そして岩手山

先週の休日計画していたのですが、天候悪化で断念した岩手山。

今週はどうか?台風接近で曇り予報、雨予報ではないので決行です。


高速にのったはいいが、なんだか霧が出ているような。


進むにつれて徐々に霧が濃くなってきていますね、大丈夫でしょうか。一抹の不安を抱えながら取り合えず進みます。だめなら温泉でも入って帰ってきましょう。

ガソリンが底をつきそうだったので「岩手山SA」で給油。このあたりから霧も消え始めてきました。ほっと一息。


到着時には太陽もちらりと顔を出しくれて、不安払拭、良かったです。


入山証明を書いて、さあ出発です。

昨年の暮れにひとり登って、雪の中、途中知り合った地元の方と力を合わせて積もった雪を漕ぎ漕ぎなんとか登頂に成功。(この時の登山者は恐らく私達ふたりだけだった)冬季の登山での景色の美しさに感動をもらったその帰り、避難所で食事してから下りるというその地元の方を残し、ひとり先に下山したのですが、その積もった雪で道に迷い、違うルートを下りてしまい不安な目にあった事を思い出します。今は夏、今回は大丈夫でしょう。


1時間ほどかけて森林に囲まれた地帯を抜け出ると、青空が広がっておりました。気持ちいいーですね。

この急な滑る坂道を抜けてしばらく進むと見えてきます。


あれが頂上ですね。

あと一息です。このあたりにある避難所でトイレを借りようと行くと、先客のご夫婦がトイレのドアをガシャガシャと何やら奮闘中。聞くとドアが開かないという。私も挑戦してみたのですがやはり開かない。仕方なく我慢です。そのまま下りるご夫婦に別れを告げて私は頂上へと向かいます。


本日風強し、山頂にいる皆さんはシェルパーカに身を包んでおりましたが、私Tシャツ1枚、寒さもありましたがいつものごとくとんぼ返りであります。山頂滞在時間5秒と言ったところでしょうか。

おにぎりを取り出し、口に運びながらそのまま下山です。

半年前の雪の季節と違ってなんと快適な下山でしょう。


ここです。確かここで帰りにルートを間違えてしまったのです。足跡をたどって歩いていてそのまま左下方向に行ってしまったのです。景色が変わったらやはり戻るべきだったのですが、いかんせん雪になか、足跡ばかりを頼りに歩いていたので気が付いたあたりは後の祭り、反省です。

この看板は、私の記憶の中には無かったような、多分新設したに違いありません、私のような人が出ないように。

今日は間違いませんよ、しっかりと戻ります。

予定通りに下山に成功。

近くの温泉に行くと、数時間前に山頂付近で出会ったご夫婦に再び遭遇。

トイレは我慢したとのお言葉、えらい、さすがです、また機会があったらどこかで会いましょう。