あっさり系のあとは


雨予報が出ていた私の休日予定日。
ふたを開けてみるとやや青空、予定を立てていなかったので取りあえず早朝のジョギング、その後、朝から芝刈りに精を出してひと息。そんな折、ふと頭を過ったのがなぜかラーメン情報。昔ながらのあっさり系ラーメンのうまいと言う店を友人から耳にしていても、未だ行けてなかったことを思い出したのでした。
場所は種差、生うに丼からはじまり刺身定食やらいちご煮やら高級料理のイメージが強くてなかなか行けてなかったエリアであります。そんな観光エリアにもちゃんと素朴な部分を残していると言うのは大事なところであります。


初めての入店であります。
高級メニューがい並ぶその中にポツリとありました、ラーメンではなく「中華そば」。すでに席におつきの他の方々は豪華な御膳に並ぶ高級な料理をぱくつきながらお酒をグイ飲み、昼間っからうらやましい限りではありますが、私はやはり中華であります。


注文してから待つ事しばし、透明に透きとおるスープが美しい中華そばが到着。スープをひとくちゴクリ、コクのある極めてあっさりな醤油味、はやりの煮干し強い系でもなくギトギト感も無い昔風な安心できる一杯にほっこり。
「ごちそうさまでした」
奥の小上がりで宴会気味食事会の老紳士の一団の飲みっぷりはなかなかのもの、日本酒が次々と運ばれて行きます。
天気も良くなったし表を吹き渡る風も心地よさそう、午後からの予定もなにも特に無い本日の私、どうしようかな?いっそ芝刈り済みの庭で「プシュッ」っとビールでも開けますか、そうしましょそうしましょ、たまにはいいでしょ。
あの宴会模様につられて、買ってあった「青森限定キリン一番搾り」を開けてしまった休日の午後でありました。