神保町をぶらり

めずらしく件数の少ない出張、当然のごとく時間が余ります。
こんな時はやはり自身の指針の赴くままに行動あるのみ、今回は神保町探索、そう古書店見学であります。
かなり昔、私がまだ学生だったころに訪れて以来のエリアへと潜入、懐かしくもあり新しくもあり、何とも不思議な感覚であります。
大学があるから学生の多い事、そこは昔からおんなじですね。
靖国通り沿いぶらり一軒一軒回ります。
それぞれに個性のある品ぞろえ、なかなか面白い。


そんな一軒にあったこれ。
私、昔はリーゼント、この「エルビス、21歳」の写真集を参考にポマードを塗りたくったものでしたが、今は無い。
そしてこれ、私が昔を懐かしむために以前から探していたものでしたので今回の出会いに感激、ただし価格は5000円、ちと高い。
するとレジのお姉さん、「それは半額でいいよ」と。
なんとラッキーな、それを2500円で購入できたのであります、ありがとうございます。
その他時間の許す限りの古書店めぐり、お目当てのお宝にも数件めぐり合った事はめぐり合ったのですが、なにせ高額、ガマンガマンであります。


若かりしカリスマ作家達が原稿を載せていた「Gen」77年創刊号、赤色エレジー初版本、限りなく昭和であります。
500円に1200円とかなりの割安感、あとでじっくりと読みたいものですね。

アメリカでのビンテージ物の買い付け程に興奮できた楽しい時間でありました、時間できたら再び寄りたいものです、しかし財布は軽めにしておくつもりです。