真ん中あたりで知り合いに会うなんて考えたこともありませんでしたから、かなり驚きました。そしてケガで入院していたと人づてに聞いていましたので、その姿が元気であり一安心。良かったです。

2時間ほどのライドで十分に楽しむことが出来ました。


そのあと車で奥入瀬渓流を走っていると、前方に「サーキットの狼」で見たことのある車が一台目の前に出現。私は急ブレーキで停車してセーフ、たしかこれってロータスヨーロッパ?

横浜ナンバー、なんだか運転がおぼつかない様子。私の前で少し戸惑うように止まったのですが、そのままゆっくりと今度はバック。私の前が空いたので私はそまま前方へと進んで行きました。

私の後ろにはK君の乗る車がついてきていたのでそのまま再び2台で焼山へと向かったのでした。

後でK君に聞いたのですが、例のロータスヨーロッパ、私の前からバックで少しばかり後方に進んだところでその後方の駐車スペースから出てきたプリウスと衝突したとか、なんという衝撃的なお話。

大丈夫だったのでしょうか?とにかくいい旅を続けていてほしいところですね。運転には気を付けましょう。

かれこれ、ショップとして十数年お世話になっているN氏。

以前は岩手県中部に住んでおられたので、そこから時折長距離を駆けて店に顔を出してもらっていましたが、5年前になんと八戸市内に転勤になりまして、そこからはここにも近く近所付き合いといった感じですね。今回はN氏、トレッキングに興味があるという事で、一緒に「階上岳」に上ることになったのです。学生時代かな?一度「岩手山」にチャレンジしたらしいのですが敢え無く途中で下山した模様で、それこそリベンジ的要素はありますね。


早朝6時30分、いざ出発であります。

新しいブーツでこの大地を踏みしめて一歩一歩進んで行きましょう。



途中2度ほど休憩を取りながら無理をせずに登ります。中腹まで来ましたがまだまだ元気ですね。良かった。新しいブーツもフィット感良く靴擦れもなく良好みたいです。ブーツが合わないと大変ですからね。


やりました、登頂成功です、ケガも故障もなくここまで来れて良かったです。

天気にも恵まれて八戸市内から太平洋まですっきりと眺めることができました。何度訪れてもこの高見はいいところです。

Nさん、次は時間を作って「八甲田」、行きましょう。



そして翌日。

実は私も今回、長年履きなれたブーツから新しい物へと変えたばかりのところで、昨日、私の方はそのブーツに少々の違和感を感じておりまして・・・。

そのブーツを履いて13キロほど歩いてみたのでした。案の定、足裏に水疱がふたつ出来ました。その他はいいみたいなので、この水疱がなくなれば完璧でしょう。


(CHIAKI)ありがとう。

サイズぴったし、これからの山登りず~っと使わせてもらいますよ。

後でお楽しみなやつを郵送しておきます、それまでお楽しみに!



90年代当時はバイクツーリングや2000年代に入ってはトレッキングに山登りと大活躍してきた「ダナーライト」。

私がこのブーツを買ったのは当然店で扱っていた頃で、92年あたり?そう考えればかれこれ30年近い年月が流れておりますね。

なんと長い付き合い。毎日履いていたわけではありません、時折どこか探検の旅に出る時のお供として履いてきたものです。

それだからこれだけの年月を経過してもまだまだ現役で活躍出来ております。

しかし、以前初冬の山に登った時にブーツの中はビショビショに濡れてしまってとても快適とはいきませんでした。

経年劣化による年波にはやはり勝てません。そこで一念発起して次世代のトレッキングブーツを買うことにしたのです。

現在店ではダナーを取扱っておりませんので、今回は専門性を重視してアウトドア―系のブーツを選択。


この秋の紅葉の時期からはこちらのトレッキングブーツでアタックして行こうと思います。慣れるまでは近場で徐行訓練ですね。

もちろんまだまだ「ダナーライト」は現役です。メンテをして行けるところまで行きたいですね。

そして最終、オブジェとして部屋の片隅にポツリ、置くつもりです。

昨年は思いもよらぬ大型台風の到来により敢え無く中止。

今年も台風が近づきつつもなんとかコースがそれてくれてスタートの号砲を聞くことが出来ました。




大会当日の早朝6時半、まだまだ準備等に忙しい運営側の迅速な仕事ぶりを横目に景品のオリジナルバスタオルを頂きに会場へと足を運びます。この時間に景品をもらっておくとレース後にもらいに行くことも無いので、楽。レース後ではまともに歩くこともままならない状態になるのと、またレース前の準備運動にもなりますね。

今年はとうとう 還暦を迎えての初レース。

昨年は、それこそタイムを狙う最後のチャンスと気合を入れて練習に励んでいたのですが残念ながら中止。それならば今年と意気込んではみるもの寄る年波には勝てません。

それでも、やはり4時間を切ることを目標にペースメーカーについて行きます。

ところが35キロを超えたあたりで両ふくらはぎがパッキーンとつってしまい減速。無情にもペースメーカーさんの姿は徐々に遠ざかる。

仕方がありません。

この距離まで懸命に足を酷使し引っ張ってきたせいもあり歩くのもやっとの激痛が走ります。途中止まって足のマッサージをすること数回、残り2キロで再び走ったのですが、時すでに遅し。

目標を達成することは出来ませんでした。

しかしまだまだあきらめてはいませんよ、作戦をたてて来年こそは、と狙いを立てているところです。懲りてませんね。
久々に何の予定も立てていなかった休日。

早朝はそろそろのアップルマラソンに向けて軽くジョギングをして帰宅、そのあと朝
ドラを眺めながらの朝食を食していると、なぜか頭の中に「シジミ」の味噌汁がポロ
ンと現れたのです。

別にテレビでやっている訳でもなくとりわけ好きと言ったわけでもありませんが、湯
気の上がるスープに転がるその凛々しい黒い姿と癖のある出汁の味が脳裏を占領して
しまったのでした。

のんびりと、別に予定のないこの日、それなら昼は「シジミラーメン」でも食いに行
こうかな、と思い立ったのでした。



「シジミラーメン」と言えばやはりこの辺では小川原湖でしょうとなり早速ここの道
の駅へと足を運びました。

ここへ来るのは相当ぶりです。とにかくこの道の駅のある通りを通ることが全くない
ものですから、これは仕方がありませんね。


ぐずぐずとこれずに、あとからやはり行ってくればよかったと後悔するよりはやはり
行動あるのみ。

透き通るシジミだしたっぷりのラーメンを食して、本日の妄想はすっきり。

帰りにスポーツショップでタンクトップを1枚購入して帰宅、そして明るいうちから
プシュッとカンビールを開けたのでした。

たまにはいいかも。
夏から初秋へと向かうこの時期、じわりじわりと新たなあったかい商品群に移行している最中ですが、時には情け容赦なしにどかんと入荷したりなんかもしております。

まだまだ昼間は温かいのでなかなかほんわかと温かい商品はそうそう動きませんが、迫りくる新作軍の圧迫に私の小さな心臓はバクバクと過激に鼓動を刻んでしまいます。


そんな敏感な情緒を落ち着かせるために「祖母」の墓参りに行ってきました。」

お寺って本当に心落ち着きますね。世間の騒音はシャットアウトされてシーンと静まり返った佇まいにゆったりと気分も落ち着きを取り戻します。




お寺のあとは、そのお寺のすぐそばにある公園でのんびりと時間を過ごします。

水筒に入れてきたコーヒーをひとつ飲んではホッとひと息。

「いいとこだ」


あと2週間プラスとなった弘前アップルマラソン。

私にとっては体力的に年々逆風が吹き荒れますが少しでもそれに抗うべく、コツコツ
と体力温存を図っている次第です。

昨年がサブフォーを狙う最後のチャンスととらえて練習に力を入れていたのですが、
なんと「台風一過」による大会中止の憂き目にあってしまい敢え無く撃沈。

今年はいまいち気力が乗らずにいたのですが、やはり出るからには頑張らなくてはな
りません。

そこで大会前の30キロ走を敢行。


この日は空には雲の欠片ひとつも存在しない透き通るような秋空、眩しいほどの太陽
光ながら湿気もなくからりと清々しい空間が目の前に広がります。

先週「岩木山」で熱中症になっていたのですが何のその、ここは頑張りどころです。

さわやかな風とこの光に満ちた空間はやる気を起こさせてくれます。

種差海岸から沿岸沿いをひた走りマリエントを経由し舘鼻漁港へとたどり着き、そこ
から川を渡りラピア手前の交差点を左に折れて戻ります。気温がやや上がり始めては
いますが湿度はそこそこ、まったく大丈夫です。

そこからも無理はせずにマイペースで走り続けて、無事ゴール。

完走できたことは今大会につながることでしょう。

目指すタイムの挑戦は今回が最後かな・来年からはのんびりと楽しむとしましょう。
ここのところ、休日は強行的なスケジュールが続くのと突然のイベントが入ったりと,

なかなかハードに過ごしております。

この暖かい夏の間にやりたいことが次から次から湧いてきて、それをひとつひとつこなしているうちにもう9月、北国の夏はもうすぐ終わりですね。

そこで今回、立て続けになりますが、今年未だ行けてなかった「岩木山」登山を敢行。

午前3時過ぎに起床し準備して弘前へ。


いつ見ても美しい稜線をたたえた山であります。天気もいいし申し分ありませんね。

準備を整えて7時30分岩木山神社からのコースを出発。

天気予報を確認すると、昨夜はあった雨マークは消えて曇りマーク、これにはひと安心。湿度90%表示はやや気になりますが、雨がないだけでもいいかと一歩を踏み出します。


林道をしばらく進んで行くと岩が転がる沢に出ます。

えっ水が無い。

いつもなら水が流れているのですがなんと水枯れ?それならとその水のない沢底を進みます。

高湿度のせいか汗が止まりません、太陽の直射はないのですが全身が得体のしれない何かに絞られてでもいるように汗がぽたりぽたり、いつもよりも水分を随分と取っております。この序盤ですでに持参の水筒3本のうちの1本を消費、いつもよりはかなりハイペースな消費です。それでもいつものようにこちらもハイペースで登ります。


9合目到着、頂上が見えてきました。

ここの険しい岩場を登れば頂上です。



頂上到着、雲は出ていますが雲の切れ間からは遠く陸奥湾が眼下に広がり、その先には青みを帯びた天空が望めます。

ちょうど一緒なタイミングで頂上へと着いた方は、なんと京都からひとり車で15時間の旅、ここ青森を目指し、昨日は八甲田山を制覇し本日ここ岩木山を制覇、なんとタフな方なのでしょう。

すごいとしか言いようがありません。記念に1枚パシャリ!

「どうぞ、存分に青森を楽しんで行ってくださいませ」

私はいつものように早々下山。

ただ、なんだかいつもと違う体の感覚、この時点で2本目の水筒が空になっております。

まだ残り1本あるので何とかなるだろうとそのまま下ります。

いつものペースでどんどん下りていくのですが、やはりいつもとは違う疲労感が背中を覆います。

とうとう下山中盤で最後の1本の水筒の中にはあとひと口分のコーヒーが残っているだけ。そしてそれも、あまりののどの渇きにゴクリと飲み干してしまったのでした。

その直後でした。

突然のめまいが私を襲ったのです。なんだこれは「やばい」。そう思った私はすぐに山道わきにリュックを下ろして地面に座りこんだのです。全くの初めての経験なので戸惑いは隠せません。まさか、これって熱中症かもしれないと脳裏をよぎりました。全くの油断でした。その後しばらく休んでいると、めまいが収まって来たので再び下山開始。そのあと短時間に3回ほど休憩を取りながらなんとか下山に成功。


ホッとひと息、助かりました。

この日、関東に大型台風が上陸している状況の中こちらの天気も危うい雰囲気だったので、私の登るこのルートでは登りでは誰にも会わず、かなり登山客の少ない日でしたから余計にこの倒れるかもしれないと言う恐怖感は胸に刺さりました。

体調の不具合を感じたらそこで登山を中断する勇気は必要なところでしょう、深く反省。

途中、定食屋でやや無理をしながら定食を腹に詰め込んで栄養を補給し、帰路に着いたのでした。

最初で最後でしょうね、あんなにもたくさんの方々に祝ってもらうのは。

私の想像をはるかに超えた演出をしてくれた皆様と近隣そして遠方よりわざわざ来場
してくれた多くの皆様には感謝の言葉しかありません。

「本当にありがとうございました。」


いつもなら、私自身があちらこちらの写真を撮ってはこのブログに乗せているのです
が、今回は前日に前入りしてくれていた長野のKちゃん、宮城のOちゃん、そして山梨
のOちゃんのこの写真しかありません。なぜなら、当日はばたばたで写真を撮ると言
う余裕は全くありませんでした。悪しからず。


身内で食事会のあと「CLUB」で2次会、これがかなり盛り上がりまして久しぶりにテ
キーラを飲ませられまして翌日撃沈しておりました。以前に、もう2度とテキーラは
飲まないと誓っていたのですが何のその、皆さんの圧力に屈しまして1杯、それがま
た次の2杯目、なんて続きましてとうとうやってしまいました。

それでも忘れ物もせずに無事家にたどり着きましたので良かったです。

翌日はどこにも出かけずただただ家でじっとしておりました。

そのおかげもあり何とか正気を取り戻した次第です。



休みをもらっていた私は「階上岳」を登ってひと汗かいてきたのでありました。

月末にはパーティー模様をしっかりと詰め込んだDVDが編集を終えて上がってくる予
定になっております。楽しみにしていてくださいね。

「本当に本当にありがとうございました」。
地図を眺めていて、鳥海山という不思議でいて魅力的な名前にひかれ、連休をもらっていた私は荷物をまとめてその日の深夜1時に八戸を出発したのでした。


あれが鳥海山か。前方に大きく優美な姿が見て取れました。

初めての道程に迷いに迷い、途中埼玉から秋田へ帰省中の親切な親子の方から地図とアドバイスを頂き、なんとか7時に到着。「着いて良かった!」と率直な思い。


7時40分、鉾立登山口で登山記録を記入し、そして出発。

登山道としてはかなり美しく整備された石畳を進みます。


しばらく歩いて後ろを振り返ると眼前に凪の日本海が横たわりはるか先には丸みを帯びた水平線まで確認できるほどに視界が広がる。



石畳の山道を進んで行くと「御浜山小屋」が見えてきました。まだまだ序盤ですのでここはこのままスルー、前へと進みます。その小屋の西側には大きな楕円の池があり、寄ってみたいのはやまやまですが、全行程の時間感覚をつかめてないので今回はそのまま頂上へと向かいます。小高い丘をふた山ほど越えます。



なんと美しい渓谷なこと。こんな美しい緑の渓谷を目にするのは初めてです。谷底には未だ残雪が横たわっております。

この様子からして、ここ万年雪なんでしょうね。


その谷底を超えて低木の生える山肌をしばらく上ると頂上前の山小屋が見えてきました。先に頂上を目指すためここもスルー。下山時、帰りに寄りましょう。


ここからは頂上に向けて、岩が崩れ落ちて石塊のがらがらした急斜面が続きます。落下しないよう両手で体を支えて登ります。


頂上到着、10時40分、約3時間かかりました。

この経験は次回につながることでしょう。勝手知ったので次はもっと楽しめると思います。

この後、先ほどの山小屋でトイレに行って持参してきたおにぎりでエネルギー補給、20分ほど食事休憩して下山。


途中、ハート石を発見、まあどうでもいいのですが記念に一枚。

午後1時7分に鉾立登山口に戻ってきました。

強行ですが、着替えて1時30分にはそのまま帰途へ。

途中「岩手山サービスエリア」でかき揚げ蕎麦で再びエネルギーを補給して午後6時に帰宅。

いや~~さすがに疲れました。

シャワーを浴びて、ビールを一口。

すると、一通のメールが。

「明日、十和田湖一周行きます、星野リゾート駐車場6時」

K君より罰ゲーム的悪魔の誘い、早めに就寝。


久しぶりのこのメンバーでの自転車です。



3人とも早い、ついて行くのがやっとですね。昨日の体のダメージは相当残っております。

まったく足が回りません、回復遅延で困ったものです。


途中休屋で一服。

「喫茶店・憩い」でコーヒーを頂き、その一画で「ガイドハウス櫂」を運営する「Y君」に遭遇。

相変わらず元気で頑張っております。ここは夏、カナディアンカヌーの教室やガイドをしていてとても賑わっております。

そんなY君に元気をもらい再び自転車で進みます。

さすがに辛かったですね、自転車での山登り。いつもなら足など着かずに頑張るのですが、この日はふらふらで何度か心が折れましたね~さすがに。それでもなんとかゴール。

連休中、ずっと汗していたような記憶、もう早く帰って寝たい、そんな過酷な連休終盤でした。

休日調整のためか、金曜日に休みをもらい、朝から雨が降っていたのでアウトドア系は断念。

そこで、ここのところしばらくいけてなかった盛岡へと足を延ばしました。

盛岡と言えば友人である「AGREABLEMENT」O森氏のところに顔を出さなくてはという事で、お邪魔してきました。


もう盛岡でも老舗のひとつでしょうね。長らくしっかりとした品ぞろえで頑張っております。

以前、足を骨折して数カ月休んだりしていましたが、今ではすっかりと回復してカンバックしております。

元気で頑張っているO森氏の姿に触発されて、いい年ですが私ももう少し頑張らなくては、と元気をもらった次第です。ありがとうございました。

その後、盛岡アリーナの傍にあるお気に入りの「雑貨屋」によりまして、そこで洒落た雑貨をひとつふたつ購入。八戸ではほとんど行くことのない「焼肉屋」で一人焼肉を食し、温泉で汗を流して帰ってきました。

東京もそうですが、勝手知らない街をひとりふらつくのはとても楽しいですね。

毎年恒例の八戸花火大会。

今年は夜空に雲もなくかなり鮮明に大きな花火を堪能することが出来ました。




今回はSDチームがそれぞれたまたま結婚式だったり肉親が訪ねてきていたりで参加できなかったのは残念ですが、それでも和気あいあいと軽い食事をしながらの花火見物は楽しいものでしたね。

今回の料理は街の中華屋さんに注文、そしていつも楽しみなのがSさん手作りの逸品料理。今回は「チキンのトマト煮込み」と「イタリアンオムレツ」、これはまた絶品でありました。いつもありがとうございます。

相変わらずTちゃんの周りには子供たちがまとわりついて離れませんね、いつでも人気者です。

皆さん楽しい夜をありがとうございました。


そして私は翌日の休暇を利用して、今年初の「岩手山」であります。




トライアスロンチャレンジも終わり、私にとってはそろそろ山登りの季節がやって参りました。

今回の岩手山は馬返しコースの旧道トライ、このコースは急な岩場が続くコースなのですが、林の中を通るコースと違い見晴らしがいいのがいいですね。汗しながら一歩一歩登ってぐるり振り返ると大パノラマが眼前に広がり、自然と気分がハイになってきます。素晴らしい光景です。



早朝は雲海が地上を覆っていたのですが時間が進むにつれてすっかりと晴れ上がってきました。頂上は珍しく風もなく穏やかな日和に。登山方する方々の多い事。年々増えているような気がします。

そろそろお昼、八合目の山小屋でおにぎりでも食べて下山しましょう。


佐川急便のYさん、重い荷物を毎日運んでくれてありがとうございました。

最初来た時、「重いの運べるのかな?」な~んて思ったものですがなんのその、がんがん運ぶ姿に感動してました。

退職が決まったみたいで、次のステップでも何でも出来そうですね、頑張って下さいね。



今年のお盆は、5月のゴールデンウィーク同様になかなか長い休日の方々が多いですね。

ですから、帰省のタイミングもまちまちと言った感じです。

そして今年も懐かしい顔がちらりほらり、嬉しいですね。


鎌倉からの帰省中にいつも寄って頂くN村さん、いつもありがとうございます。鎌倉での新たな住処が高台の「古民家」と聞いて羨ましい限りです。古民家での生活、存分に楽しんでくださいね。


昨年、仕事が一段落して地元北海道に帰ったのですが、わざわざお盆休みに顔を出してくれたS藤君とHろや君、わざわざありがとう。今回は時間が無くてすぐに帰らなければならなかったけど、次回はゆっくりしてほしいですね。


北陸石川から愛娘とふたりで来店してくれたM君、遠いところ疲れも見せずにその笑顔にやられますね。いつもありがとう。ジンやバイク仲間のみんなと楽しんで行ってくださいね。


この時期、いつも息子とふたり車で旅をしながらその道中に寄ってくれるH谷君親子。

今回は東京から徐々に北上して、各地の河川や沼を探索。「タガメ」や「カメ」などの水中生物の採集が目的。

あちらこちらを回ってたくさんの生物を採集してきておりました。もちろんそれらはしっかりと飼うのです。

しかし、第一目的の「アカハラ」が取れず。

そこで昔私が「アカハラ」を捕ったことのある場所へと一緒に行くことに。






あさイチ、有名な八戸朝市の行われていた舘鼻漁港の食堂で腹ごしらえ。

そのあと3人である川へと突入であります。場所を変えながら上流へ上流へと進みます。

小さな魚は取れるのですが、肝心の「アカハラ」はおらず。なにせ私が撮っていたのは50年も前になりますからね~。

川も環境も大きく変わってしまってますからすでに「アカハラ」事態の生息域が変わってしまっている模様です。

残念!

ですが、少年時代に経験していた川遊びが今回再び出来てかなり懐かしく楽しい時間を過ごすことが出来ました。

息子T君、ありがとう。

また行きましょうね、いい情報があったらキャッチしておきます、連絡入れます。

腰あたりまでの長くつ、買っておきます。